ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/30 巨人 6-2 ヤクルト → 4番が打てばチームに活気が生まれる!崖っぷちから這い上がれ!

巨人 6-2 ヤクルト

対ヤクルト:1勝1敗0分

勝利投手:内 海 1試合 1勝 0敗 0S

敗戦投手:石 川 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→東野→山口→久保→西村 捕手:阿部

ヤクルト:石川→押本→増渕→松岡→林昌勇→松井光 捕手:相川

本塁打

巨人:阿部1号ソロ

ヤクルト:

神宮球場フジテレビONE(録画)にて観戦

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前日のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第1戦で逆転負けを喫し、巨人にとって負けが許されない第2戦。四回に阿部のソロ本塁打で先制。五回には内海のスクイズで点差を広げる。先発を託されたエース内海は6イニングを一失点と先発の役割を果たし、マウンドを中継ぎ陣に託す。終盤はピンチの連続も何とか踏ん張りリードを保つ。九回に代打・高橋由が走者一掃のタイムリ二塁打を放ち勝負あり。総力戦で勝ちをもぎ取り、明日の最終戦へと望みをつなげた

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MLBワールドシリーズが昨日終わり、CSでは都市対抗野球が盛り上がり、デーゲームでは日ハムvs西武が熱い!そんな野球漬けの日々に感謝しつつも、神宮へ向かう足取りは小雨混じりで気温が低いこともあって、ちょっとテンションは下がり気味。

パリーグは西武が勢いを見せて2連勝で這い上がった。神宮へ向かう道中、それをワンセグで見ていたが、日ハムのあと1本が出ずに・・・・特に8回裏の場面では、まるで我がチームを見ているような感覚に陥り、お願いだから今日の巨人は「あと1本が・・・という悔しさを味わいませんように!」という思いが募る。

それにしても、何度見ても日ハムのあの応援はスゴイな、地元だからということを差し引いても、というか、あの男女交互の掛け声はTV越しで見ていても鳥肌が立ってくる。なんの巨人の応援だって!という気持ちもあるが、2階席、内野席も含めてのあの一体感は東京ドームで実現するのは難しいか。タオル振る時は球場全体がオレンジに染まるけど、チャンステーマの時とかは内野席まで一体になるほどには至らないしなぁ。

ちょっとうらやましいと感じた応援だった。

さて、話はCS1st第2戦。

あとが無くなった巨人だけれども、昨日は固くなったか良いところを出せないままの敗戦。今日はどんなオーダーで来るかと思いきや、ヨシノブを谷に代えただけのオーダーでのぞむとあって、寺内、古城はそのままだったことで、3塁側が少しザワついた。

昨日も同じことを言ったが、じゃあ誰がいるんだと言われれば、サードには亀井、セカンドには脇谷と・・・・ぶっちゃけ、そう変わらないか?と思わせる内野陣の心細さが不安をあおる。

ただ、守備の人、寺内は今日は守備で見せてくれたし、最後にヒットも出たのでまぁヨシとするか、

スタンドから見る限りは初回からマックスの石川と、抑えてはいるが何となくいい当たりをされているように見える内海とで、若干不利か?と思えたが、そのスタートダッシュの差が中盤に明暗を分けた。

ほとんど失投らしい失投がなかった石川だったけど、そのわずかな失投を阿部がとらえてスタンドイン!まずはこれで主導権を取った形になり、それまでの内海が徐々に調子を上げてきただけに7回くらいまでは楽に投げてくれそうに思えた・・・・が、やっぱり今季のヤクルトは怖い。ちょっと守りに入った内海からすかさず1点を返し、ゲームの流れをつかみかけようとした。

そうそう、2点目の内海のセーフティスクイズだけど、3塁側から見ていたらよくわかるが、谷の走塁が素晴らしかった。セーフティスクイズなので、投げると同時に走るわけでなく、その上で打球の転がりを判断してから素早いダッシュが必要とされる難しい走塁を難なくこなすあたり、やっぱりベテランの判断力はスゴイなと感心させられた。

(谷は守備でも光ってたし、今日の功労者の1人)

7回まで内海に投げさせてほしかったけど、つかまりかけていたので仕方ないか。昨日の嫌な記憶がよみがえってくるが、とにかく中継ぎ総動員で抑えてくれ!と思っていたら、東野がいきなりのフォアボール。もう、この人は本当に心臓に悪いわ、ファイナルに出たら先発も・・・と4人目の候補にあげられそうだけど、気持ちを前面に出して攻めてなんぼの投手が、一発が怖いとはいえ慎重にというより、逃げているように見えたピッチングをしているようでは困る。2アウトまではこぎつけたけど、2アウト病を恐れて監督は山口を・・・結局、一人ずつずれた形でグッさん、久保を回す形になってしまったので、やっぱり東野は怖いという印象がより強くなった。

8回の寺内の場面とか、9回の鈴木とか古城の場面とか、代打をだしてもおかしくないところで、原監督は代打を温存した。結果的には8回の寺内はもう少しでセンターオーバーの当たり、9回は鈴木が林昌勇からヒット、古城が四球と仕事をした。8回はサブローを出して、セカンドには脇谷を・・・というのも考えられたし、9回は鈴木のところでヨシノブを出すという選択肢もあったと思う。終わってみれば9回には4点を取って快勝となったけど、正直なところ見ている側としてはヒヤヒヤだった。すでに守備固めに入っていたので、1点を守りに行ったんだろうし、それが功を奏した形だったけど、8,9回はしびれる場面が続いて気が気じゃなかった。

林昌勇を攻め立てて、明日に不安を抱かせることに成功したのは大きい、一方では久保が負傷し、具合が分からないがこれまた明日に不安を抱くことになった。3戦目までもつれ込めば巨人優位と思っていたが・・・・・・

明日は赤川vsゴンちゃんになると思われる。負けたら終わりのプレッシャーにどこまで赤川が開き直れるかがキーになりそうだけど、どちらかというと不安材料はこちらの方が多いか?ぶっちゃけ、赤川を攻略した記憶はないし、気温が低ければゴンちゃんは不安だ(間も結構空いてるし)。長野、ラミレスがボール球に手を出しまくって打ててないのが気になる一方で、青木、畠山にはヒットが生まれた。阿部が振れているのは好材料だが、その前後が不安だと大量点を期待しにくいし、久保のケガも気になる。

こうなると村中が1戦目に出てきてくれて、明日の登板が無さそうなのはうれしいが、後がないとなればまた中継で出てくることだって、可能性として無いとは言い切れない。

う~~ん、考えれば考えるほどわからなくなってくるし、不安も大きくなる。

ただ、これは相手も同じだろう。

最後は「負けたくない!勝ちたい!」という思いが強いほうが勝つんだろうと思う。残念ながら明日は球場にゆけないが、TVの前でオレンジタオル用意して、近所迷惑も考えず、声を出して応援してパワーをおくりたい。