ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

4/29 巨人 8-2 横浜 → まずは合格点の小山、打線も復活で最下位転落阻止!

巨人 8-2 横浜

対 横浜:1勝1敗0分

勝利投手:アルバラデホ 4試合 1勝 0敗 0S

敗戦投手:山 本 4試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:小山→アルバラデホ→久保→越智→ロメロ 捕手:鶴岡

横浜:山本→真田→佐藤→加賀→大原慎 捕手:武山→新沼

本塁打

巨人:坂本2号ソロ、ラミレス4号2ラン、長野3号2ラン

横浜:

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横浜ベイスターズとの2回戦。巨人は序盤に坂本の先頭打者ホームラン、ライアルのタイムリーで2点を奪う。しかし先発のルーキー小山がこのリードを守れず、同点に追いつかれてしまう。六回、ラミレスの2ランホームランで勝ち越しに成功。その後も効果的に追加点を挙げた巨人が8対2で勝利。連敗を4で止めた。

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勝った時くらいは、た~んと褒めてあげないとね!

ということで、今日は愚痴なしモードでゆきましょう。

まずは何といってもドラ4ルーキーの”小山雄輝(こやまゆうき)”。

大府高(愛知)→天理大(奈良)出身の大卒ルーキーでホントは中日ファンだったんじゃないの?(笑)とほくそえんでしまいそうだが、坂本、澤村と同い年ということで、彼が1軍に定着してくれれば、この黄金世代の3本の矢が巨人の未来を照らしてくれそうだ。

試合前に「楽しみ」だとコメントしている小山だけど、チームとしては4連敗中。今日負ければまだ序盤とはいえ、最下位転落という崖っぷちのシチュエーションでの先発は正直なところ荷が重いか?と思っていたが、表情、仕草からはそんなそぶりは見受けられなかった。最近の若い子は澤村といい、ハンカチ王子といい緊張しないんだね。胃がキュンとして眠れなくなるなんて事はないのだろうか?

ファームで4試合、15イニング投げて防御率1.80という堂々たる成績で1軍行きのチケットを手に入れただけに、文字通り自分の力がどこまで上で通用するのか試しているような投球だったと思う。15イニングで四死球がわずか2つだけというコントロールの良さが売りだったが、さすがに上では簡単にゆかず、終わってみれば4回、4安打2失点3四死球2三振という結果で数字だけ見れば可もなく不可もなくというところ。

次に登板のチャンスを貰えそうな上々の出来だったのではないだろうか?3回にスレッジ、村田に連続フォアボールを与えなければ、せめて4回終了時で1点でも勝っていれば5回くらいまで投げきるだけの機会は貰えたかもしれないが、前夜ゴンちゃんを引っ張って失敗しているし、今日負けたら最下位ということでしょうがないか?

槙原氏もコメントしていたが、ストレート、フォークでストライクが取れるのが彼の良いところだが、空振りが取れないところは弱点とも言える。フォークで空振り三振を取るために、MAX146kmのストレートにもう一段磨きをかけるか、カーブのキレを増す練習、さらにまだまだ体が細いので、もう一回り体を大きくすれば十分にローテーションに入ることが出来ると期待している。

ただ今日の立役者は小山ではない。

5回から登板で2イニング無失点のアルビーと次をピシャっと抑えた久保じゃないかと思う。小山続投ならまだ巻き返せると思ったかどうかわからないが、アルビーに変わったことで、横浜の出鼻をくじき、久保が横浜打線に「追いつくのは難しいか?」とあせりを与えたことで、次の越智、ロメロも落ち着いて投げられたのではないかと思う。

やっぱり、今年も久保の存在感はチームに安心を与えるなと再々確認した。

さて、打線はというと坂本のオープニングホームラン、ラミレスの勝ち越しツーラン、長野のダメ押しツーランと当たっている選手が期待通りの結果を出しての大量得点で基本的には文句なし。ガッツには安打こそ出なかったが、2四球は球が見えている証拠と良い方向に捉えたい。あとは、今日スタメンに入った矢野にヒットが1本でも出ていれば、個人的には大満足だったが、そこだけがちょっと惜しいところ。

何とか最下位転落は免れた巨人だが、まだ崖っぷちにいることには変わりない。

明日もスカっと勝って、3日からの東京ドーム開幕戦に勢いをつけて欲しい。