ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/1 巨人 9-1 DeNA → 背番号55にグッと来た、早くダイヤモンド1周する姿が見たいもんだ

巨人 9-1 DeNADeNA:13勝3敗2分

勝利投手:ホールトン 20試合 10勝 6敗 0S

セーブ :

敗戦投手:田 中 12試合 0勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:ホールトン→田原 捕手:阿部→實松

DeNA:田中→小林太→大原慎 捕手:高城

本塁打

巨人:村田10号ソロ

DeNA:ラミレス17号ソロ

東京ドーム

東京ドームにて観戦

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東京ドームで行われた横浜DeNAベイスターズとの18回戦は、二回に今季初スタメン・大田のタイムリーで先制すると、藤村もタイムリ三塁打を放ち3点の先制に成功。その後も村田の本塁打、大田のタイムリ二塁打などで効果的に加点した。投げては先発のホールトンが8回1失点の好投で10勝目。打線が爆発したジャイアンツが連勝を3に伸ばした

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球場に入るのがちょっと遅れて、2回表の攻撃からだったんだけど着くなり阿部がヒット!村田が続いたところで、阿部が3塁へ!!!ま、他の選手なら普通のプレーなんだけど、走者が阿部なだけに球場にどよめきが・・・・

ホーム突入と違って、ブロックとかないプレーなので、思い切って走ったのだろうが、足が不調な阿部だけに、「あんまり無理しないでくれ!」という思いと「やれば出来んじゃん!」という思いが交錯し・・・でも、何としても先取点が欲しい!という阿部の気持ちは大田に伝わった

いや~~~まさか大田の先発が見れるとは思わんかった

てっきり代打で2度くらいチャンスもらって、結果が出なくて、次は中井と交代・・・みたいな感じになると思ってた

続く藤村が3ベースを放つ姿に「いつかはこういう1,2番コンビが見れるかもしれないな」という期待感が湧いてくる。

(原監督は足が速くて長打の打てる1番好きだからね~~~)

4番の激走と若武者二人が3点の先制点をたたき出せば、ぶっちゃけ巨人ペースでゲームは進む。村田が10号ホームランを打ち、長野にタイムリー、村田が猛打賞となるタイムリーを打てば、またまた大田が・・・・8回に長野がトドメでゲーム終了。

本当なら、村田の右方向へのホームランと猛打賞に、今後の期待を込めて色々と申すべきなんだろうけど、今日は無理、もう大田の話題しか出てこない。

センター、レフト、ライトへと3方向へのヒットを打ち、ファースト、センター、サードと守ればそこにボールが飛んできて、最後のウィニングボールはサードフライと、出来すぎなくらいの演出に球場にいる誰もが「おぃおぃ今日は大田のプレーヤーズデーだったか?」と思ったはず

(少なくとも私の周りにいたファンは、そう思ってた)

背番号55がお立ち台に立っている姿にグッときた人も多いだろう。私は「両親が来ているので・・・」で危うく泣きそうになった。

今年ダメなら野球選手をあきらめるつもりで・・・とチーム阿部の自主トレに参加し、開幕を1軍で迎えて期待されながら、結果が出ずに下で頑張る日々が続く中、やっとめぐってきたチャンスを(今日は)モノにしたね。正直なところ、開幕からボウカーじゃなくて大田使って100打席くらいチャンスを与えていたら・・・と思う日々もあったけど、下で歯を食いしばったことはムダじゃなかったな。

巨人の外野枠はかなりライバル多いけど、大田には松井のような選手ではなく、糸井のような選手(あのガタイで足速いし、パンチもあって、肩も強い)に育って貰いたいと思っているし、高卒ルーキーだから来年が本当の勝負だと思うので、あとは最後まで下に落ちないよう、結果を残し続ける(それはかなりしんどいが・・・)ことができるように頑張れ!

当面はファーストでの起用になるかな、若い奴がファーストってのはもったいないが、結果が出なくなってしまったエドガーの代わりとしては、経験値を積むという作業を考えても無駄じゃないと思う。

そうなると、下で結果を出している中井は面白くないだろうから、虎視眈々と狙ってるだろう。寺内がちょっと下を向いている状態なので、彼への気分転換も含めて中井との入れ替えは面白いかもしれない。

ま、正直、優勝が決まってから大田や中井にはチャンスが来ると思っていたので、思っていたよりも早くてびっくりした。やっぱりそれだけ中日3戦目の勝利は大きかったということか・・・(東京ドームでのDeNA戦ってことも理由のひとつか?)

昨日、小山を7回、最後まで投げさせたことと言い、今日の大田も守備位置を代えながら最後まで使ったことといい、この2戦の原采配には若手に対する期待値の大きさがうかがえ、さらに若手がその期待に応えていることが、見ていて気持ちイイ。

さらに無視してはいけないのが、藤村のスリーベース

出塁することにこだわりすぎてバッティングを見失った今シーズンだけど、もともと守るものも無い若武者なわけで、失敗を恐れずに強く振っている姿が頼もしい。先日も書いたけど、松本という体格がほとんど同じ選手が身近で強く振ることで、長打を打っている姿に良い意味で影響されたんじゃないかと思う。負けずに松本も左投手の時に代打で出してもらい、結果を出すあたり、俊足好打好きのファンからしたらタマらん展開だったろう。彼らが外野の間を抜けば、スリーベースになる確率は高いわけで、そうそう出るものではないけれど、相手投手からしたら嫌な打者であることは事実。

チャンスの場面で松本、藤村を迎えれば相手外野手は必然的に前めに守る事になるが、そんな中、外野の頭を越えるような打球を打てるようになれば、前進守備は取りにくく、ヒットゾーンも増え、良い状況が生まれる。

シーズン終盤戦からCSへ向かう中で、この二人はキーマンになるかもしれない

ホールトンは久々に生で見たけれど、今まで見た中で一番フォームが綺麗に見えた。

帰ってから桑田氏の解説を聞いて納得、背筋ピーンだったのね(笑)。投げる直前、足をつくまで背筋がまっすぐで体がブレてないからストレートに力が加わるし、コントロールも安定する・・・と。解説抜きで見てるとどこが違うのか分からなかったが、でもフォームの安定感は一目でわかった。

目標の8月で2ケタは出来なかったけど、1日ずれただけなので、まぁいっか。7回降板でも良かったけれど、8回もいけると首脳陣に言って8回まで投げ切ったあたり(ま、今日は球数も少なかったしね)、責任回数投げればOKという外人が多い中、好感度は大きく跳ね上がった。

そして田原。

前回、ブランコにホームランを打たれたのが悔しくて、リベンジしたいとコメントするなんて、見かけによらず負けず嫌いなところが見えて頼もしい。点差があったことを抜きにしても、下園、ラミレスを三振に取る姿はカッコよかったし、非常に丁寧に投げている印象だった。疲れが見えていたので下でしばらく休んだら?と思ったけど、そんなことしてチャンスを失いたくないという気迫を感じたし、偶然にせよ、ウィニングボールを大田に取らせるサードフライを打たせるなんて、なんて男前・・・と、これまたグッときた

ベテランと中堅・若手、生え抜きと補強選手、これらのバランスが良い形で結果としてでたゲームとして、今シーズンのベスト3に入るゲームだったんじゃないかと思う。

早めにゲームを決めたことで、控え選手にも出場機会を与え、若手の台頭によって他の選手が常に緊張感を持ってゲームに挑める。今日、中日が負けたことで優勝へのロードがさらに見えつつある中、他を気にせずチーム内の競争を煽ることで緊張感を持続させる原采配に、(この2戦は)拍手。

そうそう、久々に先発起用の谷も、最後にヒットを打つあたりシブいね。

先発起用させることで、ゲーム勘を戻させ、若手に負けないという気持ちを煽っての事かもしれないけど、それも非常に効果的だった

ラミちゃんが東京ドームでホームランを打ち、でもゲームは良い形で巨人が勝つ。

巨人ファン&ラミレスファンの私としては、非常に楽しめたゲームでした

明日、宮國を見に行くか、今日にするか迷ったけど、今日見といてヨカッタ

大量点の後は点が取れなかったりするけど、明日の宮國にもたくさん援護してあげてね!

さて、録画したゲームをもう一回見るか!(笑)

やべ、今日も浮かれすぎだ・・・・

(管理人:みんぐ)