ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/12 巨人 6-1 ヤクルト → サンデー・ハヤトゥが無傷の3連勝!!!!!!

巨人 6-1 ヤクルト → 対 ヤクルト:2勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:高木勇 3試合 3勝 0敗 0S

セーブ :

敗戦投手:杉 浦 3試合 0勝 3敗 0S

投手リレー

巨人:高木勇→山口→澤村 捕手:阿部→實松

ヤクルト:杉浦→中澤→オンドルセク→秋吉 捕手:中村

本塁打

巨人:

ヤクルト:

日テレG+ にて観戦

解説:篠塚和典 実況:平川健太郎

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの3回戦。巨人は開幕3連勝をねらう高木勇が先発。ヤクルトの先発は杉浦。両先発の好投の前に、互いに本塁が遠く、試合は投手戦に。好投を続けていた高木勇は七回、1点を先制される。その裏、巨人は一死満塁のチャンスを作ると、亀井が押し出しの四球を選び、同点。続く坂本も勝ち越しの押し出し四球を選び、二死後、井端も押し出し四球を選んでこの回一挙3点を奪った。八回にも坂本、阿部に連続タイムリーヒットが飛び出し、6対1で快勝。開幕からこの試合前まで3失点以下の試合を続けていたヤクルト投手陣を攻略し、連勝。このカード勝ち越しに成功した

Yomiuri Giants Official Web Site

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ネオスポでの、ハヤトゥ特集を見てからのブログ書き

社会人7年間の中で、プロを意識しすぎて自分本位になってしまっていたところから、プロを諦め、チームの勝利に貢献することに意識改革してから、逆にレベルアップしたという話。その意識は今日の試合でも充分に見れた。

とはいえ、大きな結果を出しているわけではない投手をドラフトで指名したスカウトに、今は大きな感謝をしたいし、球団は戸根、高木両投手を見出した事に特別ボーナスを出してあげて欲しい(笑)

1ヒット5四死球でもらったような3点、コレが今日のキーになるのは間違いないけれど、簡単に「もらった」って言ってしまっていいのだろうか?

録画した試合を何度か見なおしたけれど、投手のせいと言うよりも、打者がしっかりと集中してもぎ取った四球だと思えてならない。特に坂本がもぎ取った四球は先に2ストライクと追い込まれながら、粘り強くボールを見切り、厳しい球はファールで凌いだタイムリーに等しい押し出しフォアボールだったと思う

そういう各バッターの集中力が、今度は8回の坂本、阿部の連続タイムリーに繋がったのだと思う

終わってみればヒットは9本だけど、奪った四球は10個。

19安打したと思えば、6点は少なすぎると思えなくもないけど、極端に一発の少ない今のチーム事情で、昨日までの事を思えば、上出来すぎるくらいの出来

特に、今日になって村田のバッティングが変わった

昨日までは、構えてからインパクトまで一拍間があったというか、1、2の3の「の~」が長かったのだが、今日はスムースに1、2の3と打てていた。特打の中で何かを変えたのか、変わったのかわからないけど、その分、スムースにバットが振れていて、2本のヒットはどちらもボールの当たる場所さえもう少しずれていたら、もっと大きなあたりになっていたんじゃないかと思わせるバッティングだった

もしも、それが本人の中での変化だとしたら、これはチームにとっては良い兆し。出来れば、明日、一日空けるのではなくて、明日も試合したいくらいの気持ちなんじゃ無いかと思う。

今は帰す人ではなくて、チャンスメークをして帰る人になっているけれど、今日のようなバッティングが続けられれば、クリーンアップにも帰れる日も近いのではないかと期待してしまうが・・・・

(ま、期待させといて、アッサリ裏切るのもまた村田なんだが…(笑))

話は変わるが、GetSports で井端の右打ち特集をやっていたけれど、前の壁を意識して、できるだけ引きつけて右に引っ張るように打つのは逆方向に打つ場合のセオリーではある。私も教える時、右バッターにはライトポールへ引っ張るつもりで打てと話をすることは多いが、普通に右打ちを意識するとどうしても腰が引けて強い打球は打てない。ひところの坂本が逆方向を意識しすぎて、打球全体が弱くなってしまったこととに共通するのだが、こればかりは感覚の問題で、口で説明してもわかってもらえないことが多い。でも、今日のわざとファールを打つ練習は非常にタメになった。

ちなみに、前試合の實松のタイムリーもそうだし、今日の打席での粘りと四球を選んだバッティングは、ひょっとして井端のソレを意識してのものなんじゃないかと思うのだが、どうだろうか?(實松本人に聞かないとわからないが…)

阿部の二枚腰とは違う極意なのだが、今シーズンに入って、實松のバッティングに変化が起こって、井端の極意を身につけつつあるとしたら、小林ではなく、實松の出番というのが増えるかもしれない。何がイイって、あれが出来ると、1打席で相手投手に投げさせる球数が格段に増えるし、いやらしい8番バッターになれる可能性がある。

坂本のような変態インコース打ちが出来る選手には、むしろ無用の技術(無理してやろうとすると、かえってバッティングが狂う)だけれど、あれを村田が意識できるようになると、もともと逆方向へ強い打球が打てる選手なだけに、無敵になれそうな気がするのだが・・・

ハヤトゥの話に戻るが、何が良かったって、とにかく打のキーマン川端をノーヒットにおえたことが素晴らしい。それは前夜の田口もそうなんだが、相手チームで打たせてはいけないバッターをノーヒットに押さえることでもぎ取った勝利だといえる。ミレ、バレのいない今のヤクルト打線の中で唯一の弱点は2番バッター。その前の川端に仕事をさせないことで、クリーンアップをランナー無しで迎えるケースが増え、その分、思い切った配球で勝負することが出来る。特に、今日のハヤトゥは三振の少ない川端から2三振奪ったことが個人的には最大の評価だと思っているので、今日の3勝目は決してマグれではなく、ハヤトゥ自身がプロの一流打者を相手にしても、しっかり通用することの証だと思う

昨日の田口、今日のハヤトゥ、そして戸根。いずれもプロ1年目、2年目の若武者がチームの危機を救った。彼らに共通しているのはハートの強さと「投げっぷり」

相手バッターから決して逃げず、一発のある選手にもしっかりとインコースをつくピッチングが出来て、それでいて、決してコントロールが乱れない。自分独自の武器をしっかりと持ち、それを要所で最大限に発揮できる。ちょっと褒めすぎな気もするけれど、ヘタをしたらダントツ最下位でもおかしくないチーム状況の中、何とか踏ん張っているのは彼らのおかげだと言ってもイイだけに、現時点では持ち上げるしか材料が無いのも確か

攻撃陣に若武者のイキイキとした姿が見れないだけに、余計に投手陣の若武者が頼もしく見える。彼らが頑張っているうちに、攻撃陣も若返り、チーム全体が活気よく試合が出来る状態になることを祈るばかり

あれ?今日は愚痴らないのかって?いや、1つだけある。

「出来れば坂本、阿部のタイムリーは逆転して楽になってからじゃなくて、もっと早い場面で見せて欲しかったわ」

ってことかな?

ビハインドもしくは同点といった場面で打つタイムリーこそ、彼らに求められている結果な訳で、2点リードの8回で出ても、嬉しいは嬉しいが、正直なところ物足りない。

先に点を取り、出来れば中盤までに2点くらいのリードをしていたら、ハヤトゥにもっと楽なピッチングをさせられたかもしれない

それでも、この回で逆転しなければハヤトゥの3連勝は無いというギリギリのところで、見事に逆転したのはさすがだし、ハヤトゥ自身、ひょっとしたら「持ってる」のかもしれないと思うと、本当に今シーズンのローテの救世主になってくれるかも・・・

これで日曜は開幕以来、無傷の3連勝、当然、ハヤトゥも3連勝。日曜の勝利はスポーツニュースのハシゴが楽しいし、これからも楽しみで仕方ない。今は裏のはずの週末のローテが、すっかりと表になっているようなこの状況に戸惑いつつも、内海、大竹、小山には、とりあえず若手にまかせて、ゆっくりと調整してくださいと言いたくなってしまう(笑)今の投手陣に・・・感謝

(ま、若武者このまま1年持つとは思えないので、その時には↑の3人が頑張ってくれると期待しているが)

そういえば、気がついたらいつのまにか600万アクセス越えてました・・・

いつも見て頂いている皆さん、本当に感謝です!

管理人:みんぐ

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