ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/2 巨人 3-2 阪神 → どんな形でも勝つのが大事、ただねぇ、心臓に悪いわ(汗)

巨人 3-2 阪神 対阪神: 3勝 6敗 1分

勝利投手:山口 32試合 4勝1敗2S

セーブ :西村 34試合 2勝2敗19S

敗戦投手:筒井 25試合 3勝1敗1S

投手リレー

巨人:菅野→青木→マシソン→山口→西村 捕手:阿部→實松

阪神:能見→安藤→福原→加藤→筒井→渡辺 捕手:藤井

本塁打

巨人:

阪神

甲子園球場

GAORA にて観戦

(解説 濱中治  実況 中井雅之)

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首位攻防3連戦の初戦となった、阪神タイガースとの10回戦は、先発の菅野が三回までに2点を奪われてしまう。しかし五回と七回に坂本が2打席連続のタイムリ二塁打を放ち、同点に追いつくと、以降は両リリーフ陣が譲らず、試合は延長戦に突入。2対2のまま迎えた十一回表、二死満塁の場面で立岡が押し出し四球を選び、これが決勝点に。ジャイアンツは4時間半を越える熱戦を制し、2位・阪神とのゲーム差を3.5に広げた

Yomiuri Giants Official Web Site

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もうね、押し出しだろうが何だろうが、勝てばいいのよ、勝てば

おそらく、全国の巨人ファンがそう思ったんじゃない?

今日の観戦メモは愚痴のオンパレードだったけど、ゲームセットを迎えた瞬間、ぶっちゃけそんなマイナス面はどうでも良くなってしまった

(逆に阪神ファンには愚痴のオンパレードになったゲームになっただろう)

能見ってことで、今日も先日の対石川と同じく右を並べてきたけれど、7番には亀井を起用した。やはり矢野は代打の方が光ると思ったのか、亀井なら左ピッチャー相手でも何とかしてくれると期待したのかはわからないが、そこだけ代えてきた。結果的にはその亀井は2安打しているので、まぁ点には結びつかなかったものの、悪くは無い起用だったと言える

点を取られたイニングを見てみれば、最初の失点は四球からピッチャーの能見に打たれるという二重のミスで奪われ、3回も四球から始まって寺内のエラーが絡んでの失点と、しっかりと集中できていれば防げた失点だったので、本来なら2-0で勝ってなくてはいけないゲームだったと言えるかもしれない。

人生で初の甲子園のマウンドに上がった菅野は、首位攻防戦を意識するよりも甲子園のマウンドに首位攻防戦の初戦を任されて立つという事に喜びを持って投げてくれると期待していたんだが、やっぱり緊張したかぁ?って感じで、本人が言うように慎重に行き過ぎてめずらしく5回と2/3で4つも四死球を出すというらしくないピッチング。勝負所で変化球がボール1個分ほど高くなるケースもあって、被安打も7と本人にとっては不本意な出来だったろう。

阪神が菅野をしっかり研究して望んできたのもうかがえたこともあり、甘いワンシーム(もしくはツーシーム)を狙われていた感じだし、コントロールがまとまっているピッチャーだけに、しっかりと踏み込まれて来たのは本人にとっても予想外だったかもしれない

それでも崩れそうなところで、大量失点にならず凌ぐあたりはさすがだし、今日は今日で新しい課題(特に盗塁を多くされたのは、フォームやクセに研究の余地あり)も見つかって次に修正できる経験が出来たと思えば、良い勉強になったゲームだったと前向きに考えて、レベルアップの材料にしてくれればいいか

序盤は2回、4回と先頭バッターを出しながら、送ることをさせない今シーズンの原采配にイラっときたが、無駄にアウトを献上しないというのであれば、せめて続く亀井(2回)、長野(4回)は進塁打を意識してくれないと・・・・どちらもフライアウトでは、それこそランナーを進ませることもなく、無駄にアウトを献上したという犠打よりも悪い結果になってしまう。

11回の勝ち越しのイニングは先頭の實松がヒットで出た後、すかさず送って決勝点をもぎ取っているわけで、序盤でも送ることが出来ていればもっと違った展開になっていたんじゃないかと思うんだけど・・・・(ビハインドの展開であればなおのこと)。

冷静に見れば能見相手によく同点に追いついたなと思うし、巨人的には負けなきゃOKのゲームだったので、3連戦の初戦を取れたのは最高の終わり方であり、連戦のスタートだった。逆に阪神は3連勝したかったところで、能見を送り込みながら勝ち切れなかったのは精神的にダメージが残りそうだ。

明日は久しぶりに登板の内海とナイター初の藤浪ということで、これまた要注目のゲーム。お互いに失点覚悟の点の取り合いになりそうな気がするが、初物に弱く、ナイターということで、藤浪の球がさらに速く見えそうなので、どういう風に攻略するのか楽しみだ。左打者に弱いというデータが出ているので、今日と違って左を並べてきそうな気もするけれど、そこをあえて正攻法なオーダーで来ることも考えられるし、まずはオーダーに注目したい

(グッさんは2イニングなげてお疲れなので、出来れば内海には1イニングでも長く投げてもらいたいし、攻撃陣は出来れば3点差以上の点差でゲーム終盤を迎えられるよう奮起してほしい)

あと阿部の状態がどうなのか非常に気になるところ。アイシングで様子を見るのではなく、交代して即病院に行ったらしいので、普通よりも悪いのか?と心配になるな・・・實松が良いバッティングをしていたので、あれなら阿部を休ませても何とかなりそうな気がするし、初戦を取れたので大事を取って代打の切り札としてベンチにいてくれるだけでも良いかもしれない。だからといって村田が調子いいからと4番に置くのは危険なので、ヨシノブあたり抜擢してくれると個人的には嬉しい・・・・

そしてなんといっても褒めてあげたいのは4安打の中井。今日はボールが良く見えていたしバットもスムースに出ていた。ペナルティを挽回するには活躍し続けるしかないのだが、再昇格以降はしっかりと結果を残している。今日のように浜風が強い日は、思い切ってレフトスタンド目指すバッティングをして長打を打ってくれるとチームも乗ってゆけそうなので、状態が良い今のうちにドンドン積極的に打って行ってほしい

最後にこれで何度目になるかな・・・あれだけ「外スラ反応禁止令」を出したにも関わらず10回の長野の打席にはかなりガッカリだった。インハイのボール気味の球に手を出してくれればよかったのに、あれを打ちに行かなかったばかりに結局は外角に意識が行き過ぎて大事なところで空振り三振を喫してしまうという最悪の終わり方。同じ三振なら外スラに反応することなく見逃し三振でもしてくれた方が相手バッテリーにとって余程不気味に映ったはずなんだが・・・本人もわかっちゃいるんだろが、外角恐怖症というかもはやイップスなってしまった状態は、そう簡単には回復できそうにないのが心配だ

仕事がつまってレポートが遅くなってしまった・・・(涙)

(管理人:みんぐ)