ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」6/30 巨 2-1 阪神 → 岸田やってくれたねぇ~こういう選手の活躍は嬉しい!

阪神 3勝6敗0分  東京ドーム

勝利投手:高梨 (1勝0敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:加治屋 (0勝2敗1S) 

・投手リレー
巨人:戸郷→中川→高梨 捕手:大城
阪神:西純→岩貞→石井→加治屋 捕手:梅野

本塁打
巨人:岸田 1号(10回裏ソロ) 
阪神:山近本 4号(1回表ソロ) 

日テレG+にて観戦 解説:工藤公康赤星憲広 実況:北脇太基
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230630_8003_1/)
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BiSHの解散ライブが前日にあって、熱気が残っているかのような東京ドーム。
推しの子コラボから始まるという感じのホームでの決戦でしたが・・・


円陣番長でチームの盛り上げ役だった岸田が、ついに主役の座を手に入れた!


って言いたくなるほど、見事なバッティングでした。
もともと、「打てる捕手」として期待されていたし、去年の記事でも、U18でクリーンアップを打っていた、岸田、岡本、香月の3、4、5番に期待しているということを書いた記憶もありますが、その岸田がガツンとやってくれたってのは、胸がアツくなります。


このゲームが始まる前の時点で、阪神との対戦は2勝6敗


阪神が首位を走る中で、交流戦前の甲子園での3連戦で3連敗したことが、阪神首位の原動力になってますし、こちらとしてもその悔しさが交流戦の勝ち越しの原動力にもなってました。


その悔しさを晴らすにはホームで勝つしかないわけで、そのスターターとして満を持して登板した戸郷。
よく上原が、間隔があくと身体が軽くなりすぎてかえってピッチングがおかしくなるって言ってましたが、まさに立ち上がりはそんな印象。
その日使えるボールを探ったり、少しでも長く投げるためにスロースタートするのは、最近の戸郷のピッチングスタイルですけど、身体と気持ちのバランスが整わなかったり、探ってくることを見透かされる感じで、いきなり近本にホームランを打たれ、そこから自分探しをする序盤になってしまったかもしれません。


無表情で淡々と投げる戸郷ですけど、表情を曇らせたり、首を傾げる場面などもあり、自分と戦っていた感じでしたが、大城のタイムリーで同点に追いついてからは、いつもの戸郷に戻りました。
WBCからの疲労の蓄積などもあり、間隔をあけて挑んだ登板でしたけど、それはそれで調整が難しいという事を感じさせるピッチングだったと思います。

(ただ、故障離脱が一番ダメージが大きいので、それもやむなし)


とはいえ、さすがエースですね、そこからは圧巻の投球。先頭打者を出すことなく、ピンチでも冷静ないつもの戸郷で、終わってみれば8イニングで143球という意地も見せるような投球でした。


観てる方が心配になる球数ですが、本人がヨシとするなら仕方ありませんし、首位のチームを相手にエースが下りるわけにはゆかないという、確固たる意志をも感じさせてくれたという点で、勝ちこそつきませんでしたが、勝利に等しい振る舞いだったと思います。


大勢不在の中、9回のマウンドを託された中川も素晴らしかった。


続く高梨も含め、2人とも3人でピシャリと締める展開で、相手にチャンスを与えなかったのはゲームの展開を変えました
今日以降も、大勢の代わりは中川が務めることになると思いますが、ブルペン総動員が予想される土日の連戦において、期待された左腕が期待通りに結果を出し、エースが意地のピッチングで、後ろを2人で終わらせてくれたという事が、追い風になってくれることを信じたいです。


攻撃面では、誕生日だった岡本にバースデーアーチをちょっと期待してしまいましたが、本人も意識していたかなぁ~1打席目の2ベースこそ見事でしたけど、全体を通して言えばちょっと気負っていた感じ。
特に9回の目の前で秋広が申告敬遠されて、自分と勝負というシチュエーションに関しては、惜しい当たりはあったものの、ちょっと怒りに任せて強引に行ってしまったかな?という風にも見え、その感情の高ぶりが頼もしくもある半面、まだ若いなって思わせる部分もあって、見どころ満載でした。


ブリンソンの2番にも驚きましたし、3打席の結果と守備を見てると、なんで?って思わなくも無かったのですが、9回の2ベースで何とか最低限の役目を果たした感じ。
ベンチの思惑やデータによる判断もあるのでしょうが、ブリンソン2番はちょっと機能しなかったという感じでしょうか?
まぁ8回まで3安打しかできなかったわけですから、誰が悪いと責めても仕方ないゲームで流れから考えても敗戦、よくて引き分けという感じでしたから、全ての手柄を岸田が持って行ったと言ってもいい勝利だったと思います。


とはいえ、甲子園3連敗の悔しさを晴らすには、今日が大事。


金曜勝利のあとのズムサタは梅ちゃんがご機嫌なので、今朝は楽しめましたけど(笑)
今日勝てなければその楽しさも半減です。
菅野と、天敵と言ってもいい伊藤との投げ合いですから、戸郷のピッチングを受けて、お兄ちゃんの菅野がどれだけ粘りのピッチングをしてくれるかがキーになりますね。
この阪神との3連戦に合わせたようなローテで挑むわけですから、負けるわけにはゆきません。


昨日のご褒美で岸田がスタメンマスクってことはないでしょうけど、そんなことも期待してしまうほど、伏兵のサヨナラってのはベンチを盛り上げるので、得意の鼻息プンプンで今日も存在感を見せて欲しいな~なんて、思ってしまいます。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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