ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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6/1 巨人 0-11 ロッテ → 今シーズン初の無得点で惨敗

巨人 0-11 ロッテ 6月1日(火) 千葉マリンスタジアム

対 ロッテ:2勝1敗0分

勝利投手:マーフィー 22試合 4勝 0敗 0S

敗戦投手:内 海 9試合 5勝 2敗 0S

投手リレー

 巨 人:内海→オビスポ→金刃→豊田(C:阿部→鶴岡)

 ロッテ:マーフィー→橋本→古谷(C:里崎→的場)

ホームラン:

 巨 人:

 ロッテ:今江3号2ラン、金泰均13号2ラン

12球団トップのチーム打率を誇る千葉ロッテマリーンズ打線に内海が挑んだが、三回までに4点を奪われ早々と降板。後を受けたオビスポが四回に5点を献上。打線もマーフィーに抑えられ、前カードでは2連勝した相手にワンサイドゲームで今季初の完封負けを喫した。

Yomiuri Giants Official Web より

西武に連勝し、波にのることを事を期待していた・・・・でしょ?

とはいえ、ロッテは前回、4-2、10-8といずれも2点差で勝利したチームということで、まぁ間をとって3~4点の争いになるかな?と予想していた。

結果的には初回のチャンスに攻め切れなかったことが、マーフィーを乗らせることとなり、4安打7三振無得点と今シーズン初めて完封負けを喫してしまった。

そのマーフィーは試合後、由伸やラミレスが言うように事前のデータよりもストレートが速く、適度に荒れていたため捕らえることが出来なかったようだ。自身連勝中ということや応援が素晴らしいホーム球場ということもあってか、ストレートを軸にリズムよく投げられてしまった。

(これまで、さんざん書いているが)いいテンポの投球は打撃にも影響し、ただでさえ好調なロッテ打線に火をつける結果となってしまった。

一方の先発の内海。前回の登板で少し復調の兆しが見られたので、期待していた。

ただ、ロッテ打線は今江、井口、キムテギュンと右の好打者がそろっているため、同時に不安も抱えながら見ていた・・・が、不安は的中。

球場の雰囲気に飲まれたか、ロッテ打線ということで慎重に行きすぎたか、ストレートのコントロールが不安定で、ボール先行となることが多く、不利なカウントからストライクを取りにいった所をやられている。チェンジアップも微妙に高かったため、ストレートがだめなら・・・と投げたところをガツン。真のエースを目指すのであれば、駄目な時は駄目なりの投球術というところを見せてほしい。

逆に対右打者という意味では、途中から登板のオビスポはインステップして投げるスタイルが右打者には効果的ということで、締めてくれれば、まだまだ反撃のチャンスはあると思っていたが、火のついた打線をとめることは出来なかった・・・自分のエラーで失点するなどむしろ相手をさらに勢いに乗せてしまう投球で、その後の金刃も貴重感を欠いての登板となり、もはや試合にならない状態。1~3回の中で1点でも取れていれば流れは変わったかもしれないが、4回の5失点で勝負はついてしまったため、ここでTVを消してしまったGファンも多いのではないだろうか・・・

ま、1点差でも11点差でも負けは負け、この悔しさは明日ぶつけてくれればいい。

加治前と小田嶋を試せるのも、こんな展開だったからで、結果的にはヨシとするかな。小田嶋は余程結果がほしかったんだろうな、ノースリーから待っていたストレートが来たので、振りにいったが残念ながら高めのボール球でセンターフライとなってしまった。あそこは完全な負け試合、しかも少ない打席のチャンスということがあったとしても、キッチリと四球を選ぶ冷静さが欲しかったけど、彼の気持ちを考えたら、まぁ仕方ないか。

あとは、豊田が1イニングを2三振でキッチリ抑えてくれたことが収穫かな。前回登板も内容はよかったし、彼の場合はストレートのコントロールさえ良ければ、まだまだ十分に戦える投手。右の中継ぎとして久保に頼りっきりだっただけに、2試合連続の好投は明るい材料・・・かな。

派手に負けはしたが、まだ2勝1敗。明日勝てば西武に続いて2チームに対しての勝ち越しが決定する。日ハム以外には勝ち越せるチャンスがまだ残ってるだけに、今日の屈辱を明日は倍にして返して欲しい・・・っても、斎藤コーチが言うように、明日のゴンちゃんも・・・・不安だ。