ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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4/30 巨人 3-4 阪神 → 鳥谷がサヨナラヒット!3連戦の初戦を落とす

巨人 3-4 阪神 4月30日(金) 甲子園

阪神:3勝4敗0分

勝利投手:藤川球 13試合 1勝 0敗 7S

敗戦投手:越 智 14試合 2勝 1敗 4S

・投手リレー

 巨人:西村健→山口→久保→越智(C:阿部)

 阪神:フォッサム→川崎→久保田→藤川球(C:城島)

ホームラン:

 巨人:

 阪神

巨人は初回に、小笠原のホームランで先制するも、先発の西村健が三回に2点を奪われ逆転を許す。六回に阿部のタイムリーヒットで追いつくも、九回に越智が鳥谷にこの日2本目のタイムリーヒットを浴び、阪神タイガースとの首位攻防戦で痛いサヨナラ負けを喫した。Yomiuri Giants Official Web より

阪神は3連勝すれば首位に並ぶ。舞台も甲子園ということで序盤からヒートアップすることが予想されたが、その通り小笠原のホームランから始まった。

先発の西村は落ち着いているように見えたが、マートンにヒットを打たれると新井のショートへの内野安打の際に坂本の悪送球で1点を返される。

3回には、その坂本のタイムリーで1点を勝ち越すが、小笠原の内野ゴロの間に走者ミスがあり、ダブルプレイとなってさらなる追加点のチャンスを逃すと、その裏にマートン、鳥谷、ブラゼルに打たれて2点を失う。

4回以降、両チームなかなか点が取れない展開となるが、6回に脇谷、小笠原のヒットのあと、阿部のタイムリーで同点に追いついた。

7,8回は巨人が山口、久保。阪神は川崎、久保田が0に抑え、9回へ突入。

ここで阪神は藤川を投入。長野がこの日3本目となるヒットで出塁し、由伸が藤川のストレートを真芯でとらえるも得点できず。

9回裏に越智が登場。桧山に3塁打を打たれるとマートン、平野(敬遠)が四球で1アウト満塁。鳥谷と勝負するが、ライト線へサヨナラタイムリーを浴びて試合終了となる。

序盤こそ、両チームバタついたが、中盤以降、そして後半にかけては一進一退の攻防で非常に見ごたえのある試合だった。坂本の悪送球や走塁エラーを責めたくはなるが、試合をやっている以上、こういう失策は仕方ない。ましてや伝統の一戦、しかも1点を争う試合となればプレッシャーも相当のもの(ファンのプレッシャーもスゴイし)、ノーミスで終わらせることが出来れば越したことは無いが、なかなかそうも行かないだろう。

ミスは練習すれば今後は減らせられる。ミスした悔しさを忘れなければ、明日に繋がるんでイイです。

今日の試合でいえば、9回に藤川を投入し、延長の考えられた展開で9回裏に藤川に代打を送った真弓監督の采配勝ちだったかもしれない。結果的には代打の桧山が3塁打を放ってサヨナラの演出をしたわけだから・・・鳥谷の場面で左のワンポイントも考えたけど、越智を続投させた原監督。いや、これも責めるつもりはない。両監督の渾身の采配が今日は阪神に傾いたという結果だった。

問題は明日!阪神は今日勝った事で3連勝が頭にちらついたはずだ「一気に巨人に追いつけ」・・・と。巨人ナインは残り2つのうち1つ勝てればまぁOKくらいな気持ちでいると、”GWの甲子園のファン”という強烈な味方をバックにあっさりとやられる可能性がある。その勢いに飲まれないよう、さらなる気迫で望んでもらいたい。