ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ 番外」侍ジャパン、オーストラリアとの試合は収穫がありました

巨人ファンとしては、戸郷がWBC球に上手く対応でき、結果を残せたこと
岡本が2戦とも爪痕残してアピールできたこと


この2つは見ていて胸が熱くなりましたね。
1戦目の今永もそうですし、2戦目の佐々木、高橋、大勢なども同じですが、初見で打ち崩すのは難しい投手なので、ある程度通用すると思っていましたが、ガッツリとハマったのは見ていて気持ちが良かったです。
本戦のメンバーはまた変わってくるでしょうし、海外組がどうなるかによって大きく違ってくるでしょうが、もう坂本、丸、菅野、中田といった30代の選手の出番は無いんだなと改めて感じる2試合だったと思います。


もちろん、経験豊富なバックアップ選手がいることによるチームの安定感は必要だと思うので、最終的には何人か経験者が入ってくるんでしょうけど、とりあえず、ここまでは代表チームは負け無しってことで、順調な船出なのではないかと。


各チームとも秋季キャンプに入って、連日、しごかれているので、戸郷や岡本らが来季、出遅れないかも心配ではありますが…


どの試合も打ち勝っている感じですが、やはり際立っているのは投手力ですね。
過去も今も代表チームは投手力で勝ち抜いていますが、今回のメンバーも非常に頼もしい投手が揃っていて、敵としては嫌ですが、味方にするとこんなに頼もしいのか!って投手が多く、また、どの投手もWBC特有のボールに対応しているのが素晴らしいです。


村上がホームラン連発しているので、なかなか目立つことはありませんが、岡本も結果を残してますし、彼らにまじることで、何かを掴んでくれるなら来季への期待は高まります。
出来れば、左の村上、右の岡本でコンビを組んでくれるといいんですけどね(二人、仲も良いですし)


さて、話はかわり秋季キャンプですが
今はちょっと中継がお休みなので、ネットニュースでしか情報が入ってきません


その中で、月曜の日テレG+「超ジャイアンツ」での原監督と宮本氏の会話から気になったことをいくつか


まず、色々と叩かれることの多い原監督ですが、選手起用、コーチ人事、すべてにおいて、聞かれたら根拠を即答できるのは素晴らしいと思います。今回のインタビューで特に気になったのは久保コーチの起用について


他球団を経験し、実績を残しているのはもちろんなのですが、今まで巨人と関わりの無い久保さんがなんで選ばれたのかな?って不思議に思っていたんですけど、原監督と久保コーチは同世代で、ツーカーの仲だったんですね。打診した時に、巨人のためではなく「お前(原監督)のために」と一肌脱いでくれることを決意してくれたようですが、そういうやりとりってのは何かいいなと・・・
コーチ陣も若返って、これからコーチも勉強してゆくという中で、名伯楽と呼ばれる人が数名いることには、期待感と安心感が膨れます。


あと、山崎伊との対談もありました


来季への課題として、シュートを生かすためにも強いストレートを投げたいというのを強調していましたが、そのためにはどうしたら良いのかが今一つ伝わってこなかった、練習での1球を大事にして気を抜いたボールを投げないようにすると言ってましたが、そんなのは当たり前の話で、下半身を鍛えるのか、上半身を強くするのか、具体的な課題が見えなかったのは残念です。
今シーズンは体調の事も考えて大事に起用されてきましたが、来季はフルでローテに入ることを期待されている投手ですし、今季のデータは他球団に丸裸に冴えているわけですから、まずはローテ争いに勝ち残り、1試合の中で乳酸の溜まらない身体を作って1イニングでも長く投げ、さらにはシーズン通してローテに入る体力も身に着けるという大きな壁が立ちはだかります。


全選手に与えられた時間は平等ですから、その中で、いかにして一歩も二歩も抜きんでるか、さらに目の色を変えて頑張って欲しいなと期待しています。


デーブへのインタビューの中で、「原監督は提案したことは”やってみろ”と常にやらせてくれる」というやり取りがありました。
口の悪いアンチの人にすれば、「コーチがやりたいことをやらせて、結果が出なければコーチに責任を押し付ける」っていう叩く絶好の口実なんでしょうけど、自分が提案したことの結果に対して、責任をもつのは当たり前なのでは?って思います。
もちろん、許可を出したのは監督ですから、最終責任は負わなければいけませんが、コーチとの門を閉ざし、自分勝手にするのではなく、覚悟をもって提案されたことに対しては否定するでもなく、自分でも「それはいいかも!?」と納得するのなら、許可する空気感は悪くないと思います。結果が出なければ、そこからブラッシュアップして改良してゆけばいいだけの話ですし、それだけ聞く耳を持ち、門を開ているということを重視すべきかと。


原監督もデーブはしっかりした知識と信念をもっていると評価していましたし、それは、過去の実績やプロ野球ニュースでのMCでも伝わってましたから、今の巨人に足りないものはコレなんだ!っていう強い意志の元に指導してくれれば全然OKだと思います。


そして、ウィーラーの自由契約


ほとんどの巨人ファンが予想していたこととはいえ、実際に公表されると寂しいですね。
本人が現役続行を希望しているのかどうかわかりませんが、出来れば巨人に指導者として残って、外国人選手専用コーチなんていう初の役職につくとか、若手の技術力をあげるコーチとして球団に残って欲しい気持ちが強いです。


追記
村田兆治さんの死去にはただただ嘆くばかりです。
9月にちょっと世間を騒がせることはありましたが、プロ野球界において偉大な方であったことは紛れもない事実。
年齢的に晩年のプレーしか見ることは叶いませんでしたが、むしろ、晩年、そして引退後にさらに名声をあげるプレーをしていたのは目に焼き付いています。
これだけの功績を遺した方の最後としては非常に寂しい結果となりましたが、あのマサカリ投法は今も、今後も忘れることは無いでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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