ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」8/8 巨 6-7 阪神 → 追いつきかけただけに残念だけど・・・・

対  阪神  4勝10敗0分 東京ドーム

勝利投手:西純 (5勝2敗0S) 
セーブ :岩崎 (3勝1敗21S) 
敗戦投手:菅野 (2勝5敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野→今村→船迫→高梨→ロペス 捕手:大城→岸田
阪神:西純→加治屋→岩貞→馬場→ケラー→岩崎 捕手:梅野

本塁打
巨人:長野 3号(4回裏2ラン)、岡本和 31号(6回裏2ラン) 
阪神:森下 4号(8回表2ラン) 

日テレG+ にて観戦 解説:山本浩二赤星憲広 実況:平川健太郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20230808_8003_1/)
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先日の記事で、落合氏の言葉を引用し、勝てる時は勝ち切る、負ける時は消耗を少しでも避けると書きましたが、途中からは多くの野手を入れかえ、投手リレーもなるべく勝ちパを温存して・・・という風に舵を取ったかのように見えました。


まぁ敗戦の責を菅野一人にかぶせる気はありませんが、それでも、エースと呼ばれ、後半戦のキーマンにもあげられ、大黒柱の一人として期待されている投手ですから、もう少し何とかして欲しかったのは事実


今シーズンは持っている球種をフル活用し、コーナーを丁寧についてゆくピッチングスタイルに変更している途中だと思いますが、もともと菅野は序盤に、その日使える変化球を試しながら、組み立てを構築してゆくタイプ。
それゆえ、様子見で投げている序盤につかまりやすいところはあるのですが、この日はそれがことごとく甘く、高くいってしまいました
個人的には阪神打線に対しては、パワーピッチャーの方が攻略に向いていると思っていて、かわすタイプだと、僅かに甘く入っただけでも弾き返される。
四死球の多さから見ても、際どい球には手を出してくれない打線なので、今の菅野とはかみ合わせが悪いだろうなと思っていただけに、その通りになってしまったのは残念。
このゲームの重要性は誰よりもわかっていたはずなので、原監督が身内なだけに余計に厳しいコメントを残したのも仕方ないでしょう。


そもそも阪神打線が菅野を恐れていないのが、初回から見えましたし、こういう時は、スタミナ配分など考えず、初回からストレートで押してゆく方が、良かったのかもしれません。


ロングリリーフが可能な今村が控えていてくれたので、まだ中盤立て直しましたが、それとて、代わりっぱなに打たれてしまったのは痛かった。


まぁ3回で5点差ですからね、この時点で阪神投手陣からひっくり返せると思う人も少ないわけで、私も半分はこの時点で諦めました。


ただ、夏男コンビ、長野と岡本キャプテンがやってくれましたね!
特に岡本はスゴい、今はボールが大きく見えてるんじゃないか?ってくらい、ココ!っというところに来たときは、打ちミスをしません
巷ではバレンティンの月間記録18本を抜くか?ってのが話題になってますが、余り意識するとバッティングも狂いますし、本人はその一瞬だけに集中しているだろうから、コンディションの維持に全力を注いでほしい。


心配なのは坂本と大城、坂本は大丈夫そうだというコメントもあったけど、大城は腫れているという報道があったので、そちらはかなり心配。
もともと休ませてあげたい選手ではあったけれど、さすがに抜けるとなるとチームとしては厳しいので、何とか軽症であることを祈りたい。


代わって出た岸田にも安打が出たのは良かった。


ゲームとしては、秋広のホームへのツッコミと森下の2ラン、この二つが流れを相手に渡してしまいました
秋広のツッコミは次のバッターが岸田だということを考えれば、一か八かってのはわかりますし、それ以上に阪神の連係プレーも素晴らしかった
惜しむらくは、秋広の足がホームベースで浮いてしまったことと、キャッチャーの捕球位置を走りながら確認して、僅かに右に逸れて手でタッチするなどの工夫があれば、変わっていたかもしれないけれど、その走塁技術を今の秋広に求めるのは酷すぎる
ただでさえ、ファースト、ライト、レフトを練習し、バッティングも進化の途中。その中で、さらに走塁技術まで求めるのは可哀そうすぎる。
最終的にはコーチの判断だから、責はコーチが請け負って、秋広自身はビデオを見返し、何が悪かったか、次はどうしたら良いか、考えてくれればそれでいい。
むしろ、ケガをしなくて良かったとホッとしている。


結果的に1点差で負けたので、森下の2ランが余計だったという事になる。


継投をどうするかは悩ましいところだったし、ゲーム展開的には逆転が考えにくいところではあった。週の初めのゲームなので、マシンガンはしにくいし、最後は高梨に賭けたということはわかるが、タラレバを言うなら、あそこで右ピッチャーに代えて抑えることが出来ていたなら・・・と想像してしまうのも仕方ない。


(ま、それだけじゃなくて、野次に関してネットではザワついてましたけどね
 過去に何度も言うように、応援というのは味方を鼓舞するもので、相手を卑下するものではない。
 甲子園では高校球児たちがフェアなプレーを見せている中、そろそろNPB自身が何らかのガイドラインを出して欲しいなと思ってます)


これで阪神は5連勝、背中は遠く離れていってしまいました。


先日の記事でも書いた通り、前回の広島戦、今回の阪神戦、両方でスイープして初めて、上位2チームが焦ってくれる状況下で、初戦を落としたのですから、相手からすれば楽ですね。
ただ、4勝10敗という対戦成績が阪神が今の位置にいる要因の一つであることは間違いないので、少しでもその差を詰めるべく、選手には頑張って欲しいです。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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