ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

9/26 巨人 0-4 広島 → 2安打じゃねぇ・・・(涙)阿部の左手が心配だ

巨人 0-4 広島 対広島:15勝7敗1分

勝利投手:今 井 23試合 3勝 8敗 1S

セーブ :

敗戦投手:澤 村 25試合 9勝 10敗 0S

投手リレー

巨人:澤村→野間口→高木康 捕手:阿部→實松

広島:今井→今村→ミコライオ 捕手:倉

本塁打

巨人:

広島:エルドレッド10号ソロ、エルドレッド11号2ラン

マツダスタジアム

JSPORTS 1にて観戦

(解説 達川光男 実況 谷口広明

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マツダスタジアムで行われた広島東洋カープとの23回戦は、先発の澤村が五回まで粘りの投球で無失点に抑えていたが、六、七回にエルドレッドに2打席連続のホームランを浴びるなど4点を失い、降板した。打線は、広島投手陣の前に2安打に終わり、完封負けを喫した

Yomiuri Giants Official Web Site

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さすがに今日はあんまり言うことないなぁ~~~相性が良かった(はずの)今井に良いピッチングをされ、巨人打線といえど、相手ピッチャーの出来が良く、チャンスで凡退すれば、流れも悪くなり、こういう結果になる・・・ということかなぁ

これがCSとか、マジックを減らす戦いだったりすれば、早い段階でピッチャーも交代し、流れを変える作戦をとることもあるだろうけど、今日は澤村の復帰テストも兼ねての登板だし、勝ちゲームならともかく、ビハインドとなれば、エグい作戦をさせることも、ケガを恐れずのプレーをさせるということも無い・・・か

そう書くと、まだCSをあきらめていないカープファンから怒りのコメントが来そうな気はするけど、正直なところ致しかたないところはあると思う。

今日の注目は何といっても澤村のピッチング。

ゲーム前には、川口コーチから合格点は出ていないものの、テストする残り試合も少なくなってきたし、ホールトンに続く右腕1枠争いのテストをするしかないという中での登板。

下でミニキャンプを張ったとしても、今シーズンの弱点が簡単に治るはずはなく、どちらかというと悪いところには目をつぶって、いかにして良い所を引き出すか、そして悪ければ悪いなりにどれだけゲームを作れるか・・・ということになると思う。

そういう意味では、内海じゃないけれど、ランナーを出しながらも、何とか踏ん張っていたと思う。まぁ、好調とは言えないカープ打線相手だったので、これがチーム打率があまり変わらないヤクルト相手だったら・・・と心配になるけれど、右打者へのアウトローのストレートで見るべき球はあったし、フォークのキレも良かった。

けれど・・・

安定感という見方をすれば、ひやひやものだったというのが正直なところか・・・(汗)6回までで見れば被安打6で1失点、9奪三振なので5回とか、6回までを目一杯投げるという目線で見ればOKかもしれないけれど、7回まで・・・ということでは不合格かなぁ。

テンポが悪いのと、リズムにバラつきがあったのが気になるかな

ちょっと評価に困るので、もう1度くらいチャンスはあるかもしれないけれど、もともとヤクルトには相性悪いし、CSセカンドステージに、中日ではなくヤクルトが上がってきた場合は出番がないかもしれない・・・・

そしてもう1つの注目ポイントである阿部だけど・・・

解説の達川氏が言っていたように、今日はちょっとタイミングがあってなかった。7回のヒットはさすがだけれど、その前に左手にケガをしたようで、それがちょっと心配。

左手が使えない中、右手一本でヒットを打つのはさすがだけれど、左打者の阿部にとって、左手はボールを押し込んで飛距離を出すために大事な個所なので、明日以降の状態がちょっと心配かな。

(監督は大丈夫と言っていたけど)

本来なら、キャッチャーをさせないで、ファーストで起用させたいところだけれど、そうなると大田を使うことができなくなるし、残り試合も少ないのでファースト起用のままCSに突入するのは守りの面で不安になる。

ま、明日のゲームをキャッチャーなのか、ファーストなのかで、推察するしかないけれど、大事無いことを祈るばかり

最後に昨夜のレポートに対するコメントでも、皆さんちょっと色々と言いたいこともある感じの村田だけど・・・

う~ん、擁護してあげたいんだけれど、ちょっと褒めるところが見当たらないのが困ったところ。谷、ヨシノブを外しているので、今日は亀井を5番において6番で起用したのだが、とにかくタイミングが合ってない。というか、上半身と下半身がバラバラで、始動は遅いはボールは見えてないわ(3打席目は良くボール球に我慢したけど)で、守備はともかく今の状態なら、古城や寺内の方が可能性があるんじゃないか?というくらい。

原監督はあくまでも使いながら復調させる腹積もりのようだけど、さすがに使いながらでは難しいのでは?と思い始めているかもしれない・・・

これが村田じゃなきゃ、下に落としてミニキャンプ張って、徹底的に鍛えるんだろうけどねぇ~~~原監督は目の届くところに置いて、鍛えなおしたいだろうね

入団にゴリ押ししただけに、はずしたくないだろうし、実績を考えれば、もっとやれるはず!と監督も本人もファンも思っているだけに、どうするのが最善策なのか、誰もが迷走しているように感じる。

荒療治するなら、スタメンから外して代打で使って気分転換するとか、8番とか1番とかに起用して、余計なことを考えさせないようにするとか、彼の実績とかプライドとかを一旦リセットして、大きく何かを変えないとダメかもしれないな。

で、それでもダメだとしたら、こちらが想像していた以上にメンタルが弱いということで、今シーズンはあきらめて、来シーズンに向けた”村田革命”を実行してゆかないと、せっかくの良い選手が潰れてしまうんじゃないかと心配になる

ま、オフになったらまた村田については、改めて分析したいけれど、開幕前に阿部とどちらが四番になるか!?という論争から始まり、それなりに結果を出していた前半と、7月以降の村田とは別人になってしまったわけで、今シーズンを振り返れば少なくとも、阿部に対抗意識を燃やす熱は冷めただろうと思う。そうでなくても、意外に阿部の言うことはちゃんと聞いていたので、対抗意識が尊敬の念に変ってくれるなら、いっそのこと志願してチーム阿部の自主トレに参加し、オフに目いっぱい体をいじめ、坂本や長野といった若手とも積極的に打撃論を交わし、新しい「男・村田」を一から作り上げるくらいの気持ちを持ってくれれば、来シーズンは本当の意味で期待できるんじゃないかと思うが・・・CSも始まっていない状況で語るのもアレだし、9月以降は意識的に村田のバッティングについてアレコレ言わないようにしてきたつもりだけど、さすがに一言、二言言わないといけない空気になってきたので、ちょっと語ってみた。

さて、明日はゴンちゃんか

実はチョイチョイ故障したり、ポカやったりで、ほとんど戦力になっていないイメージが強いけど、体調さえ悪くなければ、それなりに投げているのがゴンちゃんで、ハマったら頼りになるのも彼だったりする。

本来、年を重ねるごとに球威は落ちても投球術は上がってくるはずで、その投球術がウリのひとつであるゴンちゃんとしては、今シーズンは、ローテを守り切れなかったとしても7~8勝くらいはしてくれなきゃ困る存在だった。

ま、その代りに若手の台頭があって、結果的に離脱してもマイナスイメージが大きくなることはなかったわけだけれど、今日の澤村のピッチングでCSの先発枠はまだ渾沌となったし、来シーズンの契約もあるので、明日に関しては今シーズンの欝憤をすべて吐き出すつもりで投げてくれないと・・・・

あんまり言うことないという割には、長くなってしまったけど、巨人にとって消化試合とはいえ、負けるとやっぱりストレスたまる・・・・な(汗)

(管理人:みんぐ)