ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/29 巨人 12-11 広島 → あぶねぇ~~~!クルーン劇場開幕も締めたのはマイケルだった

巨人 12-11 広島 8月29日(日) マツダスタジアム

対 広島:14勝6敗0分

勝利投手:久 保 62試合 7勝 1敗 1S

セーブ :MICHEAL 25試合 1勝 0敗 1S

敗戦投手:林 26試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

 巨人:朝井→久保→山口→越智→クルーンMICHEAL(C:阿部→鶴岡)

 広島:齊藤→林→青木高→岸本→森(C:會澤→石原)

ホームラン:

 巨人:脇谷6号2ラン、小笠原29号2ラン

 広島:廣瀬10号3ラン、岩本13号2ラン

両チーム合わせて30安打の乱打戦となり、リードしては広島が追いすがる展開となった。最終回には1点差に詰め寄られるも、12対11でなんとか逃げ切り接戦を制した。

Yomiuri Giants Official Web より

おぃおぃBS-TBS延長してくれないのかよ~~~!と慌ててホームページ見て確認したらスカチャンHDでやってた・・・・ヨカッタ。

一昨日、クルーンで追いつかれて延長に行った日の原監督のコメント

「(クルーンは)これを糧にしてくれればいい」

だったのだが・・・・糧にするどころか、全く同じ相手(岩本)に同じくツーランホームランを浴びるという何も糧に出来てなかったパターン。違ったのは2点差ではなく3点差だったということ。それでも、次にもヒットを打たれ、この場面で四球はまずいと不満顔のクルーンをマイケルに変える。すると、いきなりの四球で2アウトながら1,2塁で1打同点のピンチだったが、何とかライトフライに打ち取りゲームセット。

勝ったのに、負けたような気すらしかねない辛勝となったが、何とか3連敗は免れた。

昨日の負けで朝井には相当のプレッシャーとなったか、5回持たず4回2/3で6失点と散々な内容となってしまった。

谷、ガッツ、ラミちゃんの2,3,4番がマルチ安打、7,8番の長野、脇谷がマルチ安打と頑張ったおかげで16安打で12点をもぎ取り、昨日の不安を払拭したが、投手陣は久保がピンチを止められず(とはいえ、これはちと可愛そうだが)、山口が捕まり・・・そしてクルーンが炎上と、不安ばかりを残す結果。クルーンは復帰してから制球が安定したような気はするが、直球がMAX152Kmと本来のスピードが出せてない。140km台のフォーク、スライダーと武器は持っているが、やはり彼の武器はストレート。せめて155kmくらいまで元に戻ってもらわないと、今後も厳しいかもしれない。

(そん時はまた荒れるかもしれないが)

前半はお客様だった広島が後半になってすっかり苦手な相手になってしまったような、というか広島が巨人に対して非常に強い気持ちで望んできている感じ。これを振り切るにはより強い気持ちが必要となるだろう。今日の打線にはその雰囲気を感じたが、投手陣のほうは・・・・涙

中日がビジターで成績が悪いと巷では言われているが、実は巨人も昨日までビジター8連敗で、あやうく9連敗になるところだった。次に東京ドームに帰れるのは9月10日(ちなみに広島戦)。帰ってくるまでに何とか首位にしがみついていられるかどうか、、、明後日の金沢、次の富山でヤクルトと対戦。明日の移動日でどれだけ気持ちを切り替えられるか、それが問題だ。

ちなみに今日付けで野間口と福ちゃんが登録抹消(代わりに藤井とリンが上がってきた)。ヘタをすると今季はチャンスがこない可能性があるが、いいところと悪いところがはっきりしているだけに、調整の方向性は決まっていると思う。最後の最後、大事なところで絶対にあがってやる!という強い意志を持って精進して欲しいと思う。

残り試合が少なくなり、ゲーム差0で阪神にしがみついているが、実は負けが3つ多い(引き分けも2つ阪神のほうが多い)。甲子園で阪神と5試合残しているし、実は順位差にごまかされているが、実質的には3ゲーム近く離されているというのに近いと思う。甲子園で3勝2敗と勝ち越しても負け数は1つしか縮まらず、残りは他のチームに託さなくてはいけないという状態。阪神はもともとの好調打線にアニキが復活したことで、さらに手ごわい状態になっている。

と、ここまで書いているところで原監督のコメントが入ってきた。

「今日のゲームはジャイアンツが12-11で勝った。以上です。他にはありません、細かいことを言い出したらきりがありません。本来なら2つ勝ててなきゃいけない試合ですから」とのこと、まぁ我々でも言いたいことが山ほどあるんで、現場でタクトを振っている身としては我々以上にあるんでしょう。

(でも、その細かいことが聞きたいんですけど)