ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/10 巨 1-10 中日 → さ~て、どうしますかねぇ…出口の見えないトンネルで

対 中日 10勝8敗3分 東京ドーム

勝利投手:大野雄 18試合 6勝 8敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 20試合 10勝 4敗 0S

・投手リレー
巨人:高橋→戸根→田中豊→大江 捕手:岸田
中日:大野雄→祖父江→藤嶋 捕手:木下

本塁打
巨人:岡本和36号(四回ソロ)
中日:京田2号(一回ソロ)、福田6号(二回ソロ)、京田3号(五回2ラン)、木下9号(八回2ラン)

日テレG+ にて観戦 解説:山本昌 実況:上重聡
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202109101index.html)
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レゲームショーの投稿で、「11勝目を手に入れてチームに勢いを!」って高橋優投手のことを鼓舞したつもりだったんですが、むしろ暗雲立ち込めたっていうか、今シーズンのチームの勝ち頭でも空気を変えることは出来なかったのかと、嘆いているところです。


とりあえず、アチコチのサイトやコメントをざっくりと見て、これを書いているわけですが、まぁ皆さんだいたい同じこと書いてますし、私も少なからず同意するところもあったりして、もう少し斜めからの視点でこじゃれた事を書こうとしたんですが・・・


無理ですね(笑)


なので、難しいことは書きません(いつもか)、とりあえず、世間の声の中の同意できる部分と、私の長文な観戦メモ(だいたい負けた時ほどメモは長い)の中から、かいつまんで・・・って感じゆきます。


チームが苦しい時ほど、ベテランの経験値に頼りたくなる気持ちはわからなくはないのですが、互いの先発オーダーを見た時に最初に感じたのは、「平均年齢違い過ぎね?」ってこと(汗)


原監督と言えば「実力至上主義」を開幕前はよく口にしますが、今のベンチ入りメンバーが果たしてそうなのか?と聞かれたら、???となるのはファンでなくても何となくわかる。2軍も苦戦している状態なので、「じゃあ、誰を使うんだよ!」ってツッコまれると、躊躇はしてしまいますが、少なくても実績重視ではなく、今の全選手の中で状態の良い選手を使うという点において、やはり疑問点は出てきてしまいますね。


一番大きな問題点は、現在好調の岡本の前にランナーを貯められていないこと、さらにランナーを貯めた状態で回したとしても勝負してもらえないだろうこと。になるでしょうか?
言い換えれば、1、3、5番問題で、4番にチャンスで回すための上位打線の出塁率が低いことと、5番の打率が低いのが問題になり、結果的にそれが繋がりの悪さを招いているのではないか?ってこと。


坂本は自身の体調が思わしくなくても、その場に応じたバッティングを心がける選手ですし、何よりも今日も見てわかるように、守備面で欠かせません。この試合で言えば、3回の攻撃が一番わかりやすくて、陽岱鋼、坂本が出塁しましたが、2アウトとはいえ続く吉川が出ていれば、序盤でどうなっていたかわからない展開で、結果論で言えば次の4回に岡本がホームランを打っているわけで、余計に2アウト満塁で回っていたら・・・?ってタラレバを言いたくなってしまいたくなる展開でした。
結果的に吉川は4打席凡退でしたが、すべて内野ゴロ、個人的には内野ゴロOKの選手だと思ってますが、4つの内、3つが引っ張っての内野ゴロなので、せっかくの足を生かすことが出来なかったのが残念。
大野相手に難しい作業なのはわかっていますが、ポンポンと先取点を取られた後だったので、4回ではなく、ここで点を奪えていれば、その後の展開も変わっていたのではないかと思うと、吉川にはもう一段上のレベルで相手を苦しめることが出来るスキルを身につけて欲しいなと思いました。
(2アウトとはいえ満塁で岡本であれば、大野も勝負せざるを得ないし、四球を嫌い、配球の幅も狭まったはずなので)


岡本に関して言えば6回のレフトフライ、8回のセンターフライもいずれも、僅かに打ち損じてしまった打球ではあったので、やはり彼に託すしか得点の絵が描けないのは現実で、チャンスで回して結果的に凡打ならしょうがないと諦めることも出来るという点で、今、やるべきことは如何にして岡本の前に(勝負を避けられることない状況の中で)ランナーを貯めるか?という1点に拘るべきかなと。


相手投手との相性や、ゲームの状況によって最適解は刻々と変化はしますが、スコアラーのデータと選手の状態を天秤にかけながら、今は綺麗なヒットやホームランではなく、如何にしてチャンスで4番に回すか?
そこに集中して欲しいなと思います。


個人名を上げてしまえば、DeNA戦で最後に意地を見せ、「次に繋がる」と原監督に言わしめた中田と丸に関しては、繋がらなかったわけで、「実力至上主義」目線で言えば、今は”実力がない”と言わざるを得ません。
一方で陽岱鋼は今季初の先発出場が1番という抜擢でしたが、全打席において大野を攻略することに集中してましたし、9回のナカジの粘りは「今はボールが見えている」というのを感じさせるに十分でした。
二人ともベテランで、若手を起用して欲しい私の意には反しますが、むしろ今の若手以上に若手らしいがむしゃらさを感じたという点で、この試合での評価は高いです。


現時点で岡本が歩かされる状況は絶対に作れないとするなら、坂本を5番において、1~3番はとにかく出塁率の高い順に並べるというのも手かもしれません。


あくまでも個人的な意見を言えば、八百板、湯浅、秋広の方が出番に飢えてて、食らいつくという点で見たい選手です。
(ま、実際にやれば、消化試合かよ!って言われてしまいそうな気もしますが、今この瞬間、中田、丸、廣岡、立岡よりもワクワクするのは確か)


そして、これもネットもツッコミの多かったポイントですが、勝負の1週間と銘打ったヤクルト、阪神との戦いで、中5日、中4日を駆使した結果、先発投手もブルペン疲労がたまり、負の連鎖になっているのが現状。
阪神戦で勝ち越しでもしていれば、僅かに余裕が出来て、元に戻すことも出来たでしょうが、1勝も出来なかっただけでなく、DeNA戦でも勝てなかったことで、さらにローテを詰めるかも?という悪循環を生みそうなのが怖いですね。


中5、中4で勝てなかったわけですから、逆の発想で中6に戻すか、場合によっては中7にしてもいいくらいで、まずはローテ投手の疲労を抜く。ブルペンデーを設けるのはさらに崩壊するので、菅野、山口、戸郷、高橋優、メルセデスは固定でいいですが、そこに若手を1枚絡めましょう。
間隔を詰めて、この5人で勝てないのなら、負けてもいい前提で若手枠の1敗は想定内とした上で、この5人は最低でも中6で回すと固定した方が、より長く投げれますし、長く投げれば中継ぎの負担が減ります。


現状では、勝ちパのはずの大江が敗戦処理に回っているような事態が問題で、大竹、高木京らも含めて、ブルペンを抹消を含めた10日間間隔でスケジューリングしないと、最後の最後で誰もいないという事になりかねないなと心配になります。
古川、堀岡らも馬力がありますし、1軍よりも調子が悪いと言われている2軍の中でも、光るものを持っている選手は今でもいます。


残り20試合を切ると、もう冒険は出来ませんから、そこに行きつく前に、ベテランの力を借りるのではなく、若手の力を借りるという形が取れないと、調子が上がるのを持っている間に、ペナントが終わるという事になってしまうのではないか?


というのが、野球素人のカミさんの意見です(笑)
(でも、かなり的を得ている)


もうネガティブ記事は辞めようと思っていたのですが、さすがに勝ち頭が負けて、投高打低と言われていた中日に4被弾を含む2桁失点をしてしまっては、ポジティブ要素を連ねることの方が難しかった(涙)


解説の山本昌氏にも忖度されたコメントをいただくのも申し訳なかったし、もっと緊迫感のあるゲームを見せて欲しかったのもあって、精神的もきついゲームでした。
(プレーしていた選手はもっと疲労していたことでしょう)


とはいえ、明日のプレゲームもポジティブ投稿しますんで(笑)

 

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