ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」9/29 巨 0-5 中日 → 手も足も出なかった感じ…守りに綻びも

対 中日 10勝11敗3分 バンテリンドーム

勝利投手:松 葉 12試合 6勝 3敗 0S
セーブ :
敗戦投手:高 橋 23試合 11勝 6敗 0S

・投手リレー
巨人:高橋→鍵谷→戸根→田中豊→畠 捕手:小林
中日:松葉→田島→福→祖父江→藤嶋 捕手:木下

本塁打
巨人:
中日:

TBSチャンネル1 にて観戦 解説:吉見一起 実況:西村俊仁(CBC)
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/G/result/202109291index.html)
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まずは、頭部に打球を受けた松葉投手に何事もなくてよかったです
(一夜明けて、症状が出る場合もあるので、まだ心配ですけど)


バンテリンドームは、ホームチームの投手に有利を言われますが、他球団の投手も投げやすいということもあって、前日の戸郷もナイスピッチングでした。
今日の高橋優も決して苦手とはしていないので、投手戦の中でねばり強く投げて欲しいと思っていたのですが・・・攻撃はともかく、守備力重視のバッテリーでミスがあったのは誤算でした


小林に攻撃面での貢献は余り期待していなかっただけに、せめて守りの方は・・・と思っていたのですが、今日はポロポロとこぼすことが多かった。それならそれで、攻撃の方で名誉挽回をと祈ったのですが、チャンスでボールにバットが当たらない、当たったと思えば守備範囲・・・と攻守において、今日は空回りになってしまいました。


とはいえ、高橋優、小林のバッテリーだけに敗戦の責を負わせるつもりはありません、9イニングを通じて三者凡退で終わったのは5回、9回だけでしたから、決してチャンスがなかったわけではありません。毎度のことになりますが、集中打を浴びせることが出来ず、散発になってしまった打線もまた、反省すべき敗戦です


ナオマツコンビで、それなりにチャンスメーク出来ていたのに、松原を1番、丸を2番、吉川を7番に持ってきた打線。
丸の状態が上がってきた?もしくは無理やり上げようとした?という打順変更に思えましたし、吉川を7番に持ってきたのは下位からチャンスメークをして、上位に繋げようとしたのかもしれません。そもそも、ナオマツ、サカオカで勝てていないので、何かを変えたいという単純な理由だったということも考えられますが、


問題はそこではない気がする


って思ったのは、私だけではないでしょう


チームが暗い状態だからこそ、勝ち頭となっている高橋優には、最低でも前日の戸郷と同じ、7回1失点くらいの結果を期待していたのですが、そこまで耐えられませんでした。
連敗中だからこそ、12勝目を手に入れて、チームに活を入れて欲しかったんですけどね(涙)
とはいえ、内容は決して悪くはありませんでした、相手を圧倒するピッチングこそ出来ませんが、もともとそういうタイプでもないし、打てそうで打てないという高橋優の個性はそれなりに出ていたと思います。
小林がポロポロこぼしてしまったのも、個人的にはいつもよりもボールの動きが良かったからだと、前向きに解釈していますが、それを考慮しても、コースとタイミングだけでなく、球威で押し込む場面が見たかったなと思います。


それにしても、鍵谷・・・解説の吉見氏にもツッコまれてましたけど、いつの間にか、敗戦処理扱いになっているの?
鍵谷、戸根、田中豊と勝ちパではないですよね?って言われているのを聞いて、ちょっと悲しくなりましたが、今季の登板数を考えたら、そりゃ疲れも溜まってるよなぁ~と同情する部分も・・・


開幕前は、勝ちパターンを2つ作りたいと言っていた宮本コーチですけど、蓋を開けてみれば、故障だなんだとあったにせよ、普段なら勝っている時に投げる投手も僅差ならビハインドでも投げる形になり、今日の最終回も畠は私の中では勝ちパの一人だと思っているにも関わらず、0-5の展開で投げている。


ゲーム展開を見ながら、今日は自分の番がある?ない?と計算しながら肩を作っていると思うけど、今季の巨人に関しては、ゲームの状態に関わらず、ワンポイントで起用される可能性もあって、心休まる暇がないくらい、ブルペンは常に稼働状態で、そのしわ寄せが来てないか?って皆が心配しています。


7、8、9回を固定出来ないことが、臨機応変に相対する今年のスタイルだと思ってはいますが、シーズン終盤に来て、結果的にはそれが崩壊を招いてしまったかも?と思えば、反省すべき点は多いですし、そもそも先発が5回持たずという展開の多さを考えると、ゲーム序盤から準備を強いられる状態にしてしまったベンチの責任は決して軽くないと言えるでしょう。


野手は何とか投手を助けたいと思っていますから、それがプレッシャーになり、投打の噛み合わせが悪くなる。
これまた、私が言うまでもなく、アチコチで散々言われていることで、巨人が今の状態に甘んじている原因の一つになるかと思います。


あと、今年の特徴として、例年以上に寝た子を起こしてしまうことが多い気がします。
まだ僅差で首位争いをしている時は、カードの最終戦で起こしてしまい、翌日以降に対戦する球団に迷惑をかけることが多かったのですが(笑)9月に関しては、寝ていたはずの打線を、カードの初戦で起こしてしまって、自分たちが苦しくなるというのパターンが多いような気がします。
阪神戦、今回の中日戦は特に)


こういう連鎖だと、こちらに流れが来るのはなかなか難しいですし、前日に「もう1敗も許されないところまで来ている」と書いた手前、ほぼ詰んでいるに近いと思います。特に今日は、阪神、ヤクルトも負けただけに、独り勝ちして僅かでも差を詰めなければいけなかったわけですからね。


明日は明日で、大野 vs メルセデスと、不安の方が大きい戦いではありますが、間を詰めて戦うと指揮官が決断し、選手もそれに応えようとしている以上は、声援で後押しをするしかありません。

 

追記
代打で秋広が出ましたけど、起爆剤として使うなら、先発でも良かったかもしれません。
とりあえず、オーソドックスにゆくのか、奇をてらうのか、攻撃力重視なのか、守備力重視なのか、その辺だけははっきりさせて欲しいなと・・・
(今日の場合は、守備力重視だったと思いますが、それが失敗したので、余計に悩みそうですけど)


あ・・・結構、ディスりましたけど、まだあきらめてませんよ、明日勝って、月も替われば流れが変わるかも?って僅かな望みに賭けてますし(汗)

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/

 

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