ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

10/15 巨人 1-4 阪神 → 初戦ってヤッパ難しいな、まぁ切り替えて明日!

巨人 1-4 阪神 → 対 阪神:0勝1敗0分 東京ドーム

勝利投手:藤 浪 1試合 1勝 0敗 0S

セーブ :呉昇桓 1試合 0勝 0敗 1S

敗戦投手:内 海 1試合 0勝 1敗 0S

投手リレー

巨人:内海→江柄子→高木京→久保 捕手:阿部

阪神:藤浪→福原→高宮→呉昇桓 捕手:鶴岡

本塁打

巨人:阿部1号ソロ

阪神:ゴメス1号2ラン

日テレG+ にて観戦

解説:山本浩二江川卓 ゲスト:三浦大輔

実況:河村亮平川健太郎

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阪神タイガースを東京ドームに迎えての「2014 アットホーム クライマックスシリーズ セ ファイナルステージ」1回戦。先発の内海は初回に3点を失う苦しい立ち上がり。一方、打線は阪神先発の藤浪を打ちあぐね、中盤まで無得点を続けた。巨人は七回、阿部のソロホームランで1点を返すと、さらに3連打を浴びせて無死満塁までチャンスを広げたが、決定打を欠いて追加点を奪えなかった。巨人は1対4で阪神に敗れ、クライマックスシリーズは黒星スタート。対戦成績はアドバンテージを含め、巨人、阪神1勝ずつで並んだ

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いやぁ~ロイヤルズ強いな、チェンと青木の対決は見てて興奮した!

ん?違う?

日ハムは勢いあるね、稲葉と金子の引退でチームがひとつになってる感じ。激戦を制した流れもあるけど、移動ゲームで疲れてるだろうに、負けたとはいえ、あの激しい戦いはお見事!

ん?これも違う?(笑)

だね、現実逃避はこれくらいにしておかないと(汗)

どうも巨人はエンジンのかかりが遅いんで、短期決戦の初戦は何かいつも敗戦のイメージがあって、ぶっちゃけ今日のゲームはある意味予想の範囲内っていうか・・・

例年なら毎日選手のツイッターと記者のツイッター、各サイトで紅白戦や対外試合の結果、練習レポートなどを見て、知り合いが練習を見にゆくと聞けば、練習内容を聞いたりして情報を仕入れ、相手の状況を見つつ、オーダーを予想して試合展開を妄想してから見るのだが、今回のCSに関しては、普段の生活の中で目にするニュース(阿部が原カーテンで特訓したとか、村田がまぁまぁ状態が良くなったとか、GetSportsで内海と杉内の対談を見たり)だけの情報収集で、予想もせずに新鮮な気持ちで見た

予告先発が無い時点から駆け引きは始まってる、CS1stを戦った分だけ阪神のほうが選択肢は限られてくるわけだが、結局のところお互い、右で来るか左で来るかの読み合いだったと思う。阪神としては初戦を落とすと残り5試合で2ゲーム差をひっくり返さなくてはいけない勘定となって、かなり厳しくなるだけに、これまでの実績重視で岩田を持ってくるかとおもいきや、若武者・藤浪を起用してきた

一方の巨人は、内海でくるか杉内で来るかの2択だったと思うが、今シーズンの実績と阪神との相性で言えば杉内だったろう。しかし原監督は投手陣のリーダー内海を指名した。今シーズンは形に拘らない起用法をしてきた原監督なので、例えば、いきなり小山を持ってくるなんて奇策も可能性は0では無かったと思うけれど、リーグ優勝チームとして正々堂々とキャプテンを持ってくるあたり、迎え撃つ立場として王道で挑んだということなんだと思う

内海自身はポストシーズンは割りと得意だし、内海で勝てればチームは初戦から波にのることが出来るし、ってことで期待して送り出したことだろう

そうなると、キャッチャーはカトケンを指名したくなるのだが、そうすると阿部をファーストで使わなければいけないし、9月以降バッティング好調のアンダーソンをレフトで使うという形になる。何よりチームの大黒柱(阿部)を初戦から定位置以外で使うという形も嫌ったのだろう、原監督は阿部と組ませた

今シーズンの成績うんぬんは置いといて、ホームで迎える初戦に攻守のキャプテンを抜擢したことに間違いはないと思うのだが、個人的に誤算は阿部のリードにあったと思う

久々の実戦ならともかく、CSをすでに戦って身体が暖まってる阪神打線は、じっくりと球筋を見るなんていう事はせず、初球から積極的に振ってきた。その阪神打線に対して、内海とのコンビではよく見る光景の変化球から入るという配球のみならず、変化球のゴリ押しじゃね?というくらい投げさせたことが、「積極的に変化球を打つ」という(恐らくだけど)方針の阪神打線にハマってしまい、わずか8球で3失点を招いてしまうことになる・・・

変化球攻めが悪いと言っているのではないけれど、あくまでもストレートのキレがあっての変化球だし、曲げて落としてばかりだと、逃げのピッチングに見えるばかりでなく、投げている本人の攻めの気持ちもスポイルしているのではないかと心配しながら見てた。

僅差を守り勝つ野球が今シーズンの巨人だとしたら初回の3失点は致命的。

短期決戦は良い投手ばかりとの対戦になるわけで、ただでさえ攻撃力がこの期間中に上がったかどうか心配のある巨人としては、出来ればビハインドであっても最悪1点負けてるくらいで終盤にもつれ込みたかったはず。初戦で固くなり、不調だった選手は、いざ本番でかつてのスイングを取り戻せるか不安な中でゲームに入っているだろう状況下では、プレッシャーがかかり、攻撃の幅も狭まってしまう点差のビハインドは悪い方に流れてしまった

もともと荒れ球の攻略を得意としていない巨人打線が、荒れてはいるけれど四球を連発するほどではない藤浪に苦戦してしまったことも流れとしては悪くなってしまったが、それでも初回に阿部にヒットが出てれば、2回にアンダーソンが出塁した後、村田が7回のようなバッティングをしていれば・・・そこからズルズルと行ってしまうこともなかったかもしれないとタラレバを言いたくなる立ち上がりもまた誤算

それでも唯一の希望は飛ばしてるだけじゃなく、球数も多い藤浪だったので、中盤辺りで息切れしたところを捕まえられるんじゃないかと思っていたのだが、それが7回にきてやっとというところまで引っ張られてしまった

今日のゲームのポイントとしては初回の失点と7回のセペダってことになるんだろうが、その7回の運命の駆け引きは和田監督の藤浪続投と片岡に代打セペダを送るという采配対決で、結果的に阪神側に軍配があがったところで今日のゲームは終戦となった(涙)

セペダの代打に関しては、ネットでは色々と言われているようだけど、個人的には異論は無い。由伸がいたら一択だっただろうけど、ないものねだりをしても仕方ないしファームでは調子は上がってきていた。選球眼が良いセペダなので、原監督としては押し出しもしくは犠牲フライくらいは打ってくれるだろうという期待を持っていたのだろうが、結果は最悪のホームゲッツーで1点も入れることが出来なかった。

もしくは、セペダを代打に出すことで、藤浪から高宮にスイッチしてくれることを期待していたのかもしれない・・・そうなれば、代打の代打で大田なり、矢野、ロペスという切り札を切ることも出来た

なまじスイングスピードの早いセペダだっただけに、ゴロが早くてゲッツーになってしまったことと、藤浪を代えなかった和田監督の采配が今日のゲームを左右したポイントになったと思う

なので、原監督としても采配に???なところは無かったし、しっかりと巨人としての戦いをした上での敗戦だと私は思っているので、今日のところは初回にエンドランを仕掛けたり、変化球狙いを徹底させたり、藤浪を続投させるなどの采配がことごとく当たった阪神に勝利が転がり込んだということだと思う

最悪なのはチャンスも作れず無失点で終わってしまうことだったので、終盤になったとはいえ、こちらの4番にも一発が出て、さらにその後、連打であと一歩まで相手を追い詰めることが出来たのは良かった点だと思う。リリーフ陣の頑張りも評価に値するが、これが1点差とか同点での登板だったら今日と同じピッチングが出来たかどうか怪しいので、その辺に関しては伏せておく(苦笑)

まぁまだ始まったばかり。この時期に野球ができているのは12球団で4チームだけなわけだし、一喜一憂できるのも4チームのファンだけ。原監督の「中盤ぐらいから非常に力は抜けて、結果的にきょうは相手に軍配が上がりましたけど、あしたからまた戦いは続きます」という言葉を信じて応援するしつつも、それ以上に楽しませてもらおうと思いしか無いか・・・(汗)

管理人:みんぐ

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