ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/1 巨人 3-3 ヤクルト → 頑張った藤井のためにも何とか勝って欲しかった

巨人 3-3 ヤクルト 9月1日(水) 富山市民球場アルペンスタジアム

対 ヤクルト:9勝9敗1分

勝利投手:

敗戦投手:

投手リレー

 巨人:藤井→久保→越智→山口→クルーンMICHEAL→高木(C:阿部)

 ヤクルト:石川→押本→渡辺→松岡→林昌勇→李恵踐→松井光(C:相川)

ホームラン:

 巨人:

 ヤクルト:

富山で行われた東京ヤクルトスワローズとの北陸シリーズ第2戦。巨人は同点で迎えた五回に連続タイムリーで2点を勝ち越すも、ヤクルト打線の粘りの前に八回、同点とされてしまう。試合は一進一退のまま延長戦へ。再三のピンチを懸命の投手リレーでしのいだ巨人は今季初の引き分けで9月をスタートした。

Yomiuri Giants Official Web より

Q 終盤のピンチをしのいで今季初の引き分けです。

A 粘って戦って、引き分けという結果になりました。9月は勝負の月。粘りも出てきましたし、いいスタートを切ったと思います

えぇ~~~~!?いいスタートっすか!????

昨日はともかく、今日は勝ってた試合だと思うけど・・・確かにヤクルトの粘りはスゴイと思う。巨人の9安打に対して13安打(先発野手全員安打)、昨日だってホームランなしで12得点と打線は繋がりだすと止まらないし、先発、中継ぎ、抑えと役割分担もしっかりしてる。今は弱点らしい弱点が見当たらない状態なのは間違いない。

だからこそ・・・藤井が5回を投げきって1-3。久保が1点取られたところまでは仕方ないとはいえ、7回以降は勝ちパターンを投入し、追いつかれてしまった。

これは巨人的には負けに等しいゲーム、ヤクルト的には勝ちに等しい引き分け。

という感じに受け取ったのだが。

前にも書いたが、阪神よりも負け数で4つ、引き分けで2つ離されているだけに、負けなかったのは幸いだが、昨日は東野で落としてヤクルトとの対戦成績が5分になったので、今日は何としても勝たなくてはいけない試合だった。

・・・・と書いてきて、う~ん、負け越さなかっただけヨシとするか?という気持ちになってきた(これはヤバイか?)。なんとなく原監督の気持ちが少しわかったような気もするが、それでもこういう試合は絶対に落としてはいけない!という強い気持ちが伝わるようなゲームが見たかった。6回以降はエドガーが2本ヒットを打っただけで、全く点をとれる雰囲気が無かったのが非常に残念。特に脇谷は5回にヒットが出たものの5打数1安打4三振と、ようはヒット以外全て三振だった・・・・7回から出た松本も2打席2三振・・・脇谷や松本はボールに当てることで何かが起こることを期待される選手。クリーンヒットが打てなくても内野にボールが転がるだけで、相手野手も平常心ではいられなくなる(はず)。それが二人で6三振はいかんでしょう。

久保はランナー2塁にいる状態からのリリーフだったので仕方ないにしても、越智が1失点。山口も0点に抑えたが1アウト1,3塁というピンチを作ってしまうなど、あきらかに久保、越智、山口には疲れが見える。一方で高木は1アウト2塁の場面でリリーフして川端をセカンドゴロ、新田を三振と今日も好調だった。明後日からの中日3連戦を考えれば今日は早い段階で高木、マイケルといった”今この瞬間信用できる”投手を先出しするという手もあったんではないだろうか。

(結果論と言われればそれまでだが)

さて、問題はナゴヤドームでの中日3連戦。

巷では内弁慶といわれている中日だが、確かにナゴヤドームでの中日はいつも以上に手ごわいと思う。相性のいい内海を先頭に持ってきたものの、基本的には裏ローテ。打線は阪神ほど爆発はしてないが、まぁまぁ何とか復調傾向(阿部の故障が気になるが)、それでも初戦を落とすと一気に雰囲気が悪くなるのはあきらか。昨日、可愛そうな使われ方をしたリンが登録抹消となり、トオルオビスポ)が上がってきた。昨年は中日戦で部類の強さを発揮したトオルも、現在はファームでも結構失点してて不安を隠せない状態。彼を中日3連戦で使うつもりなのであれば余計に内海には勝ってもらわないと厳しい戦いになるのはあきらか。

背に腹は変えられないのかもしれないが、お願いだから高木を先発で試してやってもらえないかと4度目のお願いをしてみる。