ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

6/26 巨人 5-0 広島 → 中継ぎレンジャーで完封リレー!日大コンビにもタイムリー

巨人 5-0 広島 対広島: 9勝 1敗 1分

勝利投手:青木 8試合 1勝0敗0S

セーブ :

敗戦投手:中崎 12試合 2勝4敗0S

投手リレー

巨人:笠原→青木→アコスタ→山口→マシソン→西村 捕手:阿部

広島:中崎→上野→久本 捕手:會澤

本塁打

巨人:阿部19号2ラン

広島:

MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島

TBSチャンネル(CS2) にて観戦

(解説 駒田徳広  実況 清原正博

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広島東洋カープとの11回戦は、巨人が二回に2本のタイムリーヒットで3点を先制する。さらに五回には阿部の2ランホームランが飛び出し、試合の主導権を握った。今季初先発の笠原は三回途中まで無失点に抑え、その後巨人は5投手によるリレーを披露した。四回以降は広島打線に二塁を踏ませず、5対0で勝利。2番手で登板した青木が、移籍後初勝利を挙げた

Yomiuri Giants Official Web Site

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内海を回避して笠原が予告先発された時点で、まぁ今日負けるとしてもそれは仕方ないと思ってた、というかそう思っていた人も結構いたんじゃないかと思う。

一方で、今日勝つことが出来ればチームとしてはこの3連戦の勝ち越しを決めれるし、何よりも勢いが生まれるだろう、負けてもやむなしのゲームではあるが、実はどうしても勝っておきたいゲームでもある。

戦前では笠原にとっては今後、先発としてローテの一角を狙う絶好のチャンスと思っていたし、それをにらんだ起用だと思っていたんだけど、試合後の原監督のインタビューを聞く限りはどうやらそうではなかったようだ

Q:そしてピッチャーの方ですけれども、先発の笠原を9人で代えたというのは予定通りということでしょうか

A:予定通りというか、彼は今日は先発ではありますけれども、一応リリーバーですから明日も投げてもらわないといけないので。そういう色々なことを考えて。青木にしてもそうですね。急きょ、先発という形にはなりましたけれども、あくまでも明日も彼には役割というものがありますから、ぎりぎりの部分で明日も投げられる環境の中でマウンドのバトンを渡してくれたらなというのがありました

ということなんで、何回までという目安は無かったにしろ、明日も投げられる体力を残した状態でリレーしようという事なんだったと思う。

3回裏2アウト2塁ながらルイスを迎えたところで、躊躇なく青木にスイッチしたのは、失点を恐れてというのもあるだろうけど、それ以上にイニングに入る際にルイスまで回るようなことがあれば交代しようと決めていたんだと思う。

笠原の方もどこまで投げるか言われてなかったようで、与えられたところを0で抑えることを考えていたらしいし(本音かどうかはわからんが)、先発へ割り込むチャンスというより、とにかく目の前のバッターを抑えることに集中していたんだと思う

だったら先発経験もある青木をスターターにしてもイイんじゃないかと思ったし、古巣相手に先発って予告されれば、見たいと思う広島のファンもきたかもしれない。個人的には巨人のユニフォームを着てマツダスタジアムで先発で投げる青木なんて、それなりの見出しになりそうな気がしていたけれど、左の中継ぎという事を考えたら、むしろ青木はなるべく少ないイニングで今日は終わらせた方が今後のためにもイイと考えたのかもしれない(あくまでも私の予想ね)

結果的には3,4,5回と投げさせて、勝利投手にしてあげることができた。2回に3点を取った時点で、巨人有利の展開に持ち込めたので、笠原の降板は「もしかしてだけどぉ~~~青木に勝利をあげたかったんじゃないのぉ~~~(By どぶろっく)」という原監督流の演出だったのかも・・・・・しれない(苦笑)

最後は西村じゃなくても逃げ切れたと思うが、西村本人は何点差であっても最後は行くつもりでいたと言っているので、セーブが付かない場面ではあるけれど、まぁいっか。ゲームは西村を含めた中継ぎ6人衆の「中継ぎレンジャー」が被安打3本の完封リレーで内海の穴を埋めるどころか、チームに勢いをもたらす勝ち方が出来た

そういった展開に持ち込めたのも2回に3点を奪う事が出来たから。

(ここが1点とか、0点だったらゲームは全くわからなかった)

なんといっても阿部から始まる攻撃で、村田にタイムリー、さらに長野にもタイムリーと日大コンビが3点をたたき出した。真の殊勲者は四球を選んだ笠原だと個人的には思っているけれど、村田は2試合連続のタイムリーだし、長野も2アウト満塁という場面でのタイムリーということで、もう今シーズン何度同じことを言ったかわからないけれど、

これがきっかけになってくれるとイイ

ガッツと立岡は昨日に続いて残念な結果に終わってしまったけど、今後、彼ら以外が苦労する場面で光るバッティングを見せてくれる可能性もあるし、まぁ勝ったからいい?

ただ、立岡に関しては上に上がってきたころのガツガツした感じが鳴りを潜め、積極性がなくなると同時に守りに入ったような感じに見えたのは気になる。

中井も上がってきたし、下では脇谷、藤村も好調で、セカンドの競争はさらに激化してきている中、持ち味の元気っぷりを前面に出してくれないと、生き残るのは厳しくなってくる。特に内角の変化球には気持ちいいくらいバットが空振りしているので、弱点はすっかり相手にも浸透してきた感じか?三振を喫したそのボールを我慢できるか、ファールで交わすバッティングが出来れば相手の攻め方も変わって、また違う流れになるかもしれないので、何とか上にいる間に克服するきっかけをつかんで欲しいなと思う

明日はバリントン vs 宮國

2勝しているので、本来なら楽な気持ちで投げて欲しいところだけど、宮國本人からしたらやっとこさ上がってきて、ローテのポジションにおさまり、シーズン最後まで居続けたいと思って、並々ならぬ意気込みでド緊張しているかもしれないので、どう転ぶか、注目して見たい。

本当なら、今日は中継ぎが頑張ったので、出来るだけ長いイニングを投げて欲しいけれど・・・・

う~~~ん、どうなることか?

(管理人:みんぐ)