ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/22 巨人 4-2 中日 → 3連敗のあとの3連勝!最後までドキドキをありがとう!!!

巨人 4-2 中日 CS成績:4勝3敗0分(1勝はアドバンテージ)

勝利投手:ホールトン 2試合 1勝 1敗 0S

セーブ :西 村 4試合 0勝 1敗 2S

敗戦投手:伊 藤 2試合 1勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:ホールトン→澤村→山口→西村 捕手:阿部

中日:伊藤→武藤→三瀬→山井→大野 捕手:谷繁

本塁打

巨人:村田2号ソロ

中日:

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 江川卓篠塚和典 実況 新谷保志 田辺研一郎

 巨人リポーター 平川健太郎、中日リポーター 吉田太一

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勝った方が日本シリーズへ進出する大一番に臨んだ巨人は、二回に寺内、長野のタイムリーで3点を先制する。五回には村田がソロホームランを放ち、さらに1点を加えた。投げては先発のホールトンが5イニングを無失点で抑え、役割を果たした。その後、六回に1点を奪われるが、リリーフ陣が踏ん張り3点差で終盤へ。最終回のマウンドに登った西村は1点を許すが、最後のバッターを三塁ゴロで打ち取り試合終了。3連敗から大逆転で日本シリーズ進出を決めた

Yomiuri Giants Official Web Site

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なんて言うか・・・どういう書き出しで始めるか、言葉が出てこない。

追いついた時点で巨人有利だとわかってはいても、なかなかポジティブな気持ちにはなれないし、開き直って連勝した巨人のように、逆に追い詰められた中日が自慢の投手陣を総動員でつぎ込んできて、手も足も出なかったらどうしようなんて・・・

3勝3敗で迎える最終戦は実力も必要だけど、運の要素も必要、そして何より気持が大事。巨人としてもあのまま4連敗して終わっていれば、リーグ優勝って何?ってなっちゃうところだけど、3連勝して意地は見せてくれたし、ここまでくれば、どちらが勝ってもうらみっこなしで、精一杯のゲームをしてくれれば十分だと思ってた

(というか、そう思う事にしようと無理やり自分を納得させていた)

シリーズ前「阿修羅投法でゆく」と公言していたゴンザレスで来ると思っていたけれど、いやぁぶっちゃけ、中3日でホールトンだとは思わなかった(汗)

(ほら、外国人投手って何日以上あけることとか、契約に明記するじゃん)

前回は審判との相性とか、守備の乱れとかでイライライしていたが、今日はそれを反省材料としてどこまで本来のピッチングを取り戻してくれるか。球数的にはそれほどスタミナを消耗しているわけではなかったし、リベンジの機会を与えつつ、練習の中でも球は走っていたんだろうね。

ただ、初回のいきなりの四球2つは本当に肝を冷やした。

1アウト1,2塁でコントロールがままならない中、ブランコ、和田を迎えた時点で失点は覚悟していた・・・が、二人を連続三振で無失点

おぃおぃ、これはどう判断したらいいんだ?ブランコ、和田がリキんで調子悪いのか?それともホールトン特有の立ち上がりなのか?とリアクションに困る事態に・・・

一方、同じく中3日の伊藤準規。前回対戦の第2戦は初回に2点をとったものの2~6回までノーヒットに抑えられる内容で打ててる印象はなかった。負けられない一戦というプレッシャーの中、どこまで力を発揮してくるかと思ったら、初回は坂本に四球を出したものの阿部が三振に倒れ、上々の立ち上がりをされてしまう。

こりゃ今日は早い段階でピッチャーを次々と送り出す展開になるか?

と厳しい展開を覚悟したけれど

ヨシノブを皮切りに、村田、古城、寺内と昨日渋い働きをした選手が続いていきなりの2得点。さらに長野が続いて一気に3点をもぎ取った

打った5人もさすがだけど、この場面、感心したのはホールトンの送りバント

昨日の古城や松本など、このCSで送りバント命じられた野手はことごとくボール球にも無理やり合わせようとし、あわててバットを引っ込めるもスイングを取られて、追い込まれて・・・なんて場面の応酬だったけれど、ホールトンはキッチリとボールを見極め、外れた球には素早くバットを引っ込めてカウントを有利にしてゆく・・・今シーズンはホームランを打ったりするなど打席での活躍も目立ったホールトンだけれど、2戦目のあのイライラした表情を思い出すと、別人じゃないかと思うくらい今日は冷静だった。

打線好調の中日相手では2点は決して楽なリードとは言えないだけに、3点目を演出したホールトンの送りバントは本当に貴重だったと思う。

引き分けではダメな中日としては、3点のビイハインドは4点が必要ということで、相当なプレッシャーになったろうし、1点差なら小技もきかせてジワジワと・・・という作戦も取れるが、4点必要となれば攻撃の仕方も変わってくる。

これで気を良くしたか、結局ホールトンは5イニングを投げて被安打2で失点0という文句なしの結果でバトンタッチしてくれた。

正直なところ、ホールトンとゴンザレスの二人で5イニングくらいを予想していたので、これは予想外にうれしい事態。

さらに、今日活躍してくれたら今シーズン後半の不振をチャラにしてもいいよ!という私の声が届いたか(笑)、村田が猛打賞となる3安打目がホームラン!!!

福ちゃんとマシソンは昨日がんばってもらったので、今日はグッさんと西村に頑張ってもらって・・・最後にひやりとさせられたけれど、堂上剛のセカンドライナーなどツキも味方して最後は今日の殊勲の一人、村田へのサードゴロでゲームセット。

苦しいシリーズだったし、勝ちぬいた今となっても振りかえってみれば、まだ本来の巨人打線とは言えない状況だけれど、そんな中での連勝は自信になるし、仮に日本シリーズで連敗スタートなっても、今回の経験が選手たちにあきらめない気持ちを植え付けたんじゃないかと思う。

いやしかし、終わってみればの結果論だけど、先発が伊藤準規ではなく、大野だったら・・・とちょっと怖くなったのは私だけではないと思う。

(ま、大野がビハインドではなく、先発できて同じピッチングが出来たかどうかわからんけど)

グッさんを2イニングではなく、高木京を入れるとか、日本シリーズも(多少は)意識してゴンちゃんにも投げさせるとかしても、抑えてくれたんじゃないかと思うけれど、そこまでの流れも考えての起用だったのかな?もう勝っちゃったから、全てが正解なように思えるけれど、個人的には盗塁が少なかった(今日の松っちゃんの盗塁はお見事!)とか継投とかオーダーとか、???という采配が無かったわけではない。

でもまぁ、いいやね、もう今日は言いっこなし!

ヤクルトと戦って、勢いはあるけれど疲労もあるはず!だから最初負けても何とか食い下がってゆけば、こちらに有利になってゆくはず!と信じていたけれど、まさか本当にそうなるとは思わなかった

もっと賛辞の言葉を並べたいけれど、ちょっと仲間たちと祝杯をあげに行ってくるので(おぃおぃ深夜だぞ!)、この辺で・・・・(汗)

巨人ファンの皆さん・・・・月曜日だけど、ちょっと今日は夜更かししちゃいましょう!!

(管理人:みんぐ)