ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

7/31 巨人 6-3 中日→ようこそカスティ!村田が打ってくれりゃ勝てるのよ

巨人 6-3 中日 → 対 中日:8勝6敗1分 東京ドーム

勝利投手:マシソン 42試合 3勝 5敗 2S

セーブ :澤 村 40試合 5勝 3敗 23S

敗戦投手:大 野 19試合 9勝 6敗 0S

投手リレー

巨人:ポレダ→マシソン→澤村 捕手:加藤

中日:大野→祖父江 捕手:桂

本塁打

巨人:村田6号3ラン

中日:遠藤2号ソロ

日テレG+ にて観戦

解説:桑田真澄 実況:平川健太郎

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東京ドームで行われた中日ドラゴンズとの15回戦。1点を追う打線は初回、長野のタイムリーヒット、きょう一軍登録された新外国人・カステヤーノスの勝ち越しタイムリ二塁打ですぐに逆転する。先発のポレダは7回3失点の粘投で試合をつくり、3対3で迎えた八回。2死一、二塁で村田が勝ち越し3ランホームランを放ち、試合を決めた。カステヤーノスは2安打1打点の上々デビュー。久々の東京ドームの試合を6対3で勝利した巨人は連勝を4に伸ばした

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巨人からすれば相性の良い大野とはいえ、リーグを代表する左腕相手となれば、そうそう点は取れないわけで、今日は1点を争う投手戦になり、先に点をやって方が圧倒的に不利になる・・・

なんて当たり前の予想をしてたら、いきなり遠藤に先制ホームランを浴びて、こりゃ厳しい展開になるなと覚悟して裏の攻撃を見てりゃ、エラー絡みとはいえ、いきなり3点取るとか(笑)

オーダーもそうだけど、今日の序盤は予想外の連続でどうなるのか全くわからなかった

何はともあれ、今日は新外国人のカステヤーノス(以後カスティー)とオーダーの変更に触れないわけにはゆかないだろう

単なる捻挫かとおもいきや、靭帯損傷で長期離脱を余儀なくされてしまった亀井に変わって上がってきた橋本がいきなり1番で先発出場にも驚きだけど、昨日から話が出ていたとはいえ、カスティーを初戦で5番起用とかかなり思い切った起用をしただけでなく、村田をファーストに持ってきた上での井端のサードとか、予想を大きく上回るオーダーで正直なところビックリした

唯一驚かなかったのが4番長野くらいかな(汗)

先日のファースト村田が単なる気まぐれでは無かった事に驚いたけれど、終わってみれば村田のヒーローインタビューにあるように、今までとは違う角度で見れたこと、慣れないポジションで常に緊張感を持てたことなどがバッティングにも良い影響を及ぼしたかのような4打点だった

まずは第1打席での犠牲フライが良かった。今までの村田だったら長野のタイムリー、カスティーのタイムリーで良い雰囲気になっても、凡退で勢いを削いでしまうという打席が多かったので、ここを犠牲フライで1打点稼げたことが後の打席を楽にさせたと思う

チームとしても1点ビハインドから2点とって1点上回るよりも、2点差をつけるほうが余裕を持って戦えるし、ポレダのモチベーションも大きく変わってくる

2打席目のヒットも良いポイントで打てていたし、3打席目のライトフライも内容的には決して悪いという感じではなかった

追いつかれてもつれた展開になってからの3ランホームランは、スイングの軌道も打つタイミングも完璧だった。これまでたまにホームランを打った時も、これをきっかけに!と願いつつ結局続かなかったけれど、今日の4打点は内容も結果も次に繋がりそうな気持ちを起こさせる希望を感じさせてくれたと思う。

その辺を加味してのファースト起用だとしたら、原監督の勝負勘というか視点が神すぎてちょっと怖くなるのだが・・・

そして本日初登場のカスティー

スカウトから色々と原監督に情報がはいっている上で、今日の練習を見ての5番起用という判断だと思うので、それほど練習で見た時の印象が良かったんだと思う。いきなりの実戦で大野相手では厳しいかと思ったけれど、初打席でタイムリーヒットを打つあたり、ひょっとすると持ってる類の選手なのか?という期待は膨らむ

解説の桑田氏はアッパースイングが気になると言っていたけれど、そういうスイングの選手が巨人には少ないので、個人的にはそこは気にならない。ヒットを打った2本はしっかりボールを上から叩いているし、空振りが多くて変化球に弱いという前情報の割には、しっかりボールを捉えているんじゃないかと思う

何よりもスイングスピードの速さと力強さは魅力的。決してホームランバッターではないけれど、東京ドーム、神宮、横浜と狭い球場の多いセ・リーグでは充分に大きな当たりも狙えそうだ。さらに2シームが苦手な巨人打線の中で、3Aとはいえ2シーム投手の多いアメリカから来ているだけに、周りが苦しんでいる時に打ってくれるかもという期待感も膨らむ

ま、1試合で何が見えるというわけではないし、すぐに相手も弱点を探ってくるだろうから、簡単に結論を出すのは難しいだろうけど、想像していたよりは順応性もありそうで、少なくともフランシスコが来た時に比べれば遥かに戦力になりそうだ(笑)

橋本と立岡をどういった形で併用してゆくのかわからないが、同年代の二人がお互いに結果を出してチーム内で争ってくれれば、ベンチの中も活気づく(その輪の中に本当は大田もいなければいけないのだが・・・・)

井端と阿部も相手に合わせて併用しながらファースト起用してゆけばいいだろう。今日のように阿部がスタメンから外れた場合、代打には由伸、阿部、堂上、吉川が控えている(ちと左が多いが)というのは他球団にとって脅威になるし、終盤までもつれたところでチャンスが来ればすかさず鈴木が登場する。鈴木、松本、吉川は守備固めにも使えるし、キャッチャー二人体制でも、緊急事態には阿部がいるとなれば、終盤になるほど守備も攻撃も厚みが増してくる。

まだまだファームにいる中で活躍してほしい選手はいるのだが、カスティーがそこそこ使えて、村田の調子がこれから上がってくるのだとしたら、現状は良いバランスで戦ってゆけるのかもしれないと、今日の勝利を見て思った

そして明日勝てば、待望の2カード連続3タテなんてのも見えてくる

初登板のネイラーに関しては全く情報が無いので、現状では対策の立てようがないが、ハヤトゥーが前回、待望の勝利を手にしたことで星回りが良くなり、持ち前のピッチングが蘇ってくるのであれば、連勝を伸ばすことが出来るかもしれない

理想は阪神とヤクルトが星を潰し合っている間に連勝を重ねて、週明けのヤクルト戦に入るときにはサラっと首位に立っている・・・って状態が理想なのだが・・・(汗)

管理人:みんぐ

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