ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛」10/11 巨 6-7 阪 → リーチ一発!と行きたかったんだけど…さすがに9四死球はねぇ(涙)


巨人 6-7 阪神 → 対 阪神 2(+1)勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:藤 川 1試合 1勝 0敗 0S
セーブ :
敗戦投手:中 川 2試合 0勝 1敗 0S
・投手リレー
巨人:戸郷→桜井→高木→澤村→大竹→中川 捕手:炭谷→小林
阪神:青柳→ガルシア→島本→ドリス→岩崎→藤川 捕手:梅野
本塁打
巨人:陽1号(四回ソロ)、岡本2号(五回2ラン)
阪神:梅野1号(三回ソロ)、大山1号(九回ソロ)
日テレG+ にて観戦 解説:中畑清桑田真澄 実況:田邊研一郎、河村亮
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東京ドームで行われた「2019セノンクライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」3回戦。巨人は1点を追う三回、4番の岡本があとひと伸びで本塁打という特大の2点二塁打を放ち、逆転に成功する。その後阪神に再逆転を許したものの、2点を追う五回、またも岡本がバックスクリーン左に今度は2点本塁打を叩き込み、同点とする。中盤以降はリリーフ陣が再三のピンチをしのいでつないだが、九回に6番手の中川が大山に痛恨の勝ち越し本塁打を浴び、6対7で敗戦。これで対戦成績はアドバンテージを含み3勝1敗となり、日本シリーズ進出は13日以降に持ち越しとなった
(https://www.giants.jp/G/result/201910111index.html)
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監督の言うように、さすがに9四死球プラス1イニング5失点では厳しいわ


今日は誰もが思うように、桜井の乱調が原因であるのは間違いないんだけど、高木京も難しい場面での登板になってしまったとはいえ、左バッターに打たれてしまったし、澤村もバタバタし、継投がすんなりゆかないブルペンの落ち着きの無さが敗戦に繋がってしまったかなと


先発の戸郷は立ち上がりは若武者らしく、ストレートで押して行って良かったと思う。
本人は3回に意識してしまったと反省しているけれど、高卒1年目のルーキーがこういう舞台に出て、意識しない方が無理ってもんだから、十分役目は果たしたと思うし、次につながる貴重な経験をしたと思う

もともと5イニングを任せるようなプランでは無かっただろうから、3イニングで1失点は上出来


問題は後をうけた桜井だったんだけど、てっきり鍵谷とか古川あたりが上がってきて、桜井は5戦目とか6戦目くらいの先発候補だと思ってただけに、そもそもの登板が意外でした。
多分、本人の中ではやる気は十分あったと思うけれど、ちょっと上半身と下半身の連動がバラバラでしたね、炭谷の配球にも問題あるし、解説の中畑、桑田両氏が言っていたように、審判のゾーンが厳しめだったことを差し引いても、平常心で投げられる状態になったように思います


イニング内で立て直すのは無理だと判断して、もっと早く見切っておけば、また展開も違ったんだろうけど、ここの判断のズレが結果的に次以降の継投にズレがズレを呼び、中川の回跨ぎにつながって最終的に勝ちこしされたという悪い連鎖になってしまったなと・・・

 

それでも、打線はしっかり6点はとっているわけで、チーム状態が悪くなったわけではないと思う


中でも岡本はCSで絶好調、プロ野球ニュースで井端氏が言っていたように、打つべき球と見送るべき球の見極めがしっかりできているし、打席の中で余裕をもって立てているからか、非常に落ち着いている。
今日勝ってれば、お立ち台で「キャリアハイです」って言っていたであろう、ホームランを含む3安打猛打賞で4打点と4番の働きをしっかりやってくれました。
唯一残念だったのが最後の打席で難しい球に手をだしてしまったことでしたが、9回裏2アウトまで追い込まれて、一発を狙いに行ってしまったのかな?まぁ、今日の藤川もキレッきれだったので、連打で点を取れる空気ではなかったからイチかバチかでスイングするのは仕方ないにしても、あの球じゃないだろ!ってつい叫んでしまいました(笑)


本人も悔いているだろうから、次はやってくれると思います


初回に亀井が捉えたあたりが力負けだったのはしょうがないにしても、坂本の天井弾が惜しくて、1戦、2戦と初回に良い攻撃が出来ていたので、あれ?今日はこちらの風向きではないか?と嫌な予感がしたんですが、全体を通してみると、その坂本も結果的にノーヒットだったもののあたりそのものは悪くないし、丸も四死球x3とらしさは出ているので、岡本、阿部も含めて1~5番までは問題ないですね


唯一残念というか、7回の阿部の悔しそうなセンターフライ、あそこで進塁打を打って1点でも取れていれば・・・ってのはありますが、3回にタイムリーを打ってますし、阿部を責めるのは酷ですね
(阿部ならあの球はレフト前にちょこんとヒットを打てるでしょうけど、後ろのバッターを考えると大きいのを狙いに行ってしまったのかなぁ?)


延長も頭の片隅にあったのかもしれませんので、小林を代えるのは難しかったかもしれませんけど、阿部をベンチに引っ込めない覚悟を決めるのであれば(最悪、阿部にマスクというのも頭の片隅に入れつつ)、ゲレーロ、石川と攻撃的に攻めることも出来たと思うので、桜井の代え時の判断も含めて、今日は原監督らしくなく、攻めの采配ではなかったかもしれません

 

まぁ、持ってる男 戸郷がピシャリと抑え、キャプテンと4番が躍動し、あっさりと日本シリーズ出場を決めて欲しかったのが正直な気持ちですが、やはりそう簡単には勝たせてもらえませんし、短期決戦の難しさが出てしまいましたね


とはいえ、それでも巨人の圧倒的有利は変わりませんし、安打こそ許してしまったものの7失点の主たる原因は四死球だと敗因ははっきりしているわけですから、引きずることはないでしょう。
第4戦に投げるであろう高橋優も四球の心配はありますが、先発の役割をしっかりと果たして勝利投手にでもなれば、ルーキーにとって貴重な経験になるし、自信にも繋がるわけで、主力打者が好調だから、少々の失点は構わないと監督、コーチが背中を押してくれるのなら、しっかりと結果は残してくれると思います

 

出来れば、1点でも取られたら交代みたいなプレッシャーをかけず、3イニングで交代させるみたいなこともさせず、1、2戦のように先発をしっかりと投げさせてゲームを作り、先にリードをして落ちついた形で継投に入るというゲーム展開でCS突破を決めて欲しいですね

 

管理人:みんぐ
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