勝利投手：宮 國 １試合 １勝 ０敗 ０S
セーブ ：
敗戦投手：２試合 ０勝 ２敗 ０S
投手リレー
巨人：宮國→山口→西村 捕手：阿部
阪神：岩田→小嶋→渡辺→鶴→福原 捕手：小宮山
巨人：
阪神：
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敵地甲子園球場で行われた阪神タイガース３回戦。不振に苦しんでいた打線は、初回にクリーンナップの３連打で先制に成功する。その後も打線は調子を取り戻して、今季初の二桁安打となる１３安打を放ち、阪神投手陣を圧倒。一方、ジャイアンツ先発の宮國は７回１失点の好投で、プロ初登板初勝利を飾った
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ボウカー起用に最も歯がゆい思いをしていたんじゃないかと思える谷がベテランの底力を発揮した。
右の代打要員としてベンチを温め続けていた谷だが、恐らく心の中では「何でおれを使ってくれない？俺は不調ではない、使ってくれれば結果を出す！」（私の妄想）と思っていたに違いない。相手の先発が左の岩田ということもあっての起用だと思うが、彼がバットで結果を出すことで、下位からのチャンスを生かし、クリーンアップへの繋ぎを見せて、チームとして得点を手に入れることに大きく貢献してくれたと言ってもいいだろう。
そして満員の甲子園で1軍デビューを果たした宮國
連敗ストッパーを託されることになったルーキーは、援護点をもらった初回を3人で切り抜けることで肩の力が取れたか、ルーキーらしからぬピッチングで阪神打線を抑えて行ってくれた。右打者へのカーブ、左打者へのフォークと左右を問わず武器を持っているし、四隅をつくコントロールと緩急を利用できる器用さがルーキーとは思えない配球を生み出して、阪神打線を沈黙させることにつながった。
そもそも、ほとんどの球が阿部のミット付近に行っているのが、今日の結果に繋がったと思うし、東京ドームとは逆の大歓声の中、緊張をしているそぶりもなく、自分のピッチングに集中できるあたり並のルーキーとは違う器を感じさせてくれた。
もちろん、相手も研究してくるし、長いシーズン中には不調になることも、故障をすることもあるだろうが、今日の良いイメージを大事にして、何とか1シーズン1軍に居続けて欲しいし、今シーズンはライバルも多いが、新人賞を狙うつもりで頑張ってほしい。
打線は初回に鳥谷が握りそこなって内野安打になった長野をきっかけに、阿部、村田に連打が生まれ久々にタイムリーで先制点を取ることができた。
これで少し打線の肩の力が取れたか、次の回に寺内からヒットが飛び出し、上位打線に回っての坂本→谷→長野の3連コンボで2点を追加。
前夜、1点を取るのってこんなに難しいことだったっけ？
と嘆いた打線が、気持ちよく繋がった。
阿部に4安打が生まれ、4番の役割をこなしてくれたことも大きく、2番谷、8番寺内の起用があたったこともあって、5得点を得ることができた。相手が岩田ということで右打者が結果を出すのは期待された役割ではあるが、左打者で唯一安打のあった阿部が中心にいたこともチームに追い風になった。
長い呪縛から解き放たれ、同一カード連続3連敗を免れたことで、火曜日からの東京ドームでの中日戦に期待が持てるようになった。まだホームランが出ていないことも気になるが、なんだかんだシーズンが終わるころにはチーム本塁打最多チームになっていると思うので、まぁそこは焦る必要はないだろう。
とはいえ、あくまでも2番谷というのは暫定処置なので、藤村、松本あたりがしっかりと打撃力を向上させ（藤村の場合はさらに守備力も）て、2番にデンと居座れる状況を早く作ってもらいたい。
いやぁ～～～～勝利のあとのスポーツニュースのハシゴって、こんなに楽しいものだったんだな・・・・と久々に思い出した（笑）
