ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/26 巨人 2-3 横浜 → まさか、まっか(眞下)にやられるとは・・・シャレじゃないって

巨人 3-2 横浜 9月26日(日) 横浜球場

対 横浜:14勝8敗0分

勝利投手:寺 原 17試合 4勝 3敗 0

セーブ :山 口 52試合 2勝 8敗 28S

敗戦投手:越 智 58試合 4勝 4敗 5S

投手リレー

 巨人:グライシンガー→高木→朝井→越智→山口(C:阿部)

 横浜:眞下→牛田→寺原→山口(C:相川)

ホームラン:

 巨人:ラミレス45号ソロ、ラミレス46号ソロ

 横浜:ハーパー19号ソロ

序盤に2点のリードを奪われたものの、ラミレスの2打席連続アーチで同点に追いつき、小刻みな投手リレーでチャンスを待ったが、拙攻続きで勝ち越しできず、八回に越智がタイムリーを浴び、2対3で敗れた。

Yomiuri Giants Official Web より

さすが尾花元巨人コーチ、我がチームの弱点を良くご存知で・・・・(泣)

まさか、ここに来てまっか(眞下)を持ってくるとは、失礼ながら予想してませんでした。いや、いい投手なのはイースタンの試合を見ていたので知ってますし、我が家のプロスピ2010(PS2だけど)でも2011年になって先発ローテを任されるほど成長してるんで、手強い投手ってのは試合前からわかってましたが、これほどとは思いませんでした。

ただでさえ、初物に弱い巨人、しかもカーブ使いとなれば苦労は必至。ましてやチーム事情的には失うものが無い状態で、観客の多い巨人戦となれば燃えてくるもの。優勝を争うチームであれば、かる~~~くプロの洗礼を浴びせなければいけないところだが、むしろ来季に向けて自信をつけさせてしまう結果となった。

阪神の秋山投手ともども、各チームに巨人キラーを生み出してしまう予感を感じさせる投球内容となってしまい、非常に残念。

今日はやはり久保の疲れを考慮して(か)、朝井を投入しての必勝リレーだったが、久保と同じくちょっとお疲れ気味だった越智が捕まってしまった。でも、これも責めることは出来ない。全ては打線が悪かった今日の敗戦。

1,2,3番がノーヒット四死球1という成績であれば、勝てるわけが無いのが野球。特に前回心配だと書いたガッツは4打数ノーヒット3三振とどこか身体が悪いのではないかと心配するほどおかしな状態になっている。ラミちゃんに2打席連続のホームランが出て、前試合のホームランと合わせて状態が上向きな状態なだけに、どちらかのホームランの時に1,2,3番の誰かが塁にいたら・・・・というのが悔やまれてならない。

監督はノーアウト満塁で点が入らなかったことを悔いているようだが、”ノーアウト満塁は意外と点が入らない”というのは野球の格言。守るほうは守りやすく、投げるほうは失点覚悟で思い切って投げるため、むしろプレッシャーは打者の方へむかってくるので、点が入らないことは珍しくない。

それよりも今日、試合を見ていて感じたのは、失点した直後のお通夜のような選手やベンチの表情。監督があんな重い顔をしていては選手たちにもプレッシャーがかかるって!そもそも東京ドームとナゴヤドームで中日に3連敗を2度した事が今の状態を招いているわけで、それでも何とか優勝争いに土俵際で残っていることを喜びと感じてもらわないことには・・・オーナーが「2位以下なら6位と同じ」なんて余計なプレッシャーかけるから余計に重くなっちゃって。

もっとギリギリまで戦えていることを喜んで、表情にだして欲しい。

今日、中日が勝てば巨人の優勝がなくなるところ、なんと14試合連続の勝ち負け同じ記録で付き合いよく負けたことで、土俵際で足が地につきかかっていたところ、僅か5cmくらい浮いている状態で粘っている。明後日からの試合が2位争いになってしまうところ、何とか踏みとどまったわけで、決して運が逃げたわけではない。次の阪神戦で2連勝すれば今日マジックが点灯してチーム内に大きな希望と喜びが点灯した阪神にも一転して大きなプレッシャーをかけることが出来る。中日はあと1試合をナゴヤドームとはいえ、試合間隔があいた状態で苦手のヤクルトと対戦することになるわけで、決して楽に勝てる試合ではない。

今日のソフトバンクの優勝を見てもわかるように、優勝するチームというのは例外なく、チームが一丸となってまとまっている。表情にも厳しいながらやるぞ!という気迫と明るさを感じるもの。巨人ナインも劣勢に立たされた状況の時こそ、あぁいった一体感を感じさせてくれる試合を見せて欲しい。