ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/8 巨人 6-5 DeNA → 2発の3ランで逆転勝ち!対DeNAも何とか見える数字になった

DeNA 8勝10敗1分 東京ドーム

勝利投手:鍵 谷 15試合 2勝 0敗 0S
セーブ :大 勢 49試合 1勝 2敗 32S
敗戦投手:平 田 43試合 4勝 3敗 0S

・投手リレー
巨人:井上→鍵谷→デラロサ→クロール→平内→大勢 捕手:大城→小林
DeNA:ロメロ→平田→入江→田中健エスコバー 捕手:伊藤

本塁打
巨人:大城12号(四回3ラン)、中田19号(五回3ラン)
DeNA

日テレG+にて観戦 解説:野村謙二郎 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202209081index.html)
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DeNA7連敗中だったところからの連勝で、8勝10敗1分と何とか互角に近い数字になってきた
残り試合もDeNAとの戦いが多いことから、この3連戦で負け越すと完全に苦手意識が植え付けられて、上を目指すどころではなくなってしまうところだっただけに、ホームで勝ち越しで終われたことに、正直ホッとしてる。


僅か6安打で6点、チャンスも決して多いわけでは無かったけど、計7個の四死球というのが大きく、三浦監督からすると、それが問題だったとコメントしている通り、2つの3ランにはいずれも四球が絡んでいるため、こちらとしてはDeNAバッテリーに感謝。


そもそも、前日の23安打18得点のようなゲームをやると、だいたいが次の日は打線は沈黙するものなので、心配はしていたのだが、6点取ったとはいえ、すべてがホームランだから、巨人らしいと言えばそれまでだけど、打ち崩せなかったことには変わりない。


打線は大きくいじってこないと思っていたけれど、前日5安打の吉川を1番に戻し、坂本の負担を下げるために7番にするという入れ替えは行った。
皮肉なことに、その吉川はノーヒットで、一方で坂本はマルチ安打という結果になり、いぢらなかった方が良かったのでは?なんて言われそうになるけど、4回の3ランには坂本のヒットが絡んでいるわけで、終わってみれば、「まぁ正解」ってことになるのかな?
1打席目にいきなり、現役最多安打のヒットを打って、坂本自身も楽な気持ちになれたかもしれない。


一方で吉川は前日の感触が残っている中で7番から1番だから、ちょっとメンタル的なところでそれまでとの違いは出たのか?
個人的には吉川を1番に戻すなら、2番は坂本が良いと思っているし、ウォーカーも今は調子よいけど、相手バッターからしたらそれこそ、7番にあたりにいられたら嫌だと思うので、メンバーを代えないのなら、2番坂本、7番ウォーカーでもいいのではないかと・・・


そのウォーカーだけど、あのグラブからこぼれた落球は本当に惜しかった!!!!


重信とか松原だった追いついていたかもしれないけど、グラブに触れてない可能性もあるわけで、追い方、キャッチングとも悪くなかったと思う。
あれ捕れていたら、完全に熱盛コースだったなぁ・・・でも5回の中田の3ランにはヒットでお膳立てという貢献もしているし、あぁいう悔しさを味わったら、守備練習にもさらに身が入るだろうから、いい経験したのではないかと思ってる。


ここで4失点した時には、3回に作ったチャンスで点が取れないと、こういう風に相手に流れが言っちゃうんだよ、ってメモには書いて、この日は一方的にDeNAにやられそうな空気を感じたけれど、大城が3ランで1点差にしてゲームをわからなくしてくれました。


実はその前に、前日のご褒美でてっきり先発捕手は小林だと思っていたから、スタメンに大城の名前があった時には、ちょっと心の中でディスってたんです。
この日の井上も3回までは監督が言うように完璧、4回に大田に2ベースを打たれ、緊迫したゲーム展開だったからこそ、井上本人も「1点もやれない」という気持ちが強くなり、投球の幅を狭めてしまったのかもしれないが、このゲームでもあらわになり、これまで登板のたびに書き続けてきた「決め球の弱さ」が露呈する形となって、結果的には4回も持たずに降板となりました。


その時に、大城ではなく、小林だったら井上の良さをどう引き出すんだろうか?って思ったんです。
同時に、伊藤に打たれて失点するなら、鍵谷でなく井上続投でも同じだったろうし、8番、9番だったから代える必要も無かったのでは?って、タラレバもメモってる・・・


結果的にゲームは勝ったんで、決断は正解だったってことにはなるけれど、野球は難しいです


小林とのコンビだったら、あの4失点はなかったかもしれない、でも小林だったら3ランは打てない、って時点で、序盤からタラレバのオンパレード(笑)


ただ、井上の決め球問題は残ったままなので、そこは本人とコーチが宿題として考えないといけませんね。一方で解説の野村氏が「バッターからしたら、なんで前に飛ばないんだ?と考えているでしょう」と言うように、球威で押し込まれたり、タイミングが取りづらくて、フルスイングでも前に飛ばせないボールを投げているのは事実。
ピッチャー目線からだと、追い込んだ後、決めに行っているのにファールで粘られる・・・ってなるから、互いの認識の差は面白い。
ファールになるということは、タイミングがあっていないわけだから、ズレたまま前に飛ばしてくれれば、内野ゴロなり外野フライになって仕留めきることが出来るのに、そうならないのが井上の課題ってことになるのかな?


また初勝利はお預けになってしまったけど、監督は成長していると言っているし、ピンチを迎えても四球連発で崩れるようなこともなく、ストライクゾーンの中で勝負した結果なので、私も余り心配していないし、前日のような援護が序盤にあったなら、もっと大胆にも投げられていたわけだから、このまま先発のチャンスを与え続けてもらえれば、初勝利はシーズン中にゲットできる可能性は高いし、ここでファームに落としたり、中継ぎに回しても得るものは少ないので、素直に次回に期待したいと思う。


いずれにしても、8月に破竹の勢いだったDeNAが少しお疲れで、9連戦の最初のカードということもあり、三浦監督のタクトに若干の迷いがあったこともあって、勝ち越すことが出来ました。
順位はまだ5位ですが、3位の阪神とは1.5ゲーム差、引き分け数は広島を含め変わらないので、負け数だけで言えば阪神64(残り14),広島66(残り13),巨人65(残り15)と、ほぼ横並びと言っていいでしょう。阪神、広島との直接対決が1試合ずつで、しかもいずれも敵地なので、若干心配ではありますが、やっぱり目の前の試合をコツコツ勝利するしかありませんね。


出来れば3点差で大勢にバトンを渡したかった中で1点差、しかも先頭を出してしまうという状況下で、送りバントが無かったということもありましたが、もっとも気をつけなければいけない桑原、そして先制点の起点となった大田を連続三振で切るあたり、大勢はさすがです
最後のフォークなんか、完璧です。


平内はバタつきましたが、あそこで安易に代えないで、最少失点で終わったことも、平内自身にとっても良かったと思う。ベンチに帰ってから、桑田コーチと会話をしていましたが、どんな内容だったのか、心の底から聞いてみたい


もともと井上に長く投げさせるつもりはなかっただろうから、鍵谷の4回の登板は別としても、デラロサ、クロール含めしっかり相手に流れを渡さなかったのも良かったです。


今日の戸郷には12勝をどうしても手に入れて欲しいけれど、相手が大野ですから、投手戦になりそうな予感がプンプン。対大野でまたオーダーを変えてくる可能性はあるけれど、中田のコンパクトスイングからのホームランを見せられると、今は中田の前にどれだけランナーを貯めるか、歩かせられないシチュエーションを作るかが重要になってきそうです。
岡本のスイングもその影響で、コンパクトさと力強さが戻ってきている感じですが、またちょっと強引モードになっているので、フリーバッティングの時に意識しているような逆方向への特大の一発を待ってます。

 

(すみません、前日のコメントへの返信はもう少しお待ちください<m(__)m>)

 

 

管理人:みんぐ
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