対 ヤクルト 9勝7敗0分 東京ドーム
勝利投手: 戸郷 (10勝2敗0S)
セーブ :
敗戦投手:清水 (1勝4敗0S)
・投手リレー
巨人:戸郷 捕手:大城
ヤクルト:ピーターズ→木澤→清水 捕手:中村
・本塁打
巨人:岡本和 25号(2回裏ソロ)、岡本和 26号(8回裏ソロ)
ヤクルト:
日テレG+ にて観戦 解説:野村謙二郎、内川聖一 実況:蛯原哲
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230803_8003_1/)
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もし、岡本の勝ち越し弾が無かったとしたら・・・
恐らく戸郷は9回までは投げたかもしれないが、勝ち負けつかずで、ただ疲弊しただけ。仮にチームが最終的に負けでもしたら、踏んだり蹴ったりのゲームになるところだった。
ってのをゲーム終了直後に想像して、背中に冷たいものが走った(汗)
だから、勝利の瞬間は嬉しさよりも、ホッとしたという気持ちの方が強くて、あまり喜べていない自分がいました。
今でも、一夜明けて、戸郷の肩肘の状態はどうだろうか?WBCで活躍した多くの投手が、順調にシーズンを動けていないことを見ていても、ただただ心配になります。
ってなネガティブなことは、この辺にしておきましょう(笑)
前日の新旧キャプテンの活躍からの、投打のキャプテンのお立ち台ですから、巨人ファンのテンションが上がらないはずはありません。
しかも、昨年は目の前で何度も一発を浴びて、サードで見送っていた村上のホームランを回避して(まともに勝負に行けなかったのは仕方ない)、今度は2試合連続で2本x2を見せつけることが出来たわけですから、いくらプライベートでは仲良しだとは言え、球場のファンにとっては歓喜の瞬間を味わったことでしょう。
まずは戸郷
初回からストレートは 150km/h 、今シーズンは少しでも長く投げるために、割とストレートは抑えめにしていることが多い印象でしたが、この日は最初から飛ばしてんなぁ~と思っていたのですが、結局、モチベーションMAXの最終回でも150km/hでしたから、ひょっとすると本気で投げたら 152~154km/hくらい出せんじゃね?って思っちゃいました。
5回、オスナに打たれたタイムリーの場面だけ、カウント悪くして無理して勝負する必要無かったんじゃないかなぁ~って思いましたが、反省点はそこだけでした。
最終回は自ら志願したと言ってましたが、ベンチとしても、いきなり塩見に打たれた瞬間に、中川を出すかどうか本当に迷ったでしょう。
気持ちとしては、最低でも同点にされるまでは、戸郷が納得できるようにしてあげたいという気持ちがあったとしても、現実に勝ち越しが目の前にあれば、確率を優先するのは当然。
戸郷の中でも週末には灼熱の広島で戦うわけで、ブルペンに負担はかけたくないという想いが強かったでしょうし、それは投手陣全員が感じていたことでしょう。
それがヒーローインタビューでのブルペン勢ぞろいでの歓喜にも表れており、高梨を中心として「ONE TEAM」を合言葉にしている結束力の高さを感じます。
これで2ケタ勝利で単独トップ
まだまだ先は長いので、くれぐれも身体だけは気を付けて欲しい。
次の登板は来週、ホームでの阪神になるでしょうから、広島には帯同しないでしょう。とにかく体を休めて、回復させることを優先し、次に備えてもらいたいです。
解説の内川氏が「感動しました」って言ってましたが、確かに、今のご時世に149球の力投は感動しかありません、ネットコメントでは「戸郷をコワす気か!」なんて言葉も飛び交ってましたが、本人が望み、そしてその力が残っているのであれば仕方ない。
原監督はリーダーシップという言葉を使っていましたが、普段からの取り組みや野球に対する姿勢はリーダーとしての自覚から来るものかもしれませんし、言動からも伺えるように、もともと持っている戸郷の性格、資質なのでしょう。
同学年の投手も多いですし、今季入団した外国人選手もいますから、先発投手とはこうあるべき!みたいな模範が伝染し、投手陣全体の意識が高まってレベルが上がるとするならば、戸郷のこの熱投は単なる勝ちという事以上の意味があるものだったのかもしれません。
今日投げる同い年の横川に、大きな影響を与え、同じく力投をしてくれることを期待したくなります。
そしてもう一人のヒーロー岡本
解説の野村謙二郎氏は「今は投げるところが無い」ってなことを言ってましたが、前日の2ホーマーを含めて、状態が非常にいいですね。
先日の今季初の逆方向へのホームランから、バッティングスタイルが良い時の逆方向へ戻るのではないかと見ていましたが、むしろそっちに固執することなく、今は打てると思ったボールをただただ叩いているという印象。
勝ち越し弾もヒットならやむなしと低めに変化球を集めてくるだろうことを予想し、ほんの僅か高めに来たところに反応で打ったように見えました。
手ごたえは十分だが、あとはキレるかどうか・・・?って打球でしたけど、今は軸足のタメがしっかり出来ているので開きすぎず、上手く打てました。
注目すべきは4回のセンター前
強引にならず、素直にバットが出ているので、余裕をもってボールを見れている気がします。
ヒーローインタビューにもありましたが、一瞬だけ不調になり、打てない時期が続いた際に原監督に言われた「空気」って言葉が、ずっと耳に残ってるんでしょうね(笑)
逆にそれが今は良い方向に出ているのですから、原監督の愛あるゲキも効果的だったという事でしょう(笑)
あとは、秋広だけです、阿部ヘッドと色々と試行錯誤しながら改良に取り組んでいるようなので、効果が出るのはこの先になると思いますけど、彼のバットがまた火を噴き始めた時、新たな攻撃パターンが生まれそうな気がします。
それにしても、ピーターズにはずっと抑えられっぱなしで、チームが勝利したとはいえ、攻略するにはいたりませんでした。
そこはバッティングコーチ、作戦コーチは猛反省です。
ゲーム中のデーブのコメントが「選手それぞれが・・・・」でしたから、ベンチとして崩す策が無かったんだろうなってのが残念で、唯一垣間見れたのは、梶谷が出た際の足を使うということくらい。
ちなみにブリンソンは最初の打席で、あ、ピーターズとは全然合いそうにないなって見えたんで、結果論ですけど、チャンスの場面では代打を出すなりした方が良かったのではないかと思いました。
いずれにしても8月最初のカードを勝ち越しして、良いスタートが切れたと思います。
今日からは鬼門のマツダでの広島戦。
ヤクルト、中日から勝ちを積み重ねても、上位チームに一泡吹かせない事にはどうにもなりませんから、最低でも勝ち越し、前半戦の借りを返すためには、スイープする勢いで乗り込んで欲しいですけど、ま、正直なところ壁は高いですね。
初戦を任される横川がフォームに修正を加えたということなので、どう投げてくれるのか楽しみにしたいと思いますし、この週末3連戦はブルペンはフル稼働でしょうから、それを助けるべく、打線の援護に期待します。
管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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