ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/27 巨人 1-4 ヤクルト → 原監督!明日からって・・・・開幕からお願いしますよぉ

巨人 1-4 ヤクルト

対ヤクルト:2勝2敗0分

勝利投手:由 規 3試合 2勝 1敗 0S

セーブ :林昌勇 7試合 0勝 0敗 2S

敗戦投手:内 海 3試合 2勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→西村→金刃→越智 捕手:加藤→實松

ヤクルト:由規→押本→バーネット→松岡→林昌勇 捕手:相川

本塁打

巨人:

ヤクルト:畠山6号ソロ、バレンティン4号ソロ、バレンティン5号ソロ

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前日の大敗から立ち直りたい巨人は二回に小技で先制するも、雨の静岡・草薙球場で調子を乱した内海が好調ヤクルト打線につかまり、2連敗を喫した。

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今年の巨人のスローガンは「結束」。

そのため、キャンプではガッツ、ラミレスを含めた主力選手全員を集めて夜間のバント練習をしたりしていた。

今年の巨人は昨年、下克上を果たしたロッテの「和」のようにチームが一丸となって1点を奪いにゆく、そんな野球が見れると期待していた・・・・

が、今日の原監督のコメントを見て、愕然

Q:なかなか打線がつながりません

A:いいピッチングをされているとはいえ、もう少し、ここという時の集中というかね、チーム全体で襲いかかるというかね。その打席に入っている人間一人が戦っているような感じがするね。調子がいいときも悪いときもあるから、全員でここという時には相手を攻めていくというかね、そういうふうにあしたからしていきたいと思いますね

えぇ~~~~!明日からですかぁ?

開幕からやってたんじゃないんですかぁ?

いやぁ、久々にガッカリしました。

チームリーダー阿部が開幕直前に離脱。

守りのみならず攻撃面でも柱となっている選手がいないのだから、選手内の同様はこちらが想像している以上だろう。代わりに指名されたガッツ(小笠原)が選手史上最悪ではないかと思われるほどの不振で、周りに気を回す余裕があるのかどうかも怪しい状態。

こんな中では、選手ひとりひとりが勝利のために、その瞬間、瞬間何をするべきかを考えて、自己犠牲してでも塁に出る、塁を進める、アウトを確実に取るという積み重ねが必要なんじゃないかと思うが、画面から見えるナインの動きは皆、自分のことにいっぱい、いっぱいで状況に応じた動きができていないように見える。

さらに言うと、監督を含めた首脳陣は果たして「結束」しているのかどうか、疑わしくもなってくる。特に攻撃面に関しては監督やコーチの意思というか方針が見えてこない。今日のように風が強くてぬかるんでいるグラウンドなら、もっとボールを転がすとか、逆方向、センター方向を意識して向かってゆくとかしても良さそうなもんだが(ちなみに中日は同じような状況で今日はそういう野球をしていた・・・でも勝ったのはブランコのHRだったけど)、特にそういう指示がでている気配も無い。

まぁ、ヨシノリが良いピッチングをしていたが、チャンスメークも何度か行って、惜しい場面もあった。阪神戦は好調だった長野だが、腰の張りを訴えた翌日は予想通り打てずチャンスを2度つぶし、ラストはガッツがチャンスをつぶしてしまった。その中でどこか1つでもモノに出来ていれば戦局は変わったと思う。が、それも今シーズン良く聞かれる「あと一本が・・・・」ということで、弱点は相変わらずだということか。

内海に関しては、確かに良くなかった。

昨年、立浪氏や赤星氏が内海の印象について「ストレートと変化球の腕の振りが全く同じで的が絞りにくい、調子がいい時の内海投手は本当にやっかいだ」と言っていた。ということは、スピードが売りの投手ではないので、コントロールが定まらないときは的を絞れば打てるということ。雨という悪条件でコントロールが落ち着かない今日のような日は畠山に打たれたホームランのように甘い球が時折いってしまう。スピードボールのあるヨシノリの場合は悪条件でも緩急で対処できる・・・ということだったのかもしれない。

ただ、エースと呼ばれたいと思うのであれば、少なくとも味方が苦労して点を取った後くらいはピシっと抑えないとね。

7回の田中大二郎のヒットは良かった。越智も1イニングを抑えたし、良い材料が全く無いわけではない。

連敗ストップをルーキーに託さなければいけないという状況は情けないところだが、明日は澤村が連敗ストップ、そしてヤクルトの連勝をストップしてくれると期待して締めたいと思う。

また今日も愚痴になってしまった・・・・(涙)