ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/21 巨人 0-3 阪神 → もったい無い失点だったけど、それでも打線が援護しないとね

巨人 0-3 阪神 → 対 阪神:5勝8敗0分 甲子園球場

勝利投手:岩 田 12試合 8勝 3敗 0S

セーブ :呉昇桓 37試合 1勝 2敗 23S

敗戦投手:澤 村 3試合 1勝 2敗 0S

投手リレー

巨人:澤村 捕手:阿部

阪神:岩田→呉昇桓 捕手:梅野

本塁打

巨人:

阪神

フジテレビONE にて観戦

解説:田尾安志片岡篤史 実況:山田恭弘

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甲子園で行われた阪神タイガースとの13回戦。巨人は二回、先発の澤村は無死満塁のピンチを背負うと、2点タイムリーヒットで先制を許す。打線は3年ぶりに長野が4番に座るなど、大幅に組み替えたが、阪神先発・岩田の動く速球に苦しみ得点を挙げることができない。一方、澤村は二回の失点以降は立ち直り、8イニングを3失点完投の粘投を見せたが、最後まで打線は澤村を援護することができなかった。巨人は0対3で敗れ、2位阪神とのゲーム差は2・5となった

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う~ん、勝てないまでも相手のストッパーから、せめて1点は取っておきたかったなぁ~~~(涙)

オールスターが明けて、後半戦がスタートする大事な開幕戦に澤村を指名した原監督。これも期待の現れだろうし、ここまで復帰して2試合、1勝1敗なれどゲームはしっかり作っているし、前回たった一球で勝ちそびれた苦い借りを返す絶好のチャンス

だったはずなんだが・・・

立ち上がりに苦労するのは、どの投手も同じだけど、序盤の澤村は悪い時の澤村が見え隠れしていて非常に心配な状況

ストレートにキレは無く、コントロールもアバウト、軸になる変化球も見当たらず、こりゃヘタしたら3回くらいで降板か?と思わされるほど・・・

終わってみれば今シーズンはセ・リーグで負け知らずの岩田を相手に、2回の2失点が重くのしかかり、夏休みに入って、満員の甲子園球場の大声援の中で結果的にはなすすべなく負けたという形になってしまった

早い段階で1点でも返せていれば、相手にプレッシャーもかけられたろうが、2点差ってのが厳しかったかな。3回以降澤村が立ち直っただけに、もう少し打線の粘りというか、食い下がりというか、負けん気というか、意地みたいなものが見たかった

とはいえ、もう復帰登板だからと言い訳できない澤村なので、原監督の言うように相手が良い投手だとわかっているからこそ、1点もやらない展開に持ち込んで欲しかったのも事実。8回3失点は先発投手としては全く問題ない結果なので、責めるつもりは毛頭ないし、悪かったのは打線だったけど、点の取られ方が悪かったのは残念、菅野と同じくもっと出来る男なので、次は前回、今回の反省を踏まえて投げてくれればイイ

監督も僅差を勝てると信頼しているから後半戦の初戦に抜擢したわけだし、首位攻防戦の初戦を敵地で勝てればチームにとっても大きな意味を持つと期待していたわけで、本当ならそれこそ「制圧」するくらいのピッチングを見せてくれたら、これ以上ないスタートが切れたし、残り2戦を連敗してもまだ2.5差ということで、相手の勢いを出鼻でくじく効果もあったんだが・・・

終わってみれば、3連勝すれば一気に0.5差になるぞ!という希望を相手に与えることになってしまった

打線に関して言えば、長野を4番に持ってきたことに異論は無い。7月に入っての成績で言えば、消去法でいっても長野が一番当たっていたわけだし、状態の良い選手を積極的に使ってゆくという原監督らしい野球で言うなら、理にかなっている。

ただ、明らかにバッティングが狂っている片岡を使い続けるのはどうかと・・・

ゲーム中に語られた情報によれば、左ピッチャーの時は片岡を2番に、右ピッチャーの時は橋本を持ってくると原監督が考えていると言っていたが、いやいや、その前にセカンド守れて”今の片岡”より期待できる選手がベンチにいるのでは?とツッコミたくなった(笑)

村田がチャンスで打てないのは想定内だけど、問題はむしろ阿部か・・・

後半戦の初戦にキャプテンを外すわけにはゆないのはわかるけれど、9回にヒットを打つまでの阿部の打席でのスイングは余りにも頼りない感じだった。オールスターでも元気があるようには見えなかったし、やはり体調がよろしくないのでは????

阿部、村田に関しては、良くなったり悪くなったりの繰り返しで、期待すんのも裏切られるのも、見ているこっちも疲れてしまったので、もうこの二人は最後までこの調子なんだと割りきって、「今日は悪い方の日だな」と判断したら、代えるなり打順を落とすなりするような臨機応変な使い方でもしないと、肝心なところで線が途切れてしまうという事が今後も繰り返されそうで怖い

他にいなければ、我慢して上がり目を待って使い続けるという手もあるが、チーム状況がそれを許さないだろう。

前半戦に何度も言ったけれど、思い切って一ヶ月ほど抹消して万全にさせるのか、今のような状態を続けながら最後まで出場させるのか、決断するにはギリギリのところに来ていると思うんだが・・・ま、ここまでの使い方を見る限り、最後まで今のままで行くという結論が出ているような気もするけど(汗)

せっかく去年あたりから能見が苦手でなくなってきたのに、今シーズンは岩田かよ!という状態になってしまった。ま、前回はソロホームランが多かったとはいえ、3点は取ったわけで、甲子園球場で岩田と戦う戦い方をもう少し考えないと、これから先も当てられることは明白なので、しっかりと対策をねってもらいたい

明日は杉内 vs メッセか・・・

数字の上ではほぼ互角だと思うのだが、これまでの印象から言うと、メッセを打ち崩せるイメージが今ひとつわかないし、杉内も阪神に相性が良いとはいえ、立ち上がりが苦手という心配と、5~6回あたりに突然つかまるかも?という不安がどうしても拭えない

甲子園の雰囲気も考えると、若干不利な気もするし。前半戦の最終に投げ、オールスターでも投げている菅野を3戦目に使うことは出来ないので、明日落とすと3連敗という目も出てくる

ゲーム差を考えれば、この3連戦も前回の東京ドームでの戦いと同じく、1勝すればまぁ御の字という状況ではあるが、それで1勝2敗で終わると、6勝9敗と対戦成績で借金3になるってことで、このブログにたびたび出てくる阪神ファンの友人にいぢられるネタを与えることになってしまう・・・私が気持ちよく酒を飲むためにも、ゼヒとも対戦成績で追いついてもらわないと(笑)

阪神の確変が終わることを願うより、こちらがそれ以上の勢いをもって後半戦を戦うことのほうが大事だと思うので、1~2番、7~8番がバンバン打つよりも、阿部と村田がどれだけ「オラオラぁ~~~!」というバッティングをしてくれるかがキーになりそうだ

管理人:みんぐ

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