ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」10/4 巨人 1-0 DeNA → 7度目の正直、山崎伊投手2ケタおめでとう!そして・・・

対  DeNA  14勝11敗0分 東京ドーム

勝利投手:山﨑伊 (10勝5敗0S) 
セーブ :
敗戦投手:東 (16勝3敗0S) 

・投手リレー
巨人:山﨑伊 捕手:大城
DeNA:東 捕手:山本

本塁打
巨人:
DeNA

日テレG+ にて観戦 解説:高橋由伸川上憲伸 実況:田辺研一郎
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20231004_8003_1/)
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シーズン最終戦という事で、色々噛みしめながら書いてたら遅くなりました。


まずは、このゲームのレポート。


素晴らしい投げ合いでした。


山崎伊は9イニングを投げ切り、111球、被安打2の無失点、四死球は0個と完璧な内容で自身の2ケタ勝利&完封でシーズン最終戦を見事に締めました。


1点が重い展開でしたが、不思議と点が取られる雰囲気が無いくらい、山崎伊には「絶対に勝つ」という気迫と、キレ、制球力があり、安心して見ていられました。
最終回のバント処理は、フィールディングの良い山崎伊ならではのミスでもあるけれど、その後、同じ処理をしてサードで仕留め、内野フライ、三振で終わらせるあたり、エースの風格が漂ってたのではないでしょうか?。
最終回でも150km/hを投げられるスタミナと、それでも投げミスをしないピッチングは、階段を上がったことが見てとれて、前日の赤星と共に来季への期待が膨らみます。


攻撃面では東相手ってのことで、しゃーないところはあったけれど、別に勝負しなくてもいい場面で東が吉川に甘い球を投げてしまったところをしっかり捉えて点が取れたのは良かった。
(あれはバッテリーのミスだと言っていいけど、東だからってところもあったと思う)


とはいいつつ、、何度かチャンスを作ったのに、その1点しか取れなかったのはやはり反省点。
浅野、門脇のルーキーの連打からの坂本の打席では、是が非でも点が欲しかったけれど、ソトの良い判断と浅野の飛び出しでチャンスがフイに・・・こういうところが、点を取り切れない今季の巨人を表していますが、坂本のバットをへし折った東のピッチングも見事でした。


終わりよければ全てよしではありませんが、最後の最後の2戦は来季への期待を頂かせてくれる若き投手の躍動と、浅野、門脇、秋広らの安打など、近未来の巨人の姿が垣間見れる勝ち方で、ギリギリ貯金で終われたこともあって、悔しいシーズンを過ごした中でも、まだ希望のある終了だったのではないかと思います
(贅沢を言えば、キャプテンの豪快な一発で締めて欲しかったですけど)


シーズン終了セレモニーでは、原監督の辞任、阿部ヘッドの次期監督就任という発表もありました。
事前に漏れ伝わっていたこともあって、驚きそのものはありませんでしたが、山崎伊が最後のアウトを取った後、ベンチの原監督の目にうっすらと涙が浮かんでいたところ、原監督のあいさつ後、坂本、菅野が優勝できなかった責任を感じてか、涙を流していた光景が印象的でした。


悔しい思いをしたのは、我々ファンはもちろんですが、必死に戦っていた選手が一番感じていることでしょうから、この悔しさが来季、どういう形となってチームの風になるのか、楽しみにしたいと思います。


原監督的には辞任となっていますが、本音を言えば、この悔しさを来季に晴らして華々しく引退し、次なるバトンを託したかったと思います。恐らくフロントからの進言や世論に押されるような形での辞め方のような気がしますが、成績を考えると致し方ない部分もあり、やり切った感は無いでしょうが、出来ることはやったという想いはあるのではないかなと推察します。
(挨拶後の原監督の表情を見る限り・・・ですけど)


阿部新監督に関しては、まだ組閣が一部しか発表になっていないので、何とも言えませんが、以前にも書いたように、巨人しか知らない選手でしたから、個人的には一度、球団を離れ、解説者として1~2年過ごし、他球団のキャンプを視察したり、他球団の試合の解説をしたり、巨人以外の選手へのインタビューや対談などを経て、戻ってきても良かったのではないかと思っています。


キャッチャー出身の監督になるということで、今までとは違う風も期待する一方で、巷で言われているように昭和的な部分もあって、どれが正解かは一概に言えませんけど、阿部2軍監督時代のいわゆる「阿部チルドレン(阿部ンジャーズ)」が結果的にチームを引っ張る存在になれていないなど、批判的な意見があることは本人もわかっていることでしょう。


だからこそ、見聞を広めて欲しかったのですが、決まった以上は応援するのみです。
原イズムの継承などと言われてますが、むしろ、だからこそ反省点もわかっているでしょうから、どういう指揮をとるのか楽しみです。
優勝が厳命と言われてますが、私から見れば、まずはAクラスに入れば御の字だと思っているので、今、伸び盛りの選手をさらに伸ばし、新たな戦力でチームに刺激を与えつつ、次なる巨人を目指してもらえればそれでいいです。
挨拶の中で「常勝」という言葉が出てきましたが、今や巨人も常勝軍団ではなく、これから改めて常勝軍団を作るという段階だと思います。
金満球団と言われ、補強によるチーム力向上をはかった時もありましたが、資金力があるのであれば、それは育成のための資金に充てて欲しい。新しい機器や、考え方の導入、充実した育成施設、やる気と見識に満ちた指導者の育成など、お金をかけるところはたくさんあります。コーチの海外研修なんかもあっていいですし、外部からの招へいも積極的に行って欲しい。


出来ることはたくさんあるので、「今までがこうだったから」ではない、新鮮な空気感で新生ジャイアンツがスタートすることを切に願います。


総括は後日にするとして、まずはキャンプ、WBCから始まった今シーズンも何とか全試合レポートすることが出来ました。
いつも見てくれている皆様、勝っても負けてもコメントをくださった皆様、本当にありがとうございました。
何とか続けてこれているのも、そういった声や見ていただけているという実感がモチベーションになっております。


ファームの選手権もありますし、海の向こうでは本日アジア大会での日韓戦もあります。
11月にはアジアプロ野球チャンピオンシップ2023があって井端新監督の初陣もあり、ドラフトも待ってますし、戦力外通告など、これからもニュースには事欠かないでしょうから、折に触れて番外編として書いてゆきますので、時々でもお立ち寄りいただけたら嬉しいです。


本年もお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

_(._.)_

 

原監督お疲れさまでした!


管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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