ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

5/20 巨人 5-1 ソフトバンク → 野球の神様!ちょっとだけ調子に乗ってもイイですか?

巨人 5-1 ソフトバンクソフトバンク:2勝0敗0分

勝利投手:澤 村 8試合 4勝 3敗 0S

セーブ :

敗戦投手:岩 嵜 8試合 3勝 5敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→福田→マシソン→西村  捕手:阿部→實松

ソフトバンク:岩嵜→金澤→大場→川原 捕手:細川→高谷

本塁打

巨人:坂本4号ソロ

ソフトバンク

東京ドーム

日テレG+(録画)にて観戦

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福岡ソフトバンクホークスとの2回戦は、三回にボウカーのタイムリーで先制すると、四回には坂本のホームラン、澤村の2点タイムリーなどで5点のリードを奪った。先発の澤村は六回までをノーヒットに抑えるなど、七回途中1失点の好投で4勝目をマーク。安定感抜群のリリーフ陣が相手の反撃を許さず、ジャイアンツは引き分けを挟んだ連勝記録を7に伸ばした

Yomiuri Giants Official Web Site

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今日は外出していたので、結果を知った上で録画していたゲームを見て、スポーツニュースを一通り見終わってからのレポートです。

5月に入って10勝2敗3分。交流戦に入って(ホームゲームとはいえ)4連勝。5月6日の阪神戦から数えて(引き分けを挟んで)7連勝

4月に毎日愚痴ばかり書いていた日々が懐かしくもあり、このあと、どんな反動が来るのか怖くもあり、気持ちの持って行き場に困っているのが正直なところではあるが、連勝している時くらい調子に乗らせてくれよぉ~~~ってことで、許していただこう。

正直なところ、澤村のようなタイプの方がパリーグとの相性は悪いのではないかと心配していたが、4月30日から失点ゼロ、昨日まで2連勝の澤村は2年目の選手とは思えない堂々としたピッチングで、心配するだけ無駄なんじゃないかと思わせる右のエースに相応しい投球だった。

(去年の開幕投手に爪の垢でも・・・・・うぐっ!)

開幕当初こそ、増量した筋肉(エンジン)に足回り(サスペンション)がついてこず、暴れ馬を必死で押さえているという感じの澤村だったが、4月30日の阪神との激闘あたりから身体のセッティングが落ち着いてきて、安定した内容を表現できるようになったんじゃないかと思う。150Kmを軽く超えるような剛球ではなく、キレ重視のストレートは試合を重ねるごとに制球力もあがり、TVだけ見ていると「えぇ?スピードガン間違ってんじゃないの?」と思わせるほど。今日は飛ばしすぎたのか、7回に足がつっちゃったみたいだけど、だからって「もう少し筋力トレーニングに励もうと思います」って、どんだけ筋トレマニアなんだよ!(笑)

昨日はボウカーが歩かされての内海の打席で、点を取ることは叶わなかったが、今日は満塁の場面で澤村が貴重な2点タイムリー。交流戦っていうと、パリーグのピッチャーがテンションあがって、結構打っているイメージがあるけど、先日の杉内も2安打したし、内海も実はバッティング大好きだし、ゴンちゃんは野手顔負けのスイングだし、巨人の投手陣の打撃は実は侮れない・・・・やっぱり暗黙の了解でピッチャーが打席に立った場合は、厳しいところは攻められないし、打ち取って当たり前の勝負ってのは意外と投げにくいものなので、その辺をうまくついて仮に2試合に1本でもピッチャーに思わぬヒットが生まれれば、得点に繋がるケースは圧倒的に多くなるし、相手チームへのプレッシャーにもなる。だからといって、バッティング練習の時間を多くとれなんて言うつもりはないけど、「甘い球来た時は打っちゃうよ~~」ってオーラは出し続けて欲しい。

(体の回転を良くするために、バッティング練習を積極的にやるピッチャーとかいるけどね)

昨日、山口、西村を使っているが、今日は福田、マシソン、西村で締めた。昨日のレポートで勝ちパターンの継投を少しでも減らしながら勝つために、打線のさらなる援護を・・・とお願いしたが、今日は7回終了時点で4点差という少し安心できるリードだった。

となれば西村は連投になるが、昨日は打者1人にしか投げてないし、マシソンもしばらく空いていたので問題なし。交流戦に関しては、中継ぎに大きな無理をさせることなく、理想的な投手の使い方で勝てており、文字通り投打がかみ合っていると言っていいんじゃないだろうか?「福田は緊急登板が向いている」と原監督(私もだけど)に言わしめた福ちゃんも、ある意味、今日は緊急登板といっていいような気がする形でマウンドに上がったが、しっかりと多村を三振にとってくれた。マシソン、西村もランナーを出したが、結果的に0で抑えてくれれば経過は問われない役割なので問題なし。

原監督の「バランスが取れてきている」というコメントも、このあたりのことも踏まえての話なんだと思う。

藤村の三振ゼロゲームも今日でストップ。フライアウトも2つと、今日は良くなかった。仕切り直しで次からは藤村らしいバッティングを見せて欲しい

(そこそこの活躍だと、エドガーに持ってかれちゃうかもしれないしね)

9安打5得点の巨人だけど、そのうちの7安打は3回と4回。相手が隙を見せれば一気に2点、3点、4点と奪いにゆく流れができていてイイ感じ。特に坂本、阿部、ヨシノブ、谷の調子が変わらずに良いので、長野、藤村(or寺内)、ボウカーに1試合で1本でもヒットが出れば、一気に得点できる。

(あれ?誰か忘れてる・・・・・(笑))

さて、今週は西武ドームQVCマリンか・・・・移動がなくて自宅から行けるのは選手にとって良いことだけど、どちらも手ごわい・・・な。DHに関しては固定せずに、相手による状況を見て臨機応変に使い分けると原監督は言っていたが、さてどういった布陣で来るか、このへんも楽しみのひとつ(去年はラミちゃんの一択だったから・・・(涙))。腰に不安のあるヨシノブで行くのか、阿部を使って守備の負担を減らすのか、意表を突いて谷をDHにして松本、亀井あたりを使ってくるのか・・・(そりゃねぇか)。

気がつけばゲーム差なしで2位に浮上。チーム防御率は 1.99という恐ろしい数字に・・・今シーズンに関して言えば、ここまでは完全に投手力が突出したチーム。その上で、主力の打線が好調なのだから7連勝も当たり前・・・か?課題だった中継ぎ、ストッパーも久保が絶望ということで、ある意味踏ん切りがついた形になり、恐らくだけど中継ぎ陣の結束力は高まっているのではないだろうか?開幕前はどうなることかと思われたマシソンが使える状態になり、西村も段々とストッパーらしくなってきた。本当の意味で信頼できる左腕が山口だけというのは心細いが、高木もここまでは何とか無難に務め、星野も多少ではあるが成長の跡が見える。緊急登板キングの福ちゃんも信頼を取り戻しつつあり、ここ数週間限定ではあるが、メンツも固まってきた。見据える相手が中日1チームに絞れたことで、目標の設定もハッキリしてきた。交流戦中なのでいくら勝っても縮まらないという状況もあるにはあるが、ひとまず目の前の試合に集中できる体制にはなったと思う。

ここからは、調子の良い選手のケガや疲れによる調子を崩すという事態が心配になってくるので、体のケアをしっかりして”調子が良いから”と安心せずに夜遊びも謹んで(笑)、いける時には一気に調子に乗って欲しいと思う。そして、いずれ来る重い事態に備え、いつ呼ばれても力を発揮できるようにファームの選手たちも、虎視眈々と上を目指してほしい。