ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/22 巨人 1-4 オリックス → 若手の経験値の無さが勝負を分けたか・・・・・(涙)

巨人 1-4 オリックス

オリックス:0勝1敗0分

勝利投手:岸 田 15試合 1勝 2敗 8S

セーブ :中 山 5試合 0勝 4敗 1S

敗戦投手:ロメロ 16試合 0勝 2敗 10S

投手リレー

巨人:グライシンガー→アルバラデホ→ロメロ→西村 捕手:阿部→加藤

オリックス:朴贊浩→吉野→香月→平野→岸田→中山 捕手:伊藤

本塁打

巨人:

オリックス

日テレG+にて観戦

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オリックスとの1回戦は、1点リードされて迎えた九回に代打・矢野のタイムリーで同点に追いつく粘りを見せたが、延長十回に抑えのロメロがつかまり3失点、1対4で敗れた

Yomiuri Giants Official Web Site

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両チームとも総力戦といってもいい激しい試合だったが、最後はヤングジャイアンツの経験値の無さが勝負の分かれ目だったか・・・・?

試合後の原監督のコメントに「”たら・れば”になるが、九回に決めておけばよかった。?」なんて質問が出るほどキーとなった場面だったが、こればっかりは否定も肯定もしにくいところ。円谷のところで残っていた高橋(信)を代打に?という意味合いも含めてのことだと思うが、あそこで出してしまうと交代要員がいなくなり、仮に延長になった時に手を打てなくなるというのはあっただろう。1アウト2,3塁だったため、円谷には犠牲フライ(これは難しいと思っていたが)もしくはバットにあてさえしてくれれば、3塁ランナーを帰すことは出来るだろうと思っていたのではないだろうか?

9回に阿部が必死の思いで勝ち取った四球。あの粘りを見ていれば、おのずとやるべきことは見えているだろうし、ここで打てば今日のお立ち台!さらにはレギュラーのチャンスも!と若手の二人には意気込んで欲しいところだったが、結果的には円谷、大田とも三振で終了。犠牲フライを打つつもりであれば、打てるボールが来るまでファールで粘るなどのしつこさが欲しかったが、目に生気の無かった二人にはそこまで食らいつくほどの集中力は無かったと思われる。

ま、だからといって責めるつもりは無い。

負ける時はこんなもんだし、この経験を糧にして次に同じような場面になった時に、さらなる集中力で結果を出してくれればイイ。東京ドームの大観衆の中でサヨナラの場面で回ってくる緊張感なんてジャイアンツ球場では味わえない経験だっただろう。そういう意味では矢野のあの集中力と勝負強さは光っていた。アレと阿部の四球を手本にして、何が1軍のレギュラーになるために足りないかを知ったと思うので、明日以降の試合で技術はそこまで伴わなくても、精神力で今日と違うところを見せて欲しいと思う。

ラミレス、阿部を下げた時点で、9回に決められなければ圧倒的に不利になったわけで、延長の末、負けたのはもう仕方ないとしか言いようが無い。

責めるつもりは無いといえば、今日は5打数ノーヒット。10回表には記録の上ではヒットだったが、本人はエラーだと悔いているだろう勝ち越し点を相手に与える守備をした坂本。これまで、彼のおかげで勝つことが出来た試合数を考えれば、今日、彼を責めるつもりは全く無い。むしろ、捕球は一流、送球は二流だった坂本があの打球をはじいてしまうことに見ていて驚いた。

他にも1回に相手から貰ったチャンス。4回に相手から貰ったチャンスをモノに出来なかったことに原監督は御冠のようだし、事実、あのチャンスのどちらかを得点に結びつけられていれば、試合は全く違うものになっていただろうけど、それこそ「たら・れば」というものだ。今日はジャイアンツの日ではなかったと素直に受け止め、明日、取り返す気迫を今夜(自宅で)蓄えて欲しい。

そういう意味では、今日、若手が味わった悔しさはファームや、オープン戦では得られない経験なだけに、むしろこのタイミングで味わえてヨカッタと思うようにするしかないかな。グライシンガーも絶頂ではないが、前回、今回と試合を作ることが出来、これで監督・ナインの信頼を得るところまで復調しつつあると言ってもいいと思う。悔しいだけではない負けだったと思えば、明日に繋がる試合だった。

気がつけば、交流戦順位上位6チームにいるのは、中日と巨人だけ。

このままでは、昨年の二の舞になりかねない状況だけに、セリーグチームには頑張ってもらうしかない。今日からセリーグ主催のゲームが始まったわけで、皆、自宅に帰れただろうからしっかりと英気を養って、明日頑張ろう!!