ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/23 巨人 7-4 ヤクルト → 攻撃的な四球が光ったヨシノブ、エドガーそして加治前

巨人 7-4 ヤクルト 対ヤクルト:3勝6敗1分

勝利投手:マシソン 24試合 2勝 0敗 1S

セーブ :西 村 26試合 1勝 1敗 14S

敗戦投手:山本哲 7試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→田原→高木京→マシソン→山口→西村 捕手:阿部

ヤクルト:村中→平井→山本哲→正田→日高→押本 捕手:中村→相川

本塁打

巨人:

ヤクルト: バレンティン18号2ラン

長野

日テレG+にて観戦

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6試合振りに本拠地・東京ドームで行われた、東京ヤクルトスワローズとの10回戦は10安打で7得点と打線がつながった。先発の澤村は初回に3点のリードを許すも、粘りのピッチング。後を受けたリリーフ陣はマシソンが2イニングを0に抑える好投で勝ち投手になった

Yomiuri Giants Official Web Site

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ん~~~~観戦メモの冒頭は澤村のピッチングについて、びっちり書いてあったんだけど、途中からどんどん変わってゆき、最後にはどうでも良くなってきてしまうようなテンションのメモになってしまい、整理もつかないまま書き始めることに・・・・

ヤクルトはCSで戦うことになるかもしれない相手。昨シーズンはファーストステージで敗れているわけで、どうしても3連戦とかになると勝ち越しておきたいと思う気持ちが強い。左投手3連続にもしも3連敗したとしたら、ペナントの行方も不安になるし、ペナントを制したとしてもCSでの戦いも不安になる、何より4月の悪夢を思い出して、オールスターまでの戦いが重いものになってしまう、4連敗中の澤村だけどここは何が何でも踏ん張って勝たないことには、交流戦優勝の喜びが遠い過去のように思えてしまう。

恐らく、投げている澤村が一番、そんな重圧を感じていたんじゃないか?もともと責任感の強い選手だし・・・

昨日あれだけやられて、徹底マークしなくてはいけないバレンティンにいきなりの2ランを浴びて、一気に気持ちが↓↓↓↓↓

でも、澤村には悪いけど、6~7回3失点くらいまでは想定の範囲内。このあと抑えてくれれば、まぁいいよ、早い段階で1点でも返せれば空気も変わるだろ?くらいで見ていた

いやいや、2回以降は良かったんじゃないか?特に2回ミレッジを三振にした場面は良かったし、3回、4回と三者凡退で切り抜けてくれた。初回以外は変化球も低めに決まっていたし、初回の3点がなければ非常に緊張感のある投手戦になったんじゃないかと思わせてくれた。課題は残るけど、これまでの4連敗とは内容も変わっているので、少し進化したかな?

交流戦明けのペナントのキーマンに指定され、原監督から個人的に打撃指導も受けていた長野が猛打賞で文字通りキーマンとなり、途中出場の加治前が要所要所でいい打席を送ってくれたことがチームに勢いをもたらせてくれた。監督も「攻撃的な四球だった」と褒めるように、あの場面でしっかりと見逃せたことに敬意を表したい。

さて、その攻撃陣だけど、左投手に対してはこのオーダーで行く!と決めた昨日のままに今日はスタート。村中との相性5割の村田の前にいかにランナーをためるかが課題になると思っていたんだけど、逆転のきっかけはその村田のヒットからだった。逆に相性最悪の阿部がタイムリーを放つことで、打線の何かが目覚め、村中の何かが沈黙した。急に間合いが悪くなった村中に対して、たたみかけるでなく、しっかりとボールを見定めて四球を選んだヨシノブとエドガー。特にエドガーは打ちたい気持ちをぐっとこらえて、難しい球をしっかりと見定めてた。次の谷にタイムリーが出ていれば澤村への代打がどうなっていたかわからないけど、今日のゲーム全体を見渡してみれば、ここで加治前を代打に出したことが、キーポイントとなる場面だった。

ピッチングが立ち直っていただけに、澤村に続投させたい気持ちもあったが、この時点ではまだ2点差。その後、追いつけるかどうか不透明なだけに、思い切った英断だったと思う。

その加治前がしっかりと四球を選んで押し出しの1点をもぎ取る。この時点で村中は球数も投げさせられ、精神状態も決して普通ではいられなかっただろう。前の回にいい形のヒットを打った長野にこの場面で回せたという意味でも、加治前の役割は大きかった。

さらに寺内がデッドボールで出塁し、坂本へ・・・・ここで坂本にもタイムリーが出れば、完全にペースは巨人に変わる場面だったけど、今日は終盤まで坂本のバッティングが振るわなかった。

(惜しい当りはあったけどね)

4回で両先発投手が降板し、継投勝負となった中盤以降だけど、巨人が送り出したのは田原、高木京の二人の若武者。田原はスクイズで1点を献上し、同点に追い付かれてしまうが、何とか同点どまりで切り抜けたのは大きい。出来れば田原、高木京で1イニングずつ押さえてもらい、そのままマシソン→山口→西村と継投したかったところだが、マシソンのストレートが今日はえらい速かったので2イニング投げさせる方向で結果オーライだったかも。6回にエドガーが2ベースで出たことで、仮にマシソンの犠打が成功しなくてもシングルヒットから犠打を成功させたと思えば・・・・という場面になったことで、続投させることが出来たのも大きいか?結果は3塁へ送る事が出来て、むしろさらにチャンスを広げることが出来、それが加治前のタイムリーに繋がったわけで、マシソンと加治前がお立ち台に上がることに文句なしと言える貴重な場面だった。

さらにめったに見れない阿部のスリーベースヒットや、最後の最後で出た坂本のタイムリーなど、明日に繋がる場面を演出できたのは上出来。坂本がノーヒットのままだと、ひとり仲間外れになってしまうところだったが、これで明日も楽に打席に立てるだろう。

心配があるとすれば・・・・

ヨシノブの危険なキャッチには冷やっとした。本人も打球を追うと見境がなくなると言ってるし、これまであぁいったプレーで何度も離脱を繰り返しているわけで、本当に「やめてくれ~~」と画面越しに叫んでしまった。幸い、大事にはいたっていないようなのでひと安心だが、決勝点に繋がるフェアゾーンのフライならともかく、ファールボールに関しては、ヨシノブはあそこまで追わなくていいから・・・・

ともう一つはやっぱりガッツかなぁ

6回1アウト1、2塁の場面で寺内に代えてガッツ登場・・・・すかさずヤクルトは左腕の正田に代えてきたんだが、ガッツのプライドを考慮してか、代打の代打はなしでそのまま打席に立たせた。勝ち越し、イケイケになったところで・・・・でなきゃいいなと思っていたんだけど・・・・何とかして勝利に貢献して、取り戻してほしいという配慮なんだろうね。

ただ、ガッツに打てそうな気配がない・・・・ファームで見た時はあんなにガツガツしていたのに・・・昨日と同じく、ランナーをかえすというより、最悪は進塁打、という場面で次の坂本、村田につないでほしかったけど、そういう状況でははキツイのでは?

とにかく、バットに当たらないのでは、話にならない・・・(涙)これもリハビリの一貫なのか?とにかく勝ち越した後で良かった

ちなみに、私はガッツの復活待望者です。今シーズンのマイヒーローにも指名してるし・・・だからこそ、今のガッツが見てられなくて

明日は杉内vs石川

幸いにも中日が負けたことで、上との差は0.5。ヤクルトとの差は、また5ゲームに広がった。順位の事を考えれば、この3連戦は最悪1勝2敗でも良かったわけで、3連勝を狙っていたヤクルトにとっては、ダメージの大きな今日の勝敗だったと思う。まぁまだ試合数も半分も消化してないので、順位のことは気にしても仕方ないけど、それでも今の位置はキープしておきたいわけで、特に下からの追い上げは止めるに限る。

今日負けて、杉内に連敗ストッパーを託すのに比べれば、はるかにプレッシャーは少ないだろうし、一方でカツオ(石川)には負けたら6ゲームに離されるだけでなく、ヘタしたら4位に後退してしまうというプレッシャーがかかるだろう。

昨日、赤川を早い段階で降板させることは出来なかったけど、今日の村中はじわじわとプレッシャーをかけて、降板させることが出来た。林昌勇が離脱したことで、後ろの継投が慌ただしくなったヤクルトだけに、後半勝負に持ち込めれば勝機は大いにある。杉内の立ち上がりにだけ気を付けていれば、きっと大丈夫!(だよね?)

(管理人:みんぐ)