ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/26 巨 5-2 楽天 → 若大将の一発で高橋優ようやく自己最多の6勝をゲット!

楽天 2勝0敗0分 東京ドーム

勝利投手:高 橋 9試合 6勝 1敗 0S
セーブ :デラロサ 10試合 0勝 0敗 6S
敗戦投手:則本昂 9試合 4勝 2敗 0S
・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→高梨→デラロサ 捕手:大城
楽天:則本昂→西口→安樂→福山→森原 捕手:田中貴
本塁打
巨人:岡本和13号(四回2ラン)、若林2号(四回2ラン)、大城5号(四回ソロ)
楽天:島内7号(四回3ラン)
日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:安藤翔
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202105261index.html)
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まずは先発の高橋優


ブルペン疲労度を考えれば、出来れば8回は投げ切って欲しかったし、本人もそのつもりだったろうが、そこは一つ宿題を残したという事でオケ。
そもそも、ちょっと前までの原監督なら7回に打順が回ったところで代えられていたかもしれないので、そこをグッとこらえて、8回の登板のチャンスをもらえただけでも良かったと思う
(ま、2点差以内だったら、ほぼ確実に代打だったろうと思うけど)


全体を通して四死球が2個だったのは、これまでのことを考えれば上出来。2回の岡島のホームランは球場を考えれば仕方無い部分もあるが、先頭バッターだっただけに、もう少し慎重に行っても良かった。
あとは5回の先頭打者への四球は反省点。味方が大量援護をしてくれた直後だっただけに、ディクソンにはソロならOKくらいの気持ちで大胆に攻めてもらいたかった


ただ、一方でランナーを出してもゲッツーで危険を回避するなど、持ち球をうまく利用してピンチを最低限で切り抜けたのは良いところが出たと思う。
今日はこれまでの反省を踏まえて、しっかり腕が振れていたし、ストレートのキレが良かった。
自分の持ち味はスクリューだけど、それを生かすも殺すもストレート次第だということを改めて感じたのではないだろうか?


もともと左バッターの多い楽天打線を相手だから、それなりにゲームは作ってくれるだろうと思っていたが、本人が緊張したと言っていたように、交流戦で投げるのは今までと全く違う感覚の中、いざマウンドに上がったらピッチングに集中出来ていたのは大きな収穫だったと思う。
自身の壁をやぶる6勝目を手に入れたし、自信も手に入れたことだろう
6勝を前に足踏みが長かったが、ここから一気に二ケタ勝利へ突き進んでくれるなら、チームに勢いも生まれる。今日負けて、明日の横川に勝ち越しか負け越しかというプレッシャーを与えないで済んだという点でも今日の勝利は大きな1勝だった。


この流れで今日は投手陣の話から


恐らくだけど、8回は三者凡退で終わらせてくれれば御の字、もしも浅村に回ることがあるようなら、鍵谷に代えるというシナリオだったと思うので、鍵谷自身は準備は出来ていたはずだけど、まさかのピンチを作っての登板になってしまった。前日は完璧だった鍵谷だけど、さすがに一発で同点という場面では、鍵谷もそうだし大城も平常心ではいられなかったかと思う。本来抑えるべきバッターを抑えられずに降板するのは悔しかったろうが、それでも甘めに入ってそれこそ長打を打たれることを考えたら、半分は致し方ないとも言える。


それを救ったのが高梨だったわけで、お立ち台に呼ばれるのも納得のピッチングだった。
昨日は出番が無かったが、今日は高橋優が完投でもしないかぎり、絶対に出番が来るだろうと、準備に余念は無かったはず。想像以上に厳しい場面ではあったけれど、古巣相手に痺れる場面での登板に、いつも以上に気合は入ったと思うし、それは表情からも見て取れたし、ヒーローインタビューからもうかがえる。


2失点までは覚悟していた中で、完璧なリリーフだったわけで、確かに今日のヒーローの一人は高梨だったと言ってもいい。


最後のデラロサはようやくらしさが少し出た感じ。3点差ということもあり、多少の余裕はあったろうが、久しぶりのセーブがついたことで本人も落ち着いたのではないだろうか?
まだ、同点、1点差という場面ではどうなのか?という不安はあるものの、こればかりは自身が乗り越えなければいけないことなので、次に期待したい。

 

そして今日のハイライト、圧巻だった4回の1イニング3ホーマー


若大将の、初球にフォークをスタンドへ運んだバッティングは完璧!
打った後にバットを投げ、ベンチを見ながら悠々と走り出す姿が、すっかり絵になるようになった
事前に石井コーチからどんなアドバイスがあったのかわからないが、普通に考えれば則本相手なら、まずはストレートにタイミングを合わせて変化球対応だろうが、まるでフォークが来るのがわかっていたかのようなバッティング。見逃せばボールと言われてもおかしくない球をスタンドへ運んだのだから、楽天バッテリーが一瞬パニくってしまうのもわかるような効果的な一打だったと思う。


そこからの若様の一発は丸を抑えて2アウトまで持ってきたので、ストレートで打ち取って終わりにしたい気持ちを読み取ってか、若林特有の線で捉える一発、じゃあ変化球で・・・という入りを捉えた大城の一発。


流れ的にも見事でした


苦戦すると予想された則本を5回持たずに降板させることに成功したのですから、得点できたのはこのイニングだけだったとはいえ、普通に考えれば、先制され、最初の一回りめの則本のピッチングを見れば、7~8回まで投げられて、取れて1点かなぁ~くらいの出来だったので、文句を言うのは失礼というものでしょう。


岡本はこれで再び村上に並んでホームランキングタイの13本。同じ本塁打数でも打点は12点も差をつけているわけで、どれだけチャンスに強いかがわかります
個人的にはストレートをはじき返すのではなく、フォークをスタンドにもってゆくというのは予想外でしたが、エースクラスの投手から流れを変える一打を放ったのですから、昨日「次は岡本がやってくれる」と予想した私のテンションがあがったのは間違いありません(笑)


明日はついに横川が投げます


ファームで無双しているとはいえ、1軍の公式戦はまるで別物だと思うので、今頃は寝付けない夜を過ごしているかもしれませんが、自分の力を東京ドームで見せつけるつもりで堂々と投げて欲しいと思います。
仮に打たれても、負けても責めるファンはいないでしょう。
抑えれば自信になるし、打たれれば新たな宿題を手に入れるだけ。デメリットは何もない登板なので、思いっきり投げて欲しいですね。

 

それにしてもパ・リーグの1,2位が連敗スタートとは誰もが予想しなかった展開。このままで終わるとはとても思えませんが、だからこそ何が起こるかわからない交流戦なので、こういう空気を味方につけて勢いをつけたいですね。

 

追記

プロ野球ニュースで「今日のホームラン」の最後に岡本の2ランを持ってきてくれたのは、それだけ評価された一発だったということ。ファンとして嬉しかったです

 

あと…門倉・・・何があった?

 

管理人:みんぐ
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