ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

8/20 巨人 2-0 ヤクルト → 内海らしいナイスピッチング!一歩間違えばヤバかったけど・・・

巨人 2-0 ヤクルト 対ヤクルト: 10勝 4敗 0分

勝利投手:内海 19試合 10勝5敗0S

セーブ :西村 52試合 3勝3敗31S

敗戦投手:古野 9試合 1勝1敗0S

投手リレー

巨人:内海→マシソン→西村 捕手:阿部

ヤクルト:古野→バーネット 捕手:中村

本塁打

巨人:ロペス15号2ラン

ヤクルト:

長野オリンピックスタジアム

フジテレビONEにて観戦

(解説 大矢明彦  実況 向坂樹興

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長野で行われた東京ヤクルトスワローズとの14回戦。ジャイアンツは二回にロペスの2ランホームランで先制すると、先発の内海は、初回こそ制球に苦しんだが、打たせて取る投球で八回途中まで無失点。リリーフのマシソン、西村も得点を許さず、完封リレーで2点のリードを守り切った。内海は4年連続の二ケタ勝利となる10勝目をあげた

Yomiuri Giants Official Web Site

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ピッチングの基本ははとにかく低く・・・・

両ピッチャーから、その意識を強く感じたゲームだった。

内海は7回2/3で被安打7、四死球2の無失点

古野は8回被安打3、四死球1で2失点

数字の上では、まぁよく勝てたな・・・と(苦笑)

ただ、打たれても点を与えないのが内海のピッチングなら、今日は立ち上がりこそ冷や冷やしたけれど、以降は打たれても低めに制球してゲッツーを取る「内海らしいピッチング」で、安定感があった。

一方で初対決となる古野も2年目とはいえ、社会人出身の27歳。1勝しかしてないけれど、防御率は 2.57と悪くない。初物に弱いと言われ続けている巨人がどう立ち向かってゆくのか期待して見ていたが・・・ロペスの2ランがなければヤバかった・・・という意味では、これまた「巨人らしい内容」だったか?(苦笑)

実際、非常に良いピッチングをしていたし、なかなか打てる球もなかった。

チームとしてどう攻略するか・・・アウトの内容をざっくりと見ても、内野ゴロが非常に多く、冒頭で書いた通り、とにかく低めをついて打たせて取るピッチングなので、基本的には同じゴロならセンター方向へ!ってことで、基本に戻ってセンター中心のバッティングをするか、足の速い選手を並べてドンドン揺さぶってゆくか・・・もしくは、逆に一発のある選手をズラっと並べてプレッシャーをかけて精神的に追い込むか・・・

左右の違いこそあれ、内海も同じようなタイプだけに、あんまり言うと、内海の攻略法を書いているようで少し複雑(汗)

個人としては、内海に完封を狙わせて一気にムードを盛り上げたいなと思っていたのだが、原監督は勝ちの形式にしっかりとこだわって、マシソンを投入してきたなぁ

コメントも「目的がそれ(完投)にあるなら可能性もあっただろうけど、目的は勝つことだから。最善策を取りました」と言っているし、球数も112球だったので、仮にあのまま投げていても9回を任せるのは微妙な球数ではあったか・・・

(完投させないつもりであれば、あの場面で交代するのが正攻法か)

今日の阪神DeNAの戦いを見てもわかるように、週末にやるDeNAとの3連戦は打ち合いになる可能性もあるので、なるべくこのヤクルトとの3連戦は、勝ちにしても、負けにしても中継ぎの登板は少しでも減らしたいところなんだが・・・(ただでさえ、ここのところ使い過ぎだし)

うちのカミさんは、最終回、西村が満塁のピンチを迎えたところで「しっかりしてよぉ」なんて言っていたけれど、村田のエラーから始まり、自分も四球を出して迎えてしまった1アウト満塁だけど、最終的には0で抑えたことが素晴らしい。昔の西村だったら連続四球で押し出しとか、ビビってど真ん中に投げて痛打されるなんて事になってたかもしれない。

多少かわしに行くピッチングに見えたけれど、後ろにはもう誰もいないという覚悟(実際にはグッさんがいたけど)で投げている気持ちは伝わってきて「いやぁ頼もしくなったなぁ、立場は人を変えるんだな」と感慨深い気持ちに私はなった

同点、もしくはサヨナラで負けていたとしたら、村田も落ち込んだだろうし、西村も自信を無くすことに繋がっていたかもしれないと思うと、森岡の三振と竹内のレフトフライは非常に意味のある2アウトだった。

むしろ、これでピンチを迎えてもさらに強くなれる経験値を稼ぐことになったと思いたい

明日は宮國 vs 八木

巨人からすると八木は良いピッチャーだけど、こちらは2勝しているので相性の良い相手。宮國は今シーズンは対ヤクルトに1試合しか登板していないが、7回を無失点で抑えているので、(苦しいけれど)相性の良い相手。数字通りなら巨人有利なゲームだけれど、宮國自身は復帰2戦目なので結果も内容も問われるゲームとなるので、本人も並々ならぬ覚悟でマウンドに上がるだろう。空回りして砂遊びだけはしないように落ち着いて投げて欲しい

21日は早朝から外出してしまうので、コメントいただいても返事が遅れるかもしれません、予めご了承くださいませ

(管理人:みんぐ)