ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」4/4 巨人 2-0 中日 → 終わりよければ全てよし、よい勝ち方でホームへ戻ってこれる

対  中日  1勝2敗0分 バンテリンドーム

勝利投手:菅野 (1勝0敗0S) 
セーブ :大勢 (0勝0敗1S) 
敗戦投手:梅津 (0勝1敗0S) 

・投手リレー
巨人:菅野、中川、大勢 捕手:小林
中日:梅津、梅野、松山、祖父江 捕手:木下、加藤匠

本塁打
巨人:
中日:

JSPORTS 2 にて観戦 解説:森 繁和,荒木雅博 実況:節丸裕一
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240404_19021_1/)
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BSではマッチが解説していたので、生中継はBSで、でも、森繁さんの解説も聞きたかったんで、そっちは録画して後から見るという、観戦ダブルヘッダー(笑)


チームとしては3連敗中、対中日2連敗中で、負けると暗雲立ち込める空気のゲームとなりましたが、かつての菅野は「連敗ストッパー」として大黒柱の活躍をしていましたから、投手陣最年長だからこそ、嫌な空気を一掃してくれるピッチングを期待してました。


本人も色々と思うところはあるでしょうし、緊張もあったと思いますが、終わってみれば7回90球、奪三振は3個ながら四球1、被安打4と完璧と言っていいピッチングでした。
全盛期なら、このまま9回まで投げ切って120球くらいで完封していてもおかしくないくらい。


久々のコンビを組んだ小林との息もぴったりで、サインに対して首を振ることはなく、テンポよく投げ込んでいたので、中日打者陣も自分のペースで打てていなかったのではないかと思います。


決してピンチが無かったわけではありませんが、3イニング連続、それも意図していたかのような配球でゲッツーを取り、大人のピッチングというのを見せてくれたと思います。


若いキャッチャーを育てるのが課題の巨人ですが、週の真ん中で大城を休ませる意味でも、阿部監督がこういう配慮しながら、チーム運営をしてゆこうとしている事も垣間見えて、その点でも今季は違うという側面を見せてくれたような気がします。


攻撃面では2回のチャンスは下位打線に回るので仕方ない、3回の菅野四球からの萩尾のヒット、1、2塁という最も難しい場面で門脇がしっかり送りバント
丸も三振、内野フライが許されない中で、きっちりとゴロを転がして、アウト一つ献上しつつも先制点をもぎ取るという、阿部監督がやりたかったであろう形で点を取りました。
塁上に菅野が残ったままだと、次のピッチングに影響が出そうなところ、ちゃんと準備する時間を与え、続く岡本がレフト線へのタイムリー。
もちろん、豪快な一発で点を取りたいところですが、こういうところで1点ではなく、2点を取るという野球が出来たのは大きかった。
欲を言えば、5回のチャンスで坂本にタイムリーが欲しかったですが、バンテリンでの中日との対戦というのは、こういう1点を取る難しさがあるので、そうそううまくはゆきません。


課題の8回をどうするかに注目もしていましたが、中川はもともと菅野門下生で、阿部監督からも「なんとかコウタ(中川)に復活してもらいたいから(交代で)いいか」と菅野に打診した上で送り出すという配慮。菅野が首を振るわけもなく、送り出された中川は3人で締め、トドメは大勢の3者連続三振。
球速160km/hはスピードガン大丈夫?って思わなくは無かったけれど、ストレートの威力とフォークのキレは素晴らしかったので、これが継続できるなら1イニングで連打されることはそうないだろうなという姿を見せてもらったと思います。


なんにしても、連敗中の嫌な空気の中、菅野が貫録のピッチングでそれを止め、その前の敗戦を忘れさせてくれたのは良かったと思います。


これでローテ一回りし、結果的にはメンデスが崩れただけで、山崎も7回3失点ですからゲームは作っていますし、船出としてはまずまずだと思います。
敗戦のうち2つは、中川の被弾とケラーの被弾ですから、ブルペンが大きく崩れたわけでもなく、形を作るという過程にあることを考えれば、色んな意味での手ごたえは感じていると思います。


1~3番をどうするか問題はまだありますが、それとて固定するに至るには、まだ時間がかかるでしょうから、今は若手を競わせながら、頭一つ抜き出る選手が出てくることを期待して、試す期間が続くでしょう。
特に1年目の選手は、体力あるエースクラスの投手との対戦がしばらくは続きますので、慣れるのにも時間がかかると思いますし、2年目とは言え萩尾も1軍では実質1年目に近い選手ですから、チーム内でバチバチやりながら、研鑽を重ねて欲しいですし、オコエや松原のようにそれなりのキャリアがあって、若手と競っている選手は、また違うモチベーションで争っているでしょうから、そういう選手が俺が!って存在感を出してくれることを監督も期待しているでしょうし、見ている我々も期待しています。


ってことで、少し気持ちを取り戻してホームに戻っての週末ですが、何かと勢いのあるDeNAとの対戦。金曜ですから、開幕投手同士の戦いという事で、戸郷 vs 東 の投げ合いはいち野球ファンとして楽しみです。戸郷としては、この先もエースクラスの投手との対戦が続くので、そういう意味でもチームのエースが勝ち頭になることの難しさはありますが、今シーズン一番欲しいタイトルは最多勝だと公言している戸郷ですから、絶対に相手より先に点を与えないゲームをして欲しいですし、味方もこれまた難敵の東から1点でも多く先にとって、援護してあげて欲しいなと思います。

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

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