ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/30 巨人 4-1 ヤクルト → 橋本おかえり!このまま1軍に居続けるんだぞ!

巨人 4-1 ヤクルト 対ヤクルト: 7勝 4敗 0分

勝利投手:内海 16試合 8勝4敗0S

セーブ :西村 42試合 2勝3敗25S

敗戦投手:ロマン 20試合 2勝4敗1S

投手リレー

巨人:内海→山口→マシソン→西村 捕手:阿部

ヤクルト:ロマン→江村→木谷→山本哲→松岡 捕手:相川

本塁打

巨人:

ヤクルト:畠山10号ソロ

東京ドーム

日テレG+にて観戦

(解説 江川卓  実況 蛯原哲町田浩徳

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東京ドームで行われた東京ヤクルトスワローズとの11回戦。ジャイアンツは、二回に先制を許すも、三回裏、村田のタイムリ二塁打で逆転に成功。五回裏にも、ロペスが押し出し四球を選び追加点を挙げる。先発の内海は粘りの投球で6回を投げ、失点を本塁打の1点のみに抑えた。終盤は山口、マシソン、西村の投手リレーで試合を締め、ジャイアンツは4連勝を飾った

Yomiuri Giants Official Web Site

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仕事が詰まってて、遅くなってしまった・・・・

今シーズンチャンスをもらいながら、22打数2安打と結果を残せず悔しい思いでファームに降格した橋本が、その悔しさをバネにしっかりと練習して、文句のない結果を残し、満を持して上がってきた。

亀井が落とされた時点で、橋本が上がるのか、大田が上がるのか、どっちなのか楽しみにしていたけれど、ここは足の速い左ってことで橋本があがり、即スタメン。

春に1軍で悔しい思いを経験しただけに、ファームでの日々は常に1軍でのプレーをイメージしながらの練習だったと思うけど、それが見事に実を結んだ活躍だった。

特に3回は内海が自分の守備のミスでピンチを広げ、失点していたらズルズルといくかもしれないと予感させた場面だっただけに、橋本のレーザービームは内海を救うだけでなく、自分自身が1軍でプレー活躍する自信(とリズム)を手に入れた貴重なプレーだった。

小柄で脇が閉まったコンパクトなスイングながら、逆方向にあわやホームランという打球を打てるのは、その強肩がもたらすリストの強さのおかげ。左の長野になれる可能性を秘めている(あと少し身長があったら・・・ね)

亀井の離脱は痛いけど、それを補って余りある活躍を今日はしたし、立岡が上がってきて活躍した時もそうだし、中井が結果を出した時もそうだけど、若手が元気いっぱいだとチームの雰囲気は良くなるし、中堅、ベテランはこのままじゃいけないとお尻を叩かれている状態になるだろう。

こうなると欲が出てくるもんで、ここのところ元気のない谷に代わって、大田を上げるとか、さらなる願望が・・・・(汗)

明日は八木なんで、2番に矢野を持ってくるとか、原監督は打順をいじってきそうだけど、出来れば今日の流れをそのまま明日に持ち込んで(変えないで)ほしいと思う

今日はロペスに押し出しの四球はあったものの、ボウカー、中井とあわせてノーヒットと、下位打線に元気が無かったが、まぁそう毎試合結果が出せるわけでは無いし、その分今日は1,2番が機能したからヨシとしよう

その1番の長野だけど、中日との前試合で5タコだったので、心配する声も聞こえたが、やっぱり一日空いてうまく切り替えられたようだ。相変わらずな部分もあるけれど、甘く来たボールに対してはスムースにバットが出ているので、釣り球に手を出して失敗するようなところさえ、もう少しだけ我慢できれば、いよいよ去年の状態に戻ってくれそうな気配を感じる。

同様に今の村田は好調さが続いていて、6月までなら甘く入った球を見逃して悔しがったり、打ち損じて顔を下に向けている姿が目に付いたけれど、今は甘い球の見逃しも、打ち損じもほとんどなくなった。以前なら阿部が敬遠されて村田勝負になると、そこで攻撃が止まってしまっていたところが、村田が勝負強さを手に入れたことで、そこで終わらないという好循環が生まれている。村田自身も自分の前が敬遠されるというベイスターズ時代は味わったことのない屈辱も、今ではすっかりと慣れ、プライドを気づけられるというよりも、逆にチャンスで回ってくることに喜びを感じているんじゃないかと思うし、さらに後ろのロペスが好調なので、自分で決めるというプレッシャーよりも繋ぐという意識が去年以上に芽生えているように感じるんだが、どうだろう?

ま、またいつ落ちるかわからないんで、あんまり安心は出来ないけれど、4月の好調さと5~6月の不調を味わった結果を踏まえての今のバッティングなんで、次に同じことが起きても、前よりは経験値が増えた分、立て直しも楽になってくれるはずだと思いたい

さて、先発の内海はセットポジションのフォームを修正したと報知にあったけれど、その成果のほどはちとわからなかった。ただ前回の反省を踏まえ、しっかりとストレートを軸にして打者を打ち取ろうという意志を感じることは出来た。

結果的におさえられたという雰囲気が無いわけでは無いし、最下位のヤクルト打線の元気の無さに救われた部分はあるけれど、6回1失点で役割は全うしたと思うし、少し自信を取り戻せたんじゃないだろか?

畠山に一発は浴びたものの、ミレッジ、バレンティンをノーヒットで抑えたのは見事。(天敵 田中浩康がいないってのが個人的にはデカイと思った)

澤村、杉内が前回厳しい結果に終わっていたので、内海までおかしくなると菅野だけかよ!みたいな空気になってしまうだけに、しっかりと勝ちが付いたのは内海にとってもチームにとっても大きかった。

ま、なんだかんだ言って8勝4敗と先発ローテとしては文句ない成績で、負け方が悪いせいで良いイメージが無いと損している部分はありそうだけど、シーズン15勝するくらいの可能性はまだ残っている。

菅野に勝ち星で負けている分、エースとして不満はあるだろうけど、大事なのはここからなので、コツコツと勝ち星を積み重ねて、終わってみればチーム内で最多勝だった・・・・みたいな成績を残してくれることを願っている

明日は 笠原 vs 八木の同級生対決か

原監督が実力でつかんだという笠原がどういうピッチングを見せてくれるか、非常に楽しみだけど、前回のカープ戦のように青木(or 福ちゃん)の介護前提で投げさせるようなことなく、多少打たれたとしても責任回数の5回はちゃんと投げさせてあげて欲しいなと思う。

さらに言えば、連日の橋本の先発起用と中井の活躍で笠原が勝利するなんていうヤングジャイアンツ大爆発な感じになったら、球場のボルテージは最高になるだろう

中日の3連勝と阪神の連敗で三日で3ゲームの差がつくのは予想外だっただけに、少し余裕を感じてしまうのが正直な気持ちだけど、週末にはその阪神との直接対決が待っているので、実はその直接対決よりもこのヤクルトとの3連戦が非常に大事になってくる。

余裕こいて負け越すような隙を見せれば、阪神に流れをもたらすことになるので、ゲーム差が広がった今だからこそ、隙を見せない野球をして、週末にはさらに広げられるような戦いをしたい

にしても、DeNAの勢いはスゲーな!打線の援護が期待できるとなると、投手はあれくらい気持ちが変わって大胆になれるもんなのか?と驚いてる。

ムードメーカーのモーガンが攻守に好調なことで雰囲気もいいし、周りがそれにつられて良い循環を生み出してる。個人的にはヒチョリとモーガンの漫才が見れそうな外野コンビが見れるとさらにチームが乗れそうな気がするけど、こちらとしても8月はDeNAとのゲームが9試合もあるので、これまでの対戦成績だけを考えて、甘く見てるととんでもないしっぺ返しを食らいそうなんで、しっかりと気を引き締めておきたい。

(管理人:みんぐ)