ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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5/13 巨人 9-1 西武 → 矢野4度の出塁で久々のお立ち台!原監督500勝達成!

巨人 9-1 西武 5月13日(木) 東京ドーム

対 西武:1勝1敗0分

勝利投手:藤 井 7試合 3勝 1敗 0S

敗戦投手:石井一 7試合 4勝 2敗 0S

・投手リレー

 巨人:藤井→越智→山口(C:阿部→鶴岡)

 西武:石井一→野上→田中→岡本洋→谷中→星野(C:細川→吉見)

ホームラン:

 巨人:阿部8号ソロ、坂本7号ソロ、エドガー1号2ラン、坂本8号2ラン

 西武:

前日の屈辱を晴らすべく臨んだ埼玉西武ライオンズとの2回戦。巨人は二回に阿部のソロ本塁打で先制すると、三回にも打者一巡の猛攻で6点を挙げ突き放す。先発の藤井も7回5安打1失点の好投を見せ、9対1で西武に快勝。原監督は監督通算500勝を達成した。

Yomiuri Giants Official Web より

昨日のトラウマを引きずらないように気分を変えたい部分もあったでしょう。先発が石井ということで右打者をずらっと並べたという理屈もあるでしょう。

しかし、今日はそんな理屈を抜きに、右打者を中心に結果を残した会心の試合でした。

何故か藤井の時は早い回に大量点というパターンが多い(これ、前回も書いたな)。

4月半ばまでの藤井は、そのリードを守りきれなかったわけだが、1勝してからはすっかり変わった。6~7回にピンチを迎えるのは相変わらずだが、それは藤井に限らずどんな投手でも5回をすぎたあたりから疲れが出るのは当然。ここしばらくの藤井はそういった場面でも粘りの投球が出来るようになった。

打線は何といっても坂本!

ライトスタンド、レフトスタンドの両方へ叩き込み、キャンプから取り組んでいた右打ちの成果か距離も出てきたのは大収穫。左右に長打が打てるとなれば相手投手も攻めづらくなるだろう。

さらにエドガーの来日初ホームラン!

ファームに行った後にジャイアンツ球場で見たときは、当分戻ってこれないだろうと思っていたが、意外に短期間で戻ってきて、しかも結果を出したのでビックリ!これがホンモノなら左の脇谷、右のエドガーと相手に合わせた2枚看板のセカンドが出来上がる。

そしてトドメは矢野!

四球x2、ヒット、タイムリーと全ての打席での出塁。特に四球2打席は私の中で評価が高く、打席で集中できており、ボールが見えている証拠。原監督も矢野の集中力は今はチームで1番と太鼓判を押しているほどだし。もともと大事な場面での強さには定評のある勝負強さが売りだけど今日はそれが前面に出ていた。この調子を維持してゆけば、何年もライバル関係だった亀井の出番をなくすほど一気に成長できるかもしれない。

となると、工藤←→松本 は確定的としても、亀井が戻ってくるにはファームで相当の成績を残さないと厳しくなってくる、もちろん矢野も1軍で今後も結果が求められる。この二人のライバル関係は、シーズン終了までお互いを高めあいながら続けていってドンドン成長していって欲しいと思う。

そして原監督はこの勝利で通算500勝を達成した。歴代5位だが4位の藤田監督とは16勝の差しかないので、このままで行けば今シーズン中に4位になることと思う。500勝記念のボールをあっさりと観客に投げてしまうあたり、まだまだ通過点ということなんだと思う。最長は川上監督の1066勝なので、あと7~8年もやれば歴代1位になる可能性もある。ファンとしては原監督が長く続けるということは、チームの調子が良くて変える必要が無いということだと思うので次は1000勝を目指して頑張ってもらいたい。

明後日からはロッテとの2連戦。今日西武が負けた事で、またセパの首位同士の戦いという奇妙な連戦となる。世間もワタシもキム・テギュンイ・スンヨプの韓国4番同士の対決に注目していると思う。ある意味、新旧ロッテの4番の戦いと言い換えてもイイ。本調子ではないながらも結果を残しつつあるスンちゃんが、古巣相手、しかも後輩との対決ということで本来の爆発力を取り戻すきっかけになってくれると嬉しいが・・・使ってくれるかな?原監督は・・・