ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

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5/16 巨人 10-8 ロッテ → 得意の空中戦で交流戦3連勝!

巨人 10-8 ロッテ 5月16日(日) 東京ドーム

対 ロッテ:2勝0敗0分

勝利投手:西村健 7試合 3勝 1敗 0S

セーブ :クルーン 13試合 0勝 0敗 7S

敗戦投手:大 嶺 7試合 2勝 3敗 0S

・投手リレー

 巨人 :西村健→久保→福田→金刃→クルーン(C:阿部→鶴岡)

 ロッテ:大嶺→松本→古谷→秋親→伊藤(C:里崎)

ホームラン:

 巨人 :阿部9号3ラン、小笠原12号ソロ、ラミレス14号2ラン、

    高橋由2号2ラン、坂本10号ソロ

 ロッテ:金泰均11号2ラン、今江2号ソロ、西岡5号2ラン、金泰均12号2ラン

巨人は初回、阿部の3ランで先制。三回に、キム・テギュンの2ランで同点に追いつかれるが、その裏に小笠原のアーチで勝ち越しに成功すると、ラミレス、高橋由、坂本の本塁打攻勢で千葉ロッテマリーンズを突き放す。投げては先発の西村健が6回4失点と試合を作る。4番手・金刃が最終回に4点を奪われたものの、最後は守護神・クルーンが抑え、10対8で勝利。両チーム合わせて9本の本塁打が飛び出した空中戦を制した。

Yomiuri Giants Official Web より

前日の対左バッターの打線と打って変わり、今日は大嶺ということで、古城、スンちゃん、由伸ら左打者を並べてきた。

初回に坂本のヒット、ガッツへの四球の後、阿部のホームランで3点を先制。

3回にはガッツのソロホームラン、5回にはラミレスのツーラン、由伸のツーラン、6回には坂本のソロ、エドガーの押し出しで10点をもぎ取った!

しかし!さすがパリーグ2位の好調打線は、10点程度で崩れてくれるほど甘くは無かった。

西村は今江のタイムリー、キム・テギュンのツーラン、今江へのソロホームランで6回4失点。9回に金刀が西岡にツーラン、キム・テギュンのツーランで10-8まで詰め寄られた。最後はクルーンが何とか締めたけど昨日に続き、冷や冷やした試合だった。

両チームあわせて9本のホームランが飛び出した空中戦は何とか巨人が制した。西村も決して悪くは無かったが、原監督に「内容を考えろ」と言われたとおり、もう少し組み立て方は考えたほうがいいかもしれない。とはいえ、7試合で3勝1敗と2つの勝ち越しは立派な成績。パリーグ屈指のロッテ打線を相手に勝ちを得たのは大きな自信にしてイイ。

久保、福ちゃんは無失点で抑えたが、金刀の失点は痛かった・・・特にキム・テギュンへの2本のホームラン(1本は西村が打たれたが)は、相手を乗せてしまうので絶対に避けたかった。土壇場でピンチを迎えた展開となってしまったことで、次の対戦時も最後まであきらめない意識を植えつけさせてしまったかもしれないと考えると、次の対戦が怖い。

さて、スンちゃんとキム・テギュン韓国代表対決は、これはもう完全にテギュンの勝ち。次回の千葉マリンスタジアムでは、この借りを返してくれると期待したい。

さて、これで1日休んで、札幌での日ハム戦。ここのところ調子を戻しつつある日ハムに敵地での対戦。恐らく向こうは日本シリーズの借りを返すべく目の色を変えて挑んでくるだろう。こちらとしては藤井をぶつけてみたいところだけど、ローテーション的に難しい。でも、現在開かれている藤井塾で日ハム打線の情報をしっかりと頭に叩き込んで頑張って欲しい。ま、敵地ということでDH制になれば攻撃力もさらに上がるわけで、そういう意味では打線の調子が良い今の状態にとっては追い風となってくれるので、空中戦でなくていいから、満遍なくコツコツと点を重ねる試合を期待する。

ファームで調整中の亀井だが、昨日と今日の西武戦で先発出場した。

昨日は4打数3安打、今日は4打数2安打と回復傾向にあるようで、まずはひと安心。

松っちゃんの方は、守備練習、打撃練習などをこなしているようだが実戦復帰はまだの状態なので帰ってくるまでにはもうしばらくかかるかもしれない。しかし回復自体は順調らしいので、早く帰ってきてまた頑張って、好調なまま規定打席に達して欲しい。