ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/15 巨人 4-1 中日 → 新たな中日キラー誕生!自力で胴上げを阻止!

巨人 4-1 中日

阪神:11勝10敗2分

勝利投手:ゴンザレス 13試合 3勝 3敗 0S

敗戦投手:チェン 24試合 8勝 9敗 0S

投手リレー

巨人:ゴンザレス→越智→山口→久保  捕手:阿部

中日:チェン 捕手:谷繁

本塁打

巨人:ラミレス22号ソロ、高橋由15号ソロ

中日:佐伯1号ソロ

日テレG+にて観戦

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首位・中日ドラゴンズとの3連戦第2戦。序盤はゴンザレスとチェンの、両者一歩も譲らない熾烈な投手戦となったが、巨人が2本の本塁打などで先制すると、投げては先発ゴンザレスが七回1安打無失点の好投を見せ、4対1で勝利。第1戦に続いて本拠地・東京ドームでの中日の胴上げを阻止し、CS出場にも王手をかけた

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ヤクルトが勝ち、今日勝てばひとまず目の前で胴上げは見なくてもすむというゲーム。チェンと谷繁のコンビからどうやって勝利を手に入れるか、また、CSで当たるかもしれない中日を相手にどうやってチェンから得点するか、そこが今日のポイントになると思っていた。

5番に座ってからバットが振れているラミちゃん。

今日も貴重な先制ホームランを打って、まるで4番のような働きでチームに勢いをつけてくれた。昨日のホームランもそうだが、変化球(特にチェンジアップ)に非常にタイミングがあうスイングが出来ている。気持ちに余裕があって、体も万全だから出来るんじゃないかと思うが、今季、成績も振るわず体調も思わしくない状態で続けてきたが、ここに来てやっと本来の状態に戻ったのではないか?とすれば、残りの試合もCSも期待していいかもしれないし、阿部の負担を軽減させるためにも4番に戻す時期が、残り2試合になってきたかもしれない。

ただ、チェンを相手に1点のリードでは何とも心もとない、そんな我々の心を汲んでくれたか左打者のヨシノブがチェンから見事なホームラン。ゴンザレスにこれ以上ない援護をプレゼントしてくれ、それまで全く危なげなかったゴンちゃんに、さらにリラックスできる状況を与えてくれた。

今日のチェンは優勝したいというプレッシャーからか、多少不安定なところがあったが、ストレートの球威は相変わらず。それでも、ここ数試合の巨人打線は集中力が切れていない。ヨシノブが打ったホームランも唯一来たかもしれない甘い球を逃さず打った、ナイスホームラン。

まぁ5回裏、1アウト3塁で坂本なら、得意のポップフライで3点目を手に入れて欲しかったが・・・サードゴロで、寺内がホームで刺されてアウト。普通ならこれで流れが変わりそうだが、今日のゴンちゃんは相手に全く流れを渡さない完璧な投球。

いち昨年の良かった時のゴンちゃんに戻ったのではないかと思われるほど、コントロールが素晴らしく、特に右打者のアウトコース、ストライクからボールへなるスライダーはほぼ完璧。前回の投球と合わせて、澤村に続き、二人目の中日キラーが誕生した。

さらに寺内の猛ダッシュによるゲッツーは、守備側も集中力が切れていないことを証明し、その流れで7回裏、ゴンちゃんの打席でガッツが登場すると、興奮は最高潮に!!!!!!!すみません、私、不覚にもこの瞬間、目に涙がにじんでました。

もういい年こいたオッサンだというのに、幼いころ、長期出張から帰ってきた親父を迎える時のような感覚になって、気がついたら自然と涙が・・・

球場のファンも同じだったようで、ライトフライの結果なんかどうでもよくて、ガッツが打席に立っているだけで、球場中がどよめいているのが、TV越しにもわかるほどでした。(実際どうでした?>野球好きさん)

8回には、長野、矢野のタイムリーが出て、巨人ファンが泣いて喜びそうな展開で最後は久保が締めて終了。

正直、ヤクルトが勝ったのは2位を狙う上では痛いが、それ以上にゴンちゃんの投球、ラミちゃんのホームラン、ガッツの復活といい事尽くめのゲームで、巨人が開幕当初にやりたいと思っていた野球の一部がやっと出来たという印象。今日のこのテンションだと、明日は少ないイニングながら内海を投げさせてくなってしまうほど、我を忘れる1勝だった。これで、明日負けても中日との対戦は負け越しがなく、勝つことが出来ればリーグ優勝の中日相手に2つの貯金を作れるということで、優勝を逃した悔しさを少しだけでも晴らすことが出来る。

明日はヤクルトは試合がないので、巨人が勝ちさえすれば東京ドームでの中日3連戦は完全勝利で終わらせることが出来る。野球はマジックが1ケタになってからが難しいもんだが、いきなりマジック4が転倒した中日は、そこから少し平常心でなくなりつつあるかもしれない。球場で祝勝会の準備をしている裏方さんや、普段では考えられないほどのファンが詰め掛けている中で、中日ナインもあと1つを取るのに苦労している感じが受けてとれる。

ヤクルトが2位確定にマジック1の状態なので、巨人としても1つ負ければ2位は無しという状態で、負けられない、負けたくないのは中日と同じ。明日はどちらの「勝ちたい度」が強いか、その気持ちの強さが勝敗を分けそうだ。

ってことで、ガッツの復活を記念して、飲みに言っちゃうので、コメントの返信は深夜になりそうです・・・・・(嬉涙)