勝利投手:ホールトン 13試合 6勝 6敗 0S
セーブ :マシソン 33試合 2勝 0敗 7S
敗戦投手:安 藤 12試合 3勝 6敗 0S
投手リレー
巨人:ホールトン→山口→マシソン 捕手:阿部
阪神:安藤→加藤→鶴→筒井→榎田 捕手:今成
巨人:
阪神:
東京ドーム
東京ドームに手観戦(戻って日テレG+にてチェック)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
東京ドームで行われた阪神タイガースとの12回戦は、三回に先制を許したものの、中盤に打線が固め打ちで3点を奪い、逆転勝利を飾った。先発のホールトンは安定した投球で、7回を投げ切り6勝目。終始投打がかみ合ったジャイアンツが、連勝を4に伸ばした
Yomiuri Giants Official Web Site
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ホームランがバンバン出るような乱打戦か、1点を争うロースコアゲームになるかのどちらかだろうなぁ~~~と思っていた。終わってみれば、まぁロースコアっちゃあロースコアか?1点ずつ積み重ねる緊張感のあるゲームで、これはこれで楽しめた。
そうはいってもゲーム前は乱打戦になると踏んでいたので、どっちが先制点を取ろうが、何点積み重ねようが、6回を終わった時点で1点でもリードしていてくれればそれでいいと思ってたので、いきなり大量点を取られるような展開になったとしても、今の打線は割と落ち着いて見られる。
一方で、唯一の心配は、登板過多の中継ぎ陣に疲れが見えないか?ということで、ぶっちゃけたはなし、勝ち越しは決まっているし、中日との差も2ゲームあるので、勝つにしても負けるにしても、大差のゲームになってグッさん、マシソン、西村が登板することなしに決着がつけばイイなと思っていた。
(もちろん、その上で勝てれば一番いいけど)
1点でも勝っていればと言いながら、大差のゲームを期待するという相反する気持ちを持ちつつの観戦だったけど、目の前で選手のコンディションに気をくばっている首脳陣たちも同じ気持ちだったと思う(いや、思いたい)。巷では捨てゲームを作ってもいいから、中継ぎを休ませろ!みたいな発言も飛び交っているし、一部、それに賛同しないわけではない。
でも、あれだね、常勝を義務付けられているチームとしては、まるで短期決戦のように常に全力で戦わなきゃいけないんだね、そしてそれに耐えられない選手は、原監督が良く口にする「うまい選手はいらない、強い選手のみ欲しい」という言葉に繋がるんだろうね。だからこそ、今、残っている選手の強さを信頼しているし、仮に故障者が出ても常に補充がきくように補強したり、育成する・・・と。
かなりとがった考え方のような気もするけど、今シーズンの采配を見ていると、そういう方針で臨んでいるんだろうなと思う。
ファンとしては、このペースで最後に息切れしたりするんじゃないか?と心配になるが、そんなことは既に想定済みだと信じて、応援し続けるしかないか・・・
(考え方を変えると、グッさんの登板がこれだけ多いということは、それだけ勝ちゲームを続けているということでもあるんだけどね、問題は匹敵する信頼感のある投手がまだいないということなんだよなぁ)
さて、長い前ふりは置いといて、今日はどうだろう?ホールトンが良いピッチングをしたともいえるし、阪神打線が打ち損じたともいえる。原監督は高低をもっとつかえていればと言っていたけど、チャンジアップ、スライダーで打ち取る場面が多かったし、高めのボールに詰まっている場面もあったので、まあうまく打たせたというピッチングと評するのが妥当か?
ポカポカ打たれたり、ピシっとおさえたりと、つかみどころのないピッチャーではあるけれど、何だかんだいって6勝6敗まできた。13試合で6勝6敗ということは勝つか負けるかはっきりしているタイプではあるし、77 1/3イニングってことは平均5.9イニングだからまぁ先発としての役割は何とかこなしているということか・・・まだ年棒には見合ってない気もするけれど、1年間この調子で行ってくれればいいかな、過度な期待はしないで、このまま見守ってあげよう
打線の方は、たとえばノーアウト3塁とか、1アウト1,3塁とか犠牲フライでも1点という場面での得点確率がずい分上がったと思う。勝てないときは、こういうチャンスをことごとく失敗してきたし、すべてのチャンスで得点するのは難しいけれど、それでもココゾ!という場面で誰かしらが結果を出してくれるいい流れは続いている。
特に今日の4回のようにヨシノブ、エドガーが出て下位に回った時に、古城がタイムリーを打つように、上位ほどではないにしても、1ゲームに1度くらい下位が活躍する時があるのも大きい。こういうのがあると、チームが一丸になって戦っている感がでるので、結束も堅くなるだろう。
この3連戦、巨人も阪神も積極的に打って行くスタイルは同じだったけど、もしも勝ち負けの分かれ目があるとするなら、ストライクを積極的に打ち、甘い球の打ち損じがなかった巨人に対して、阪神は打っちゃいけない球にも手を出していたことだろうか?投手の方もお互い好調とは言えない3連戦だったけど、四死球が阪神が14に対して巨人は5とコントロールに関しては完全に明暗が分かれていた。
ただ、積極的なバッティングはいずれ甘い球を打ち損じなくなってくる可能性は高いし、四死球が今後減ってくれば、やはり手ごわいタイガースに戻るだろう。毎年、ほぼ同じ対戦成績になる両チームだけど、とりあえず今は阪神の調子が戻る前に対戦成績で5つの貯金を作れたのはラッキーだし、後々効いてくると思う。
さ~て、7月の自宅から通えるシリーズは今日で終了。
明後日からは東京ドームは1日だけで、京セラ、岐阜、東京ドーム、ナゴヤx3、甲子園x3というヘビーな9連戦が待っている。
先発ロー手も足りないし、中継ぎも酷使してるし、9連戦どうすんだよ!という声をドームでもファンから聞いたけど、台所事情が苦しいのは巨人だけではない、というか巨人はかなりまだマシな方だと思う。この2週間の各チームの成績を見てもわかるように、どのチームも投手陣は完全にお疲れモードで、打線で勝っている。その流れはオールスターまでは変わらないと思うので、ローテの確立もそうだし、今日はこの中継ぎメンバーは使わない!と決めちゃうような采配も必要だと思うけど、なんだかんだいって如何にチャンスで得点できるかという得点力がキーになるだろう。
幸いにも長野、坂本も復調傾向にあるし、下位ではエドガーの調子がイイ。
2番、8番が変動制なのは変わらないが、逆にいえば固定できていないのはその2つの打順だけともいえる。
オールスター前後に6日間の空きがあって、抹消日数の消化ができると考えれば、9連戦の半ばくらいからファームの選手との入れ替えが行われる可能性もあるので、そこも楽しみにしたい。
今回3連敗を喫した中日と阪神は、ともにナゴドと甲子園で巨人を迎え討ち、この借りを返したいと思っているだろう。その前の現在連勝中の広島との対戦もそうとうヘビーになると思うけれど、やっぱり注目はナゴドでの中日との3連戦だろう。ナゴド無双中の中日としては当然、3連勝を計算しているだろう。巨人的には1つでも勝てればOKという気楽さはあるけれど、ナゴドでの相性の悪さは少しでも解消しておきたい。ナゴドに強い澤村が去年のようなピッチングをしてくれれば、そこで1つは勝てるかもしれない・・・と考えるのは、お気楽過ぎるだろうか?
最後に坂本ぉ~~~昨日のファインプレーに続き、今日も守備で貢献したなぁ。
あせって投げちゃうと、飛んでもないところに行っちゃうんで、今日のようにワンバウンドで投げてくれれば安定するかな?もともと肩はいいので、無理してノーバンじゃなくて、これからもワンバン送球でいいよ。
(管理人:みんぐ)