巨人 3-5 阪神
勝利投手：福 原 １試合 １勝 ０敗 ０S
セーブ ：呉昇桓 １試合 ０勝 ０敗 １S
敗戦投手：マシソン １試合 ０勝 １敗 ０S
投手リレー
巨人：杉内→笠原→山口→マシソン→香月 捕手：阿部
巨人：
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東京ドームで行われた阪神タイガースとの開幕カード２戦目。試合は白熱のシーソーゲームとなった。巨人は先発・杉内が初回に失点し、追いかける展開となったが、七回にロペスのタイムリー二塁打で勝ち越しに成功した。しかし、直後の八回に追いつかれると、九回には再びリードを許し、僅差で敗れた
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昨日負けてれば「たかが144分の１だし」って、おきまりのセリフを言おうと思っていたけど、チームに勢いのつく勝ち方をしたもんで、その勢いのまま今日のデーゲームに期待してたんだが・・・・
やっぱり、どれだけ経験を重ねても最初のマウンドってのは緊張するもんなのね
立ち上がりの悪い杉内だから、初回のバタバタはしょ～がないなと思っていたんだけど、結局、降板するまで”らしさ”は少ししか見れなかった。
（時々、いいねぇ～～ってボールはあったんだけどね）
結果だけ見ると両チーム２ケタ安打で打撃戦でかつ接戦のような様相だけど、内容的には杉内はもっと取られてもおかしくなかった状況で、前半は阪神打線に少し助けられたところもあり、敗色濃厚な空気だった
一方で攻撃はノーアウト満塁というチャンスを２度作ったり、得点チャンスは何度も作ったが、チャンスを生かせずにとれる点を放棄したという感じ
ボロ負けでもおかしくないところを途中追いついた事を褒めるべきか、７～８点はとっててもおかしくないチャンスを潰したことを責めるべきか、それとも要所要所で踏ん張っていた阪神投手陣に敬意を表すべきか・・・・
なんとも悩ましい敗戦となってしまった
阿部の杉内に対するしつこいくらいの「腕を振れ」というジェスチャーと「低く来い」というアピールが杉内の今日の状態を如実に表していたと思う。
フルカウントにしてしまう打席も多く、球数は多いし、決めに行った球がことごとく高めに行ってしまう。阪神に強いという杉内のイメージからか、阪神打線が勝手に凡打してくれた印象が強いが、まぁ悔やんでも仕方ない。昨日の能見だってゲーム中に修正することが出来ないくらいだったわけだし、次にリベンジしてくれればそれでイイ
同じ意味でマシソンも固く、リキんでいたのがＴＶ越しでもわかるほどで、今日の敗戦投手になってしまったが、去年の貢献度を考えれば、今日は最初ってことでご愛敬。
明日、改めてビシっと決めてくれればそれでイイ
一方で笠原は昨日に続いての連投となったけど、１点もやれない展開で、流れを相手に持って行かせないピッチングはお見事でした
吉村氏も言うように、ストレートの球速は安定しているし、しっかりと相手は差し込まれていた。長いイニングは難しいだろうが、ゲーム中盤に立て直して、後ろにつなぐ役割に関しては（しばらくは）安心して見てられそうだし、今シーズンは、かつて西村が、そのあとはグッさんが、一昨年は福ちゃんが見せてくれたような中継ぎで２ケタ勝利を狙えるんじゃね？というような活躍を期待したくなってしまう内容だったと思う
あれだけチャンスを作りながら３点しか取れなかった原因ははっきりしてる
坂本で終わったイニングが５打席中３度あった、もうこれが敗因
開幕戦で１００号ホームランと猛打賞を叩き出し、その流れで今日も暴れてくれると期待していただけに、また手打ちに戻ってしまった今日のバッティングは非常に残念だった。
昨日は、ちょっとしたことでバッティングは変わるので、今日からに期待と書いたけれど、思い出してみれば去年は長いトンネルから抜けたか？と思わせといて、またトンネルに突入するの繰り返しだったわけで、たった一日のバッティングで安心してはダメだったんだと思いださせてくれた
（嫌な思い出を・・・）
本来相性が良いはずのメッセに３打席連続三振はいただけないし、今シーズン何度も対戦するだろう相手にトラウマになりそうなバッティングは気になるところ
今日はベンチで井端が出たくてウズウズしてそうな素振りだったので、今日のような打席が続くとさすがに原監督も代えざるをえないだろうから、気持ちを切り替えて、明日もう一度頑張ってもらいたい
その一方で片岡は昨日のホームランで完全にノってしまったようだ
センターから逆方向中心のバッティングと、誰が相手でもしっかりと打席で粘り、球数を投げさせる姿はお見事だったし、杉内の時は打撃好調の村田も今日は良かった
ロペス、アンダーソンも好調を維持しているし、ほんのちょっとのリズムの修正で今日も大量得点ショーになっていてもおかしくなったので、攻撃陣に関しては全体としてまだ心配は無用かもしれない。
もし、言わせてもらうことが出来るなら、ヒットは打ったものの、まだ本来のスイングには遠い阿部をロペスと入れ替えるくらいのことだろうか？そうなると、これでもかってくらいに右バッターが続くけれど、今シーズンはホームランキングも狙うと言っていた阿部のスイングになるには、もう少し時間がかかりそうなので、負担を減らす意味でも、ちょっとだけ打順を下げて思い切りよく打たせられる状況を作ってあげた方が、良いかもしれない
今日は松本が途中出場でいい感じのヒットを打っているので、橋本に代えて出させたいと思うけれど、呉昇桓との戦いでの橋本の粘りを見せられると、やっぱり橋本にもっと経験を積ませてやりたいという思いもあって、なかなか複雑
あと気になったのは３回、初回は２アウト２塁のピンチでマートンとの勝負を避けるように四球でだして次の福留と勝負して凌いだが、３回は１アウト２，３塁の場面でマートンと勝負してタイムリーを打たれた場面。西岡がホームで刺殺だったので１失点ですんだけれど、状況によっては２点とられてもおかしくなかったし、そのあとの福留がレフトフライだったのでマートンは歩かせても良かったのでは？
あとは９回満塁の場面での西岡のファーストゴロか
ロペスがベースを踏みながらに近い形でボールを取って、その時点で打者はアウトになってしまったので、ホームへ返球した時はサードランナー上本にタッチしなければいけないところ、阿部はホームゲッツーと勘違いしてタッチせずにファーストへすぐに返球してしまった場面・・・・ファーストベースを踏まないようにロペスが気をつけるべきだったのか、ロペスの返球状況を阿部がしっかり確認するべきだったのか・・・・普通に考えれば後者なわけで、阿部の珍しいボーンヘッドだったと言うのが正しいか？
結果的にこの１点が敗戦のきっかけになったわけで、ここで防いでいたら・・・と残念に思わなくはない
恐らく一番反省しているのは阿部自身だと思うので、いつぞやの落球と同じく、このプレーをきっかけに何かが変わってくれるなら、今日の一敗は無駄じゃなかったということになるんで、明日に期待したい
中盤からは勝ちゲームを落としてしまったような雰囲気になっていたが、序盤は完全に負けゲームの空気だったので、むしろ中盤以降に追いつき、追い越したところをほめて、今日は締めたいと思う
っていうか、私自身、坂本以上に頭を切り替えて、明日に備えなければ・・・・（苦笑）
管理人：みんぐ
