ジャイアンツ愛のみんぐ、全試合レポート

巨人戦、全試合をレポートすることを目的に10数年やってます

「ジャイアンツ愛のみんぐ」5/26 巨人 2-1 阪神 → これをきっかけにしなきゃダメだ!西舘初勝利オメ!

対  阪神  6勝5敗1分 甲子園

勝利投手:西舘 (1勝2敗0S) 
セーブ :バルドナード (1勝0敗4S) 
敗戦投手:岩崎 (2勝2敗8S) 

・投手リレー
巨人:菅野、船迫、高梨、西舘、バルドナード 捕手:小林、岸田
阪神:才木、桐敷、石井、ゲラ、岩崎、漆原 捕手:梅野

本塁打
巨人:岡本和 9号(9回表ソロ) 
阪神

SkyA にて観戦 解説:掛布雅之 実況:中井雅之
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Giants Official Web
(https://www.giants.jp/game/20240526_26001_1/)
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レポートを書くにあたって、書き始めをどうするか、めっちゃ悩んだ


本当は菅野のピッチングから触れるべきなんだろうけど・・・やっぱコレ


岡本さんナイスバッティング!!!!!


1打席目のライトライナーの時点で、お?なんか変えた?って思い、3打席目のライトフライの時は 「そうそう、それ!それが見たかった!」 ってテレビの前で膝を叩いてからの、9回センター方向への同点ホームラン。


恐らく、昨日までの岡本だったら、もう少し始動が早くてバットの先になってしまい、ポップフライになっていたと思う。
浜風を考えると引っ張りたくなってしまうが、そこをグッとこらえて逆方向へ。
真芯で捉えれば、逆方向だろうがスタンドへ持って行く力はあるわけで、そこを思い出してもらいたかった。
3打席目のライトフライは軸足にしっかり体重が乗って、ボールを捉えていた。その感触が残っていたからこそのホームランだったと思う。


岡本の中で「これでイイんだ!」って感触が手に残っていれば、この先も期待できるのではないかと思う、いや、思いたい。

この感触は絶対に忘れないで欲しい



0-1で9回、ストッパーのゲラ。この時点でほぼ9割9分敗北を覚悟していたであろう甲子園の巨人ファンとテレビの前のファンが歓喜した姿は想像に難くないし、下を向きかけた土壇場で4番が放った同点打は、チームに勇気を与え、相手にダメージを与え、それが10回の勝ち越しに繋がったはず


10回の小林のヒットからの、ベテランの送りバント、代打岸田の右打ち、丸は歩かして坂本勝負かな?って思ってた中で、勝ち越しの犠牲フライ。
昨日のレポートの締めにも書いたけど、小林ってなんか、こういう奇跡的な勝ちゲームの時に絡んでくるから不思議
これまで何度も言ってきたけど、今の巨人は得点圏(2塁)に単にランナーを進めるだけでは点が取れない(8回の攻撃がいい例)。とにかく1アウト以内でランナーを3塁に如何にして送るかってことがキーになる(それでも点が取れないことが多い)ので、延長でまだ負けてる状態ではなかったから、重信を走らせてから送るかと思っていたけど、岸田がうまく進塁打を打ってくれた。
ここ数試合、ちょっと強引なところがあったけど、この打席ではボールに逆らわず柔らかいバッティングをしてました。


ただ、そこに至るまでにチャンスはそれなりにあって、相変わらず得点圏でゲッツー、2アウトになってからチャンスを作って点にならず・・・という形が多く、才木相手にチャンスを作れど攻略するには至らなかったのは残念。


萩尾は折角チャンスをもらったのに、相変わらず「ファーストストライクは絶対に打たないマン」で高めの甘いスライダーが来たのに振らず、追い込まれてからストレートを空振り三振。速いストレートは壊滅的に打てないんだから、そこは自分で考えないと・・・ライバル(でなきゃいけないはず)の森下が初球から積極的にスイングしてくるのを見て、何か感じないのだろうか?って、ちょっと歯がゆくなってしまう。
6大学三冠王の称号はマグレでは取れないのだから、もっと自信をもって打席に立って欲しいし、期待している選手だからこそ、もう一皮剥けて欲しいなと願ってる。


そして菅野・・・


コンディション不良で登板を飛ばした後だけに、どうなのか心配していたけど、珍しく初回から飛ばしていた印象。序盤からストレートは 150km/h前後出ていたし、スライダーのキレもコントロールも素晴らしかった。
阪神打線が調子悪いことを差し引いても、6回までは打てるボールはほとんど無かったと言っていい。山崎伊の完封や戸郷のノーノーが刺激になっているだろうことは想像できるし、本人もチームを勝たせたい気持ちは強かった。


7回は森下に打たれたのが2ベースってのが痛かった、渡邊に打たれたインコースギリギリの球は欲を言えば、あとボール1個低ければ内野ゴロだったろうけど、あれは打った方を褒めるしかない
船迫に交代することになってしまったが、最後の最後でギアをもう一段上げれば、菅野もピンチは切り抜けていたのではないかと思うけど、ゲームを落ち着かせる意味でも投手交代というインターバルが必要だと阿部監督は判断したのだろうし、ピンチで動じない船迫に賭けたように感じた。
(大山へのスライダーが高めに浮いてしまったのも決断するきっかけになったかな)


ただ、6回までノーヒットは初戦に続いて、今日もそんなこと(ノーノー)があり得るか?って期待を抱かせてくれたし、やはり今季の菅野は頼もしいと思わせてくれたし、結果的にチームが勝利したことで無傷のままでいられていることも良かった


勝利投手となった西舘は中継ぎなので、巡り合わせの関係でってことになるが、1勝も出来ずに終わる投手も多い中、節目となる記念ボールを手に出来たのは素晴らしい事
今日はストレートを軸に攻めのピッチングが出来ていたし、ヒーローインタビューでも大事なところで使ってもらっていると自分の役割と責任を理解しているようだから、まずはケガ無くシーズン最後までいれることを目標にしてくれれば、そこで足りないものや伸ばしたい部分が見えてくると思う。
今は大事に使ってもらっているから、無理はしていないだろうけど、その環境に甘んじることなく、身体をいじめるところはいじめて、骨太な投手に成長してもらいたい。


何にせよ、阪神ソフトバンクとの2カード連続での首位チームとの戦い、甲子園で最悪の結果になったらドツボにハマるところだったけど、結果的には2年ぶりに甲子園での勝ち越しってことで最高のカードになった。
昨年は散々だった対戦成績も1つ勝ち越しになったし、去年は阪神と広島とが互角だったらシーズン終盤はもっと熱い戦いになっていたはずなので、苦手チームを作らず、とにかく全チームと互角に戦い続けたい。
(その中でお得意さんが出来れば最高だけど)


勝ち越したとはいえ、3試合で3点しか取れてない事実はしっかりと受け止めて、強打のソフトバンクに立ち向かって欲しい。
このカード勝ち越しと、岡本のホームランは絶対にきっかけにしなければいけない


追記:
今日負けてたら、明日は戸郷のノーノーの録画試合をもう一度見ながら酒を浴びるしかないと思っていたので、意味合いの違う酒をスポーツニュースのハシゴをしながら飲めるのは最高だ(笑)


追記2:
ファームではようやく秋広にいい放物線の一発が出た。ヘルナンデスにもヒットが出たし、巨人の5番問題は解決してないので、ヘルナンデスについては、この先もチェックはしてゆきたい。
また、畠と今村は中継ぎ登板ではあるけど、結果を残し続けているので、ローテが苦しくなってきた現在、調子が良いうちに彼らの力を借りるのもアリかなと思っている。

 

それにしても…野球見てるだけなのに、こんなに胃の痛い3試合だったのは久しぶりだわ

 

管理人:みんぐ
http://ameblo.jp/ming-maro/
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